インフルエンザ
こんな病気
   ふつうのかぜよりも症状が強く出るのが特徴です。
   もっとも多くあらわれるのが高熱と悪寒で、粘膜の炎症から起こるのどの痛み、せき、鼻水のほか、関節痛、筋肉痛、全身のだるさ、下痢、嘔吐などの症状があらわれることもあります。
治療
   かぜのウイルスに直接効果のある薬もできてきました。
   でも、ふつうは症状をやわらげる対症療法が行われます。
   せきがひどいときは、せきを止める薬ではなく、たんをやわらかくして出しやすくする薬が処方されます。
   炎症を起こしている鼻、のど、気管支などを守るため、抗生物質が処方されることもあります。
その他
   発熱や嘔吐、下痢のための脱水症状に気をつけ、水分を十分に補給します。
   熱が下がっても、2〜3日はウイルスが排泄されることがあるので、ほかの人への感染を防ぐ意味でも休養が必要です。