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福娘童話集 > きょうの新作昔話 >彦一のウナギつり 彦一のとんち話

2026年7月6日の新作昔話

イラストタッチでイラスト大 無断転載禁止
彦一のウナギつり

イラスト 「愛ちん(夢宮愛)」  運営サイト 「夢見る小さな部屋」

彦一のウナギつり
彦一(ひこいち)話 → 彦一について

アニメサイズ Max 1920×1080 字幕「日本語」「英語」「中国語」「客家語」 (youtubeの設定で変更可能)

イラスト 「愛ちん(夢宮愛)」  運営サイト 「夢見る小さな部屋」

※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先

投稿者 ナレーター熊崎友香のぐっすりおやすみ朗読

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投稿者 「癒しの森っ子

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投稿者 「きべだよ。

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投稿者 「眠りのねこカフェ

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制作: ぐっすり眠れる癒しの朗読【壽老麻衣】フリーアナウンサーの読み聞かせ

♪音声配信(html5)
音声 ☆横島小次郎☆

♪音声配信(html5)
朗読 : stand.fm 「癒しの森 朗読セラピー」

 むかしむかし、彦一(ひこいち)と言う、とてもかしこい子どもがいました。

 ある日のこと、彦一は肥後(ひご→くまもとけん)の国ざかいの川へ、ウナギつりに出かけました。

彦一のウナギつり

 けれどこの日はどうしたことか、ウナギがさっぱりつれません。
 つれる場所を探して川の上流へ上流へとのぼって行くと、いつの間にか隣の国の領地(りょうち)に入ってしまいました。

彦一のウナギつり

彦一のウナギつり

「まあ、誰にも見つからないだろう」

彦一のウナギつり

 彦一がつりを始めると、今度はおもしろいようにウナギがつれます。

彦一のウナギつり

彦一のウナギつり

 するとそこに隣の領地のさむらいがウナギつりにやって来て、彦一を見つけました。

彦一のウナギつり

「やい、やい、彦一。ここは、わしの殿さまの領地の川じゃ。お前がつったウナギを残らずよこせ」

彦一のウナギつり

 ところが彦一は、少しもあわてません。

彦一のウナギつり

「おらは、八代(やつしろ)の川を大きなウナギが何百匹ものぼるのを見て、それをつりに来たまでじゃ。八代のおれが八代のウナギをとって、どこが悪い」

彦一のウナギつり

「ふむ、それはそうだが、八代のウナギとわしの領地のウナギとを、どうして見分ける事が出来るんだ。へりくつをぬかすな」

彦一のウナギつり

彦一のウナギつり

「いいや、見分けるなど、わけもない」

彦一のウナギつり

 彦一は大きなウナギをつりあげると、

彦一のウナギつり


「これは、八代からのぼってきたやつ」
と、自分のビク(→さかなを入れるカゴ)に入れ、小さいのがかかると、

彦一のウナギつり

「これは、そちらのウナギ」

彦一のウナギつり

と、さむらいのビクにポイと投げ入れました。

彦一のウナギつり

 そうして彦一は、大きいウナギだけを持って帰りました。

おしまい


おまけイラスト

釣ったウナギは町に行って。
彦一のウナギつり

見事に売れました。
彦一のウナギつり

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