虫垂炎(ちゅうすいえん)
・もうちょう
こんな病気
おなかの右下のあたり、盲腸の先端にある小さい突起が「虫垂」です。
ここに炎症が起こる病気が、「虫垂炎」。いわゆる「もうちょう」です。
はじめ、おへその周りやおなかの上のほうが痛くなり、だんだん痛みがおなかの右下に移ってきます。
微熱が出て、吐いたりすることもあります。
治療
虫垂炎の手術は、炎症の軽いうちなら短時間ですみ、入院も1週間くらいです。
まれですが、経過を見ながら抗生物質で治療することもあります。
その他
虫垂炎のとき、おなかを温めてはいけません。
子供が「おなかが痛い」と訴えるとき、素人判断は禁物です。