リュート・胡弓

リュート・胡弓リュート・胡弓
リュート                   胡弓(ベトナム製)  

リュートとは、一般的には、胴の横を膝の上に乗せるか、ストラップ(帯)で肩から 吊るしてギターのように構えて座奏する楽器のことです。
ペルシアからアラビアに伝わったウードがもとになって、中世のヨーロッパに入り普及、18世紀末まで独奏・合奏に用いられました。

胡弓とは、中子先を両膝の間にはさみ、縦にかまえて、馬毛をゆるく張った長い弓で弦を擦って座奏する楽器のことで、女性の場合は、中子先を専用の台にたてたり、中子先を短くして楽器を膝上におくこともあります。
胡弓は本来、日本の楽器(和楽器)ですが、広義には東洋の擦弦楽器の総称で、 中国の二胡(にこ)などを指すことがあります。

リュート・胡弓の登場する、主な昔話。

ふしぎな楽人
ロバの王子
ふしぎな胡弓

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