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ロバ と ニワトリ と ライオン
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
ニワトリ が ロバ と いっしょ に、エサ を あさって いました。
その とき、ライオン が ロバ を めがけて やってきました。
ニワトリ が おどろいて、
「コケーコ、コケーコ」
と、なきます と、ライオン は にげだしました。
なぜなら、どういう わけ か、ライオン は ニワトリ の なきごえ を こわがるのだ そうです。
ところ が ロバ は、ライオン が にげだした のは、じぶん を こわがった ため だと おもいこんで、どんどん おいかけて いきました。
ニワトリ の なきごえ が きこえない ところ まで おいかけて いく と、
ライオン は ロバ の ほう に むきなおって くいころして しまいました。
ロバ は しにぎわ に、いいました。
「わたし は なんて バカ だろう。
さむらい の いえ に うまれた わけ でも ない のに、いくさ を する き に なった なんて」
この おはなし は、わざ と よわみ を みせた てき に うっかり おそいかかる と、きけん な め に あう と いう こと を おしえて います。
おしまい
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