ふくむすめどうわしゅう(Collection de contes Fukumusume) > がいこくご(Langues etrangeres)
>イソップどうわ(Fables d’Esope)
イラスト myi ブログ sorairoiro
キツネ と イヌ
Le renard et le chien
(イソップどうわ)
(Fables d’Esope)
ほんやく(Traduction) ちいさな翻訳屋さん
Japonais(にほんご) ・ En anglais(えいご) ・ Coreenne(かんこくご) ・ Francaise(ふらんすご)
Japonais & En anglais ・ Japonais & Coreenne ・ Japonais & Francaise
キツネ が ヒツジ の むれ に まぎれ こんで、いっぴき の、まだ ちち を のんで いる こヒツジ を つかまえて たべよう と していました。
Un renard s’etait glisse dans un troupeau de moutons, prit un des agneaux a la mamelle et essaya de le manger.
そこへ ヒツジ の ばん を していた イヌ が やってきて、キツネ に どなりました。
Le chien qui gardait les moutons approcha et cria contre le renard :
「なに を しているんだ! その あいた くち は、こヒツジ を たべる つもり か!」
≪ Que fais-tu la? Tu as la bouche ouverte, tu allais manger l’agneau! ≫
「い、いや だな。わたし は かわいがって いるんですよ。
≪ Mais… mais non. Je suis en train de le cajoler.
キツネ の かわいがりかた で、この こヒツジ と あそんで いたんですよ」
Je le calinais a la maniere d’un renard, je jouais avec lui ≫.
「・・・そうか。では、こんど は この おれ が おまえ を かわいがって やろう。イヌ の かわいがりかた で」
≪ …Bon. Et bien maintenant, a mon tour de te cajoler. A la maniere d’un chien ≫
イヌ が キツネ に キバ を むく と、キツネ は あわてて にげて いきました。
Quand le chien montra ses dents, le renard s’enfuit en toute vitesse.
この おはなし は、ペテンし や へま な どろぼう に むく はなし です。
Cette fable s’applique aux trompeurs et aux voleurs maladroits.
おしまい
Fin
(Retour)
|