ヘルパンギーナ

こんな病気
   高い熱が出て、のどが痛くなる夏かぜの一種。
   のどの奥に、赤い粘膜疹や白い水疱ができます。
   痛がって、食が進みません。
   原因は、エンテロウイルスの中のコクサッキーA型ウイルス。
   夏に流行します。
   熱は2〜3日で下がり、のどの痛みも、しだいにおさまります。
治療
   ヘルパンギーナは、高熱とのどの痛み以外は症状が軽く、あまり心配することはありません。
   赤ちゃんが夜間に熱を出し、ほかにけいれんなどの症状がなければ、翌朝、受診すれば大丈夫。
   治療は、ふつうのかぜと同じです。
その他
   のどの水疱がひどくなると、よだれを飲みこむのさえ痛いものです。
   食事は、やわらかい、のどごしのよいものにします。
   おかゆやうどん、豆腐、アイスクリーム、ゼリーなどが喜ばれそうです。