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2017年 9月 4日の新作昔話
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傷を負ったオオカミとヒツジ
イソップ童話 → イソップ童話とは?
オオカミがイヌたちにかまれて傷を負い、命からがら自分のねぐらに帰ってきました。
オオカミはお腹が空きましたが、傷が痛くて水も飲みに行けません。
そこで、そばを通りかかったヒツジを呼び止めて頼みました。
「ヒツジ君、ヒツジ君。悪いけど、川から水をくんで来てくれないだろうか。食べ物の肉は、自分で何とかするから」
するとヒツジは、見透かしたように言いました。
「あなたは水だけでなく、肉も私から手に入れるつもりでしょう」
悪者の企みは、簡単に見透かされます。
おしまい
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