・お仕事の内容
図書館司書の仕事は、利用者への図書の貸出、図書館の資料収集や分類、利用者への図書の推薦、図書利用記録の作成、利用者の図書に関する相談に対するアド バイスなどである。また図書館には、自治体などが運営する公立図書館、学校などにある学校図書館、大学図書館、国立図書館など様々な種類の図書館がある。 図書館司書は、図書館に貯蔵している図書に関する知識はもちろん、図書の適切な分類や利用者の相談に答えられるように図書全般に関しての知識も必要とな る。
司書は、公立図書館や、会社、研究所などの資料室で必要な書籍、雑誌、新聞、CDなどを収集、整理、分類し、貸し出し業務を行う専門職員だ。
一方、司書教諭は、教員であると同時に資料・情報の専門家として、学校図書館で図書の選択、購入、運営、読書相談、読書指導などに携わる。
司書の重要な仕事は、資料を探しやすいように図書類に特定のコード(分類記号)をつけ、コンピュータなどを使って記録することだ。この作業は、資料の収 蔵、展示、検索、管理などのために欠かせない。さらに、読書会やコンサートなどの企画や、巡回バスによる移動図書館(ブックモービル)などの運営も行って いる。 。
・お給料
月収14〜18万円くらい
公立の図書館などに勤務する図書館司書は、地方公務員であり各自治体の規定によって給与が決められている。非常勤での雇用も多いが、収入は比較的安定している。
・勤務形態
近年は図書館司書の正職員としての採用は少なく、非正規職員として働く人も多い。
多くの図書館では夜間や土日も開館しているため、時差出勤や交代で休日を取るなど、勤務時間は変則的である。
司書教諭は、担任や授業など教諭としての業務と兼任で図書業務に就くことがほとんどだ。
・勤務地
図書館
・休日
公立図書館や大学図書館は、土曜日や日曜日、夜の遅い時間などにも開館していることが多い。そのため、これらの図書館では、シフト制を敷いているところも多く、休日は不規則になりがちである。
・勤務時間
1日8〜9時間ほど
・なるための流れ
図書館司書のキャリアパスは、大学の司書養成課程を卒業、あるいは司書講習などを受けて、司書資格を取得し、公立図書館の場合は公務員試験を受けて各図書 館に採用される。また大学図書館での採用は、公立大学を除いて、大学ごとに行われる。また、近年コンピューターを利用しての本の検索が主流になっているた め、コンピューターの知識もある程度必要である。
司書の資格を取るためには、大学、短大で在学中に司書に必要な単位を修得するのが近道だ。そのための講座は、文学部、教育学部、社会学部、生活科学部など、幅広い学部に設けられている。また、大学によっては、図書館情報学系の課程が設置されているところもある。
在学中に必要単位を修得していなくても、卒業後に司書講習を受けて単位を修得するか、高卒の場合は司書補の講習を受け、司書補を3年以上経験したのちに司書講習を受けることで、資格を取ることができる。
資格を取ったあとは、公立図書館の司書の場合は地方公務員試験、司書教諭は教員採用候補者選考試験にそれぞれ合格する必要がある。
・必要な資格
司書、司書教諭は、まず本が好きで知的好奇心が旺盛な人に向いている。また、注意深くて記憶力がよく、忍耐力があることも必要だ。最近はコンピュータ処理 が普及しているため、コンピュータに習熟していることも条件に加わるだろう。司書教諭の場合は、それ以外に、教育に情熱を持ち、子どもに読書の楽しみを教 えられるアイディア豊富な人であることが求められる。
・ワンポイントアドバイス
図書館司書には、女性も男性も就業している。
今日、司書は利用者が求める情報をいち早く提供する情報のプロとして、その果たす役割は大きい。しかし、図書館での司書の正規採用は少ないのが現状である。この状況は今後も大きくは変わらないだろう。
司書教諭は12学級以上の学校に配置が義務づけられており、子どもたちの成長に読書が果たす役割に期待が集まっている。
・女の子の多さ ★★★☆☆
お仕事マンガ 「図書館司書」

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