イエメン　Yemen

　アラビア半島の南西端にある共和国。
　正式国名はイエメン共和国。
　西に紅海、南にアデン湾をのぞみ、サウジアラビア、オマーンの2国と国境を接する。
　インド洋のソコトラ島、バベルマンデブ海峡のペリム島、紅海のカマラーン島などの島々をふくむ。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　赤、白、黒の横三色はアラブ国家統一の理想を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　サナア。
面積　52万7970km2。
人口　1934万9881人(2003年推計)。
言語　アラビア語
通貨　イエメンリアル

日本からの移動
成田〜クアラルンプール(マレーシア)〜サナア
移動時間 １７時間

　国花と国鳥

国花
コーヒーの木　Coffee Tree　
　コーヒー用の種子がとれるアカネ科の常緑低木または小高木。
　コーヒーノキ属には30以上の種があるが、重要なのは、アラビアコーヒーノキ、ロブスタコーヒーノキ、リベリアコーヒーノキの3種である。
　成木の高さは4.5〜6mになり、光沢のある緑色の卵形の葉が、3〜5年の間ついている。
　においのよい白い花は、わずか数日さいているだけである。
　開花後6〜7カ月で果実が生長し、明るい緑色から赤色に、最終的には、完熟して収穫できるころには深紅色になる。
　熟した果実はサクランボに似て、ひじょうに短い柄で房状に枝につく。
　ふつう2個の種子(コーヒー豆)が、あまい果肉の中にはいっている。

コーヒーの実の写真

国鳥
特になし

　観光名所

オールド・マーリブ
　紀元前にさかえたサバ王国の首都の跡。
　マーリブの町(ニュー・マーリブ)の南東5kmの砂漠の中の小高い丘の上に、今では廃墟と化した石と日干し煉瓦(れんが)の建物がそびえたつ。
　オールド・マーリブの周辺には、サバの女王ビルキースの宮殿だった「月の宮殿」や「太陽の宮殿」の遺跡が点在する。

オールド・マーリブの写真

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ シバームの旧城壁都市 →　詳細(写真付き)
・ サナア旧市街 →　詳細(写真付き)
・ 古都ザビード[危機遺産]

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

特になし