今日の世界昔話 福娘童話集
 


福娘童話集 > きょうの世界昔話 > ほら吹き男爵の冒険話 >シカのサクランボウ

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イラスト  朗読パーク NPO声物園チャンネル

ほらふき男爵 シカのサクランボウ
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投稿者 「長島真祐」  YouTube アドレス

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語り 「松井一憲」  朗読パーク NPO声物園チャンネル

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投稿者 「テツの朗読チャンネル」

 わがはいは、ミュンヒハウゼン男爵(だんしゃく)。

ほらふき男爵 シカのサクランボウ

 みんなからは、『ほらふき男爵』と呼ばれておる。
 なぜかだって?
 それはだな、わがはいの冒険があまりにもすごいので、みんな信用せずにほらだと思っておるからじゃ。
 なに、わがはいの話を聞きたいじゃと。
 そうか、よしよし。
 それなら、こんな話はどうじゃな。

 ある日、わがはいは狩りをしに森に行った。
 すると、大きくて立派なシカが現れたのじゃ。

ほらふき男爵 シカのサクランボウ

「よし、こいつをしとめてやろう」
と、鉄砲をかまえたが、あいにく玉切れじゃ。
 そこで落ちていたサクランボウのタネを、鉄砲に詰めて、

ほらふき男爵 シカのサクランボウ

「ズドン!」
と、おみまいしてやった。
 ところがシカは、そのまま逃げてしまったのじゃ。

ほらふき男爵 シカのサクランボウ

  玉は確かに、シカの頭に命中したはずなのに。

 さて、次の年の事。
 わがはいは、再びそのシカに出会った。
 なぜ、同じシカだとわかったのか?

ほらふき男爵 シカのサクランボウ

  それはシカの頭から3メートルものサクランボウの木が生えており、サクランボウがたくさん実っていたからじゃ。
 いやはや、そのサクランボウのおいしかったこと。

 ではまた次の機会に、別の話をしてやろうな。

おしまい

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