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検察官

職業のイメージイラスト

・お仕事の内容
 検察官とは、警察が捕まえた人を調べて、罪を裁判所に訴える仕事。
 具体的には、警察から送致(そうち→受け渡し)を受けた事件や直接依頼があった事件について調査を行い、調査結果に基づいて起訴するか決定します。。
 裁判では被告人の犯罪をあきらかにするため冒頭陳述を行い、証拠を提出します。
 被告人の弁護士の反論や証拠の提出が終わったあと、どれくらいの刑が適切かを示す求刑を行います。

 また、法廷で証言する証人を選んだり、過去の判例を調べたりします。

・お給料
 初任給 32万円〜 平均年収500〜1000万円以上、
 検事総長クラスで年収2000〜3000万円

・勤務形態
 公務員

・勤務地
 区検察庁、地方検察庁、高等検察庁、最高検察庁

 就業して最初の10年程度は、地方検察庁などを数年おきに異動します。

・休日
 不定期
 担当する事件の捜査状況によっては、休日に勤務をすることも。

・勤務時間
 1日8時間ほど
 担当する事件の捜査状況によっては、深夜まで勤務することも。

・なるための流れ
 大学の法務部を卒業→法科大学院適性試験を受け、法科大学院(ロースクール)に入学→新司法試験を受験(短答式と記述式の試験を計4日)し合格→司法研修所で一年間研修→あこがれの検察官に。

  法科大学院修了または予備試験合格後、5年以内に3回までしか受験できないという受験回数の制限が設けられています。

・必要な資格
 近年、外国人や多国籍企業による犯罪など国際犯罪が増加しており、検察官には優れた国際感覚と語学力が必要です。

・ワンポイントアドバイス
 二級検察官として区検察庁、地方検察庁に配属されて8年以上働いたらのち、一級検察官として活躍することが出来ます。
 その後、人によっては検事正、検事長、検事総長とキャリアアップをしていきます。

・女の子の多さ ★★☆☆☆      仕事の難易度 ★★★★☆
 男性の割合が多いが、近年女性の検事が増加している。

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