・お仕事の内容
　パイロットとは、乗客や貨物を乗せた航空機を操縦して安全に目的地まで到着する仕事。
　乗客や貨物などを乗せる航空機以外にも、航空写真や広告宣伝などの仕事に従事している人たちもいる。
　大型航空機は通常、機長と副操縦士の2人のパイロットによって操縦される。
　機長はフライトの最高責任者で、乗務員全体の指揮を執る。
　副操縦士は操縦のほか、航空管制官との交信、計器類の監視などを行って機長を補佐する。
　航空機の操縦で特に難しいのが離陸と着陸で、機長と副操縦士の連携が重要。
　離陸後は自動操縦装置に切り替え、飛行経過を地上に連絡したり、計器類を監視したりする。
　航空会社によっては社内規定で飛行の12時間前からアルコール類が禁じられているなど、日ごろから厳しい規制がたくさんあるので、自己管理能力も大切だ。

・お給料
　初任給は19万円〜　平均月給は95万4000円

・勤務形態
　正社員

パイロットの乗務時間は、航空機の航行の安全を図るために航空法によって規制されている。また、自宅や空港などで待機している時間や定期訓練も勤務時間に含まれる。
　早朝や夜間の乗務のほか、国際線の場合は時差もあり、勤務時間や休日は変則的になっている。現地に宿泊するなど、外泊も多いようだ。

・勤務地
　飛行機、空港

・休日
　不定期
　平均、３日に１日休日

・勤務時間
　不規則
　早朝や夜間にも飛行したり、国際線のパイロットの場合は時差や現地での宿泊などもある。

・なるための流れ
　大学や大学院を卒業→航空大学校を卒業→航空会社に就職→国土交通省航空局が実施している国家試験に合格し操縦士の資格を取得→あこがれのパイロットに。

　パイロットの資格には、定期運送用操縦士、事業用操縦士、自家用操縦士の3種類があり、大型航空機を操縦するには、最難関の定期運送用操縦士の資格が必要。

で勉強して国家試験に合格する方法があります。 また、その間にも取得しなければならない資格は多く、事業用操縦士、計器飛行照明、航空無線通信士などがあります。


・必要な資格
　操縦士の資格。
　それ以外にも、計器飛行照明、航空無線通信士などの資格を取得する。

・ワンポイントアドバイス
　航空機の需要は景気の動向や国際情勢の影響を強く受け、航空会社間の競争もあり航空会社は厳しい経営環境にある。

・女の子の多さ　★☆☆☆☆
　近年は女性パイロットも誕生している。