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フィンランド Finland
ヨーロッパ北部、スカンディナビア半島の付け根にある共和国。
正式国名はフィンランド共和国。
フィンランド語ではスオミという。
西でボスニア湾、南でフィンランド湾に面する。
ボスニア湾の入口には、約6500の島々からなるアハベナンマー諸島(スウェーデン語ではオーランド諸島)がある。
面積は33万8145km2で、国土の約3分の1は北極圏に位置する。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
青は湖や沼と空を、白は雪を表し、十字の印はキリスト教国であることを表しています。
法律により祝祭日の国旗けいようが義務づけられています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ヘルシンキ
33万8145km2
519万785人(2003年推計)
フィンランド語、スウェーデン語
ユーロ
成田〜ヘルシンキ
移動時間 10時間25分
国花と国鳥
国花
スズラン
スズラン(鈴蘭) Lily of the Valley
鈴のような花をつりさげ、よい香りをはなつユリ科の多年草。
北海道から九州の山地や高原に自生し、ユーラシア大陸北部一帯にひろく分布する。
全草の可憐な姿からキミカゲソウ(君影草)の別名もある。
葉は舌のような幅ひろい形をし、平行脈で、地際からふつう2枚でている。4〜6月に高さ15〜25cmの直立した1本の花茎をだし、10個前後の花がたれさがる。
花茎が葉より低いことが本種の特徴。
花は芳香があるので香水の原料につかわれる。
果実は赤い液果である。茎と根茎を鈴蘭根といい、強心、利尿などの製薬原料になるが、毒性もあるので牛や馬は食べない。
果実も有毒。
スズランの名で花店で売られていたり、庭などに栽培されているのはたいていドイツスズランで、これはヨーロッパ各地に分布する多年草である。
日本のスズランとの見分けのポイントはドイツスズランの花茎は葉と同じくらいの高さになること。
花、葉ともにスズランより大形で、香りも強い。
ドイツスズランの園芸品種には、花がピンク色のもの、葉が斑入りのものなどがある。
スズランの写真
オオハクチョウ
オオハクチョウ(大白鳥) Whooper Swan
日本へは冬鳥としてシベリア方面からわたってくる大型の水鳥。
全長は141cm、翼の開長は225cmにもなる。
全身が白色のずんぐりした体形をしていて、首が長く、足は短くて大きい。
嘴は上嘴の基部の半分近くが黄色いほかは黒色をしている。
北海道では10月中旬ころ、東北から山陰地方にかけては11月下旬ころに海岸や大きい河川、湖沼などに渡来するが、越冬地は局地的である。
新潟県の瓢湖などでは餌付けされていて、間近に観察することができる。
水面にうかんでいることが多く、逆立ちするような姿で水中に頭をさしいれて、おもに水生植物を食べている。
よくとおる声でコーオ、コーオとなく。春が近づくころ、雌雄がむきあい、長い首をつかってハート型をえがく求愛ディスプレーがみられる。
北海道では4月下旬、本州では3月上旬ころに繁殖地であるユーラシア北部の湿地や沼の岸にわたり、そこで繁殖する。
オオハクチョウの写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ ラウマ旧市街
・ スオメンリンナの要塞群
・ ペタヤヴェシの古い教会
・ ヴェルラ砕木・板紙工場
・ サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
人間に飼われるようになったけもの
・人間に飼われている動物がいるのは、こういう理由からです。
アイリーのかけぶとん
・少しみじかい、あわてんぼうのアイリーがつくったかけぶとん。
キツネと獲物
・漁師やオオカミをだました、ずるがしこいキツネ。
家の精
・やさしい料理人におんがえしをした、家の精。
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