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入国警備官・入国審査官
・お仕事の内容
入国警備官とは、日本国内に不法に滞在したり、犯罪した外国人を調査したり、摘発あるいは本国へ送還するなどの業務を行う仕事。
具体的には、日本に入国する外国人のパスポートやビザ、入国目的などに違反してないかの調査、違反していた場合の摘発、身柄を拘束した外国人を施設への収容、収容された外国人の本国への送還などの業務を行う。
許可を得ることなく入国した不法入国者や、在留期間を過ぎても滞在する不法残留者、入国許可条件を無視して労働報酬を受けとる不法就労者には、入国警備官が行った調査を基に審査し、収容令書や退去強制令書を発行する。
入国警備官は外国人と接触してコミュニケーションを取ることも多く、英語などの語学のスキルなども求められる。
国際感覚を身につけるため、海外の日本大使館などで勤務することもある。
・お給料
初任給20万円〜
入国警備官は危険を伴う仕事であるため、一般の公務員よりも高い水準。
また住居手当など各種手当も充実している。
・勤務形態
国家公務員
・勤務地
空港、港。
・休日
不定期
勤務交代制をとっており、深夜の勤務や休日勤務などもある。
出入国をする人の多い時間帯や夏休み、年末年始などは多忙。
・勤務時間
1日8時間ほど
・なるための流れ
大学、大学院を卒業→1年に1回行われる入国警備官採用試験に合格→法務省の入国管理局に入局→あこがれの入国警備官に。
入国警備官のキャリアパスは、下から順に警守、警守長、警備士補、警備士、警備士長、警備長、警備監の7つの階級があり、経験を積んで上位の階級に昇進することが可能。
最初は全寮制の初等科研修で出入国管理の基礎知識を学ぶほか、勤務年数に応じて各種研修が行われる。
・必要な資格
入国警備官採用試験に合格。
・ワンポイントアドバイス
国際法や出入国管理及び難民認定法、国籍法などの法律を熟知しているのはもちろんのこと、語学力、外国の事情や風俗、習慣にも通 じているなど、専門知識や国際的センスが必要だ。
・女の子の多さ ★★☆☆☆
法務省−入国管理局のページ
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