福娘童話集 > きょうの新作昔話 >イヌとキツネの裁判
2016年10月 3日の新作昔話
イヌとキツネの裁判
イソップ童話 → イソップ童話とは?
大切な物をなくしたイヌが、いつも嘘を言うキツネが盗んだと思ってキツネを訴えました。
全く身に覚えのないキツネは、裁判で自分は無罪だと主張します。
そこでサルの裁判官が、こんな判決を下しました。
「イヌ君が何を取られたかは知らないが、キツネ君がどんなに否定しようとも、キツネ君がそれを盗んだに違いない」
日頃から嘘を言う人は、たとえ本当の事を言っても信用されません。
おしまい
|