福娘童話集 > きょうの日本民話 福娘童話集 きょうの日本民話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
     8月13日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
左利きの日
きょうの誕生花
さぎそう
きょうの誕生日・出来事
1973年 篠原涼子(俳優, 歌手)
  8月13日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
朱の盤の化け物
きょうの世界昔話
つぐみのひげの王さま
きょうの日本民話
ハリセンボンになった嫁さん
きょうのイソップ童話
神さまの像をはこぶロバ
きょうの江戸小話
番町皿屋敷
広告
 


福娘童話集 > きょうの日本民話 > 8月の日本民話 >ハリセンボンになった嫁さん

8月13日の日本民話

ハリセンボンになった嫁さん

ハリセンボンになった嫁さん
富山県の民話富山県情報

 むかしむかし、富山のある港町に、息子のお嫁さんをいつもいじめるお母さんがいました。

 ある日の事、隣の部屋で自分の裁縫箱(さいほうばこ)をのぞいていたお母さんがお嫁さんにむかって、
「あんた、わしの針山から針をとったね! 一本、たりないんだよ!」
と、言いました。
 むかしの裁縫道具は、女の人の大切な嫁入り道具の一つでした。
 誰もが嫁入りの時に自分の裁縫箱を持って来て大切にし、家族でも勝手にさわる事はしませんでした。
「違います。あたしは知りません」
 お嫁さんが何度も言いましたが、お母さんは聞き入れません。
「まったく、なんて嫁だろうね。人の物を盗んでおいて、知らないだなんて。人の針を使ったからって、下手な裁縫がうまくなるはずはないのに」
 お母さんはそう言って、ネチネチとお嫁さんをいじめました。
 お嫁さんはお婿さんに相談しましたが、お婿さんはお母さんの味方で、お嫁さんをかばってはくれません。
「実家に戻っても、両親に恥をかかせるだけだし。・・・あたし、どうしたらいいんだろう?」
 すっかりまいってしまったお嫁さんは、ふらふらと冬の海へ行くと、そのまま身を投げてしまいました。
 それを知った村人たちはお嫁さんの遺体を探しましたが、静かだった海は大荒れになってしまい、お嫁さんの遺体は発見されませんでした。
 そしてその代わりに手まりに針を千本も刺したような不思議な魚が、波うちぎわに何十匹もうちあげられていました。

 土地の人たちはこの魚を『ハリセンボン』と呼び、海に身を投げたお嫁さんを供養するために、どこの家でも半日だけ針仕事を休むようになったという事です。

おしまい

前のページへ戻る


きょうの日本民話
ミニカレンダー
<<  8月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
女の子応援サイト -さくら-
誕生日占い、お仕事紹介、おまじない、など
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識