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放送記者
・お仕事の内容
放送記者とは、主にテレビやラジオでの報道のために取材を行う記者のこと。
放送記者には2種類あり、主に現場で取材を行う外勤記者と、取材先から送られてきた原稿やビデオなどを編集してニュース番組などの制作に携わる内勤記者(整理記者、ニュースディレクターとも呼ばれる)。
外勤記者は、テレビなどにも登場し、現場の様子を、正確に臨場感を持って伝える必要があるため、現場の様子を正確に把握する洞察力や、適切な表現力な どが求められる。
内勤記者は、ニュース番組の構成や演出、編集を行うため、情報を整理する能力や構成力などが必要となってくる。
放送記者はそれぞれ、政治・経済・社会・スポーツなど担当の分野を持っていて、それぞれの分野で報道に合う取材を行います。
テレビは新聞と異なり、現場から生中継できるので、現場に行ってさまざまな角度から取材し、原稿にまとめたあと、アナウンサーに代わってテレビ画面から直 接視聴者にレポートすることも多い。その際、現場の映像を確保することが先決になるので、カメラマンとの連携が重要。
・お給料
初任給25万円〜 大手の放送局では、平均年収が1000万円を超える事も。
・勤務形態
正社員、派遣社員
・勤務地
テレビ局、ラジオ局、取材先など
取材記者の場合、国会や警察などの記者クラブに常駐。
海外特派員として活躍することも。
・休日
不定期
シフト制で勤務する事もあり、休みは不規則になりがち。
・勤務時間
1日8時間ほど
番組が朝の早い時間帯や深夜の時間などに収録や放送が行われる場合も多い。
台風や地震などの災害時には、速報を伝えるため宿泊勤務もある。
・なるための流れ
大学やマスコミ系の専門学校を卒業→テレビ局やラジオ局、番組製作会社に就職→アシスタントとして経験を経て、あこがれの放送記者に。
採用試験は、筆記試験、作文や面接など。
対策として入りたい局の試験傾向を研究したり、大学のマスコミ関係のサークルに入るのも一つの手段。
学生時代に、新聞部や放送部で活動していたり、報道関係のアルバイトなどをしておくと就職時に有利なことも。
・必要な資格
必須の資格は無いが、放送記者は他の報道関係者や野次馬で混乱する現場に飛び込んでいかなければならないこともあるので、好奇心と行動力、そして度胸のよさや冷静さが必要。
・ワンポイントアドバイス
昼夜を問わず取材を行うこともあるので、体力と精神力も大切。
・女の子の多さ ★★☆☆☆
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