鼠径(そけい)ヘルニア
こんな病気
「鼠径(そけい)」はももの付け根の部分、「ヘルニア」は体の一部が突出することです。
ももの付け根のところに腸が飛び出して、丸くふくれる症状を「鼠径ヘルニア」と呼びます。
陰のうの中に腸が出てふくれることもあります。
左右片側に起きることが多いのですが、約1割は左右両側に起こります。
男の子に多く、女の子にも起こります。
治療
鼠径ヘルニアが見つかった時点で、早めの手術をすることが一般的になっています。
その他
生後3か月までにあらわれたものは、まれに自然に治ることもありますが、生後5か月以後なら手術をして治したほうがよいでしょう。