溶連菌感染症
(ようれんきんかんせんしょう)

溶連菌感染症

こんな病気
 急に高い熱が出て、のどの痛みとはれ、嘔吐、頭痛、腹痛などの症状が見られます。
 首のリンパ節がはれたり、中耳炎や筋肉痛、関節痛などがあらわれることも。
 その後、小さな発疹が全身にたくさん出ます。
 はじめ舌に白いコケがつき、3〜4日すると、赤くブツブツとした「いちご状舌」になるのも、特徴的な症状です。

治療
 治療には、抗生物質が使われます。
 1〜2日で熱が下がり、のどの痛みもとれますが、症状がおさまっても、菌が完全に消えたわけではありません。
 医師の指示通りに、最低10日間はきちんと飲みましょう。

その他
 学童期の子供に多く、3歳以下の場合、感染しても症状がはっきり出ないことが多いのです。
 熱や発疹がなく、ふきげんになったり、リンパ腺がはれたりします。
 かぜと見分けがつきにくいので、2日以上のどがはれるとき、高熱が続くときは小児科を受診してください。

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