おたふくかぜ

おたふくかぜ

予防する病気
おたふくかぜ

接種期間
1才以上で1回。
1才代のころに感染することは少ないのですが、年をとるにつれて、かかったときに重症になっていきます。
1回で十分な免疫がつきますから、2〜3才までには、受けておくといいでしよう。

接種方法
生ワクチンを注射で接種。
接種後から、体内でワクチンが増殖し、約1カ月間で、十分な抗体ができます。
3〜9才くらいがかかりやすく、一度かかれば終生免疫がつきます。
発熱や耳下腺の腫れが主な症状で、ときには髄膜炎を起こすことも。
幼稚園などで集団流行しやすい病気です。

副作用
接種後2〜3週間後、耳下腺の腫れや発熱が100人に2〜3人の割合で見られますが、一時的な物で心配ありません。
また、1200件に1例程度、接種後2〜4週間以内に無菌性髄膜炎を発症したというケースが報告されています。
敏感な子には、軽くおたふくかぜにかかったような症状が出ることがあります。

その他
任意接種なので、受けようかどうか迷っています
小さな子どもが、おたふくかぜにかかった場合、おたふくかぜ自体の症状は軽くすむことが多いのですが、髄膜炎、難聴、膵炎などの重い合併症があるので心配です。
これらの合併症が起こらないようにするためにも、ワクチンを接種してかからないように、また、かかっても軽くすむようにしておいたほうが安心でしょう。

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