りんご病
(伝染性紅斑)

りんご病(伝染性紅斑)

こんな病気
 両方のほおが、りんごのように赤くなり、少し盛り上がります。
 1〜2日すると、発疹は腕や足にもあらわれ、真ん中が薄く、周りが赤いレース模様のようになります。
 ただし熱は、出たとしても微熱程度。
 発疹も1〜2週間でおさまります。

治療
 安静にするほどの病気ではありません。
 ふだんどおりに生活してください。
 ただ、入浴したり日光に当たると、かゆみが強くなることがあります。
 発疹が出ているときは、日光は避けて家の中で過ごしましょう。

その他
 りんご病の原因は、ヒトパルボウイルス。
 感染力があるのは、発疹が出る前1週間くらいの間です。
 発症した時点では、すでに人にはうつりません。
 ですから皮膚症状だけで、幼稚園や学校を休む必要はありません。
 ただし、 妊婦さんはりんご病の原因であるヒトパルボウイルスに注意が必要です。
 妊娠12〜20週に感染すると、胎児が胎児水腫という重い貧血になることもあります。
 妊娠初期なら、流産することもあります。

戻る トップへ