・お仕事の内容
　介護福祉士とは、お年寄りや体の不自由な人の手助けをするお仕事。
　具体的には、介護を必要とする人の食事、入浴、排せつや、買い物、調理、掃除、洗濯などの家事まで日常生活に関わる全般の援助を行い、本人ができるだけ自立した生活が送れるように援助する。また、家族に対して介護の指導も行う。

　介護福祉士には、福祉関係の知識はもちろん、栄養学や調理、心理学、医学一般などの知識とリハビリテーション技術が必要。

・お給料
　初任給12万円〜　平均年収252万円

・勤務形態
　正社員、契約社員、パート、登録型ヘルパーなど


介護福祉士の主な職場としては、などの社会福祉施設が挙げられる。労働条件などは勤務先により異なる が、入院患者のいる病棟や老人ホームなどではシフト制の勤務になることもある。スタッフの数が不足している職場も多く、極めて多忙かつ体力を使う仕事だ。

・勤務地
　病院やリハビリテーション施設、特別養護老人ホームなど。

・休日
　不定期
　週１〜２日

・勤務時間
　１日８時間ほど

・なるための流れ
　高校、短大、大学を卒業→福祉系専門学校・社会人向けスクールを卒業→国家資格「介護福祉士」に合格→デイサービス施設・特別養護老人ホームに就職→あこがれの介護福祉士に。

・必要な資格
　必須の資格はありませんが、就職先によってはホームヘルパー２級以上、介護福祉士の資格が求められます。

　資格試験は筆記と実技に分かれ、社会福祉概論、老人福祉論、障害者福祉論、リハビリテーション論、社会福祉援助技術などから出題される。

　2015年度からは、一定の教育プロセスを経たあとに国家試験を受けて介護福祉士の資格を取る。
　受験資格を得るには、�@福祉系高校を卒業する、�A特定高校 を卒業し実務経験を9か月以上積む、�B大学の福祉系学部や社会福祉士・保育福祉士養成施設などで必要な科目を履修し、さらに指定の養成施設で１年以上学ぶなど。

　 試験は筆記試験と 実技試験からなり、筆記試験は「人間の尊厳と自立、介護の基本」「生活支援技術」「発達と老化の理解」「認知症の理解」などや総合問題からなる。
　 実技は、 介護等に関する専門的技能の試験。

　介護等の実務経験が3年以上ある人は、450時間からなる実務者研修を受けることで、受験資格を得られる。
　

・ワンポイントアドバイス
　社会の高齢化が進むにつれ、寝たきりや認知症の高齢者などが増え、介護の問題が表面化している。

・女の子の多さ　★★★★☆
　介護福祉士は女性の割合が多い。

お仕事マンガ　「介護福祉士」

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