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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 3話
(日本民間故事 003)
桶屋の夢

桶屋の夢 (健全普通話版)
桶老闆的夢

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある村に桶屋さんがいました。
在很久很久以前、一個村子裡呢、就住著有一位桶老闆。

桶屋さんは貧乏でしたが、そんな事は気にせずに、いつも歌を口ずさみながら桶を作っていました。
桶老闆他人窮、可窮就窮吧、人家是一點也不在意、不光如此、人家還是把心放寬的很、經常就是一邊嘴裡哼著歌一邊擺弄著自己的桶子呢。

ある日の事、桶屋さんは村の大きな酒屋さんから、仕事を頼まれました。
就是這麼個日子吧、木桶店老闆今天是接到了一個酒窖老闆的大訂單。

酒樽のまわりを止めてあるたがが古くなったので、新しいのに変えてほしいというのです。
人家發現自己的酒桶、就是箍子上那個鐵絲吧、時間一久現在都出現了鬆弛、所以說呀、這次就是要請人家桶師傅去給自己的大酒窖、把裡面所有的酒桶箍子都翻新加固呢。

桶屋さんは、久しぶりの大仕事に大喜びです。
這都是多久桶師傅沒有接到過的大訂單了、當下心情就是超級的開心。

「金づち、木づち、のみに、かんな。それからそれから、あれとこれを持って・・・」
鐵錘、榔頭、鐫、鉋、這些傢伙待會都要用的上、還有、這個那個也都隨手先帶著吧。

桶屋さんは仕事道具を持って、大はりきりで出かけて行きました。
等桶師傅準備完了傢伙、大搖大擺的這就也是出門咯。

さて、酒屋さんの酒蔵には、古い桶が数えきれないほど並んでいます。
好啦、到達著工事現場、也就是酒老板的大酒窖裡、桶師傅一眼望去、這裡面的大酒桶還真是多的一排排都望不到頭呀。

桶屋さんは、
桶師傅他就。

「はい次、ほい終わり、はい次、ほい終わり」
我敲敲敲、敲敲敲、好了、下一個、這個也好了、繼續下一個。

と、古いたがをはずして新しいのに代えていきました。
就這樣呀、手腳靈活的是給一個個大酒桶飛快的換起了這箍子。

そして、一番最後のひとつを見てびっくり。
桶師傅手腳飛快、可等到這都是只剩最後一個超大酒桶時、桶師傅他驚了。

その樽はとても大きな大桶で、桶屋さんも今まで見たことありません。
因為就這個酒桶、它就真的是非常非常之大呀、大到桶師傅這麼多年摸了這麼多桶、可就如此之大的這麼個玩意兒、今天也還是他第一次開了個眼呢。

桶屋さんははしごに登って、古いたがにのみをあてて、
可桶師傅還是不慌不忙的搭起了梯子、爬上去後用錘子給你把箍子給鬆起來了。

「それ、はずれろ」
使勁、使勁、給我掉。

と、思いっきり金づちでたたきました。
桶師傅呢、是在用著非常大的一個力氣在敲擊著那個桶子呢。

そのとたん、
然後就是突然呀。

バーン!
噼裡啪啦!

いきなりたががはずれて、その拍子にたがは桶屋さんをひっかけて、ものすごい力ではじいたのです。
一下子大酒桶的箍子它繃不住了、像根彈簧一樣的用力一甩、就這個勢頭一下是猛烈的拍到了桶師傅身上、力道也是大的要命呢。

ビューン!
啊啊啊啊!

「うわぁ、助けてくれー!」
救、救救我呀!

はじかれた桶屋さんは、勢いよく空へ飛ばされました。
於是乎呢、給箍子當即是彈了這麼一下、桶師傅他也是直接飛天了、沖天而起、直達九霄雲外。

そして桶屋さんは棒を見つけたので、必死でつかまりました。
飛呀飛呀飛、等此時的桶師傅看到前面有一根棍子時、連忙就是將其視作救命稻草一樣的瘋狂抓穩了。

「やれやれ」
我的媽呀、好險呀。

と、思ったその場所は、なんと五重の塔のてっぺんの棒だったのです。
其實吧、桶師傅抓住的那根棒子、人家就是一個五重寶塔的塔尖呢。

「うわーん、怖いよー、おろしてくれよー」
天啦天啦、嚇死我啦、真是要了我的老命、誰來救救我下去呀。

さて、それを見つけたのは、雲の上のかみなりさまです。
桶師傅就是這樣一聲聲的呼救、而這時呢、真還有人發現了他、那人就是在雲上站著的一位雷公呢。

「ありゃ? なんでここにいるんだ。おめえは、人間だろ」
我的媽呀?你是怎麼有本事把自己幹到這裡來的呀、我看你明明就也只是一個人類吧?

「へえ、人間の桶屋です」
沒錯、我就是一個人、我就是在下面給人修桶子的。

「桶屋か、そりゃいい。うちへ来い」
修桶子的是把、那好呀、趕快來我家吧。

桶屋さんはかみなりさまの家へ連れて行かれて、こわれた樽やら板のはずれた桶を山ほど目の前につまれました。
桶師傅呢、這就又給雷公是把自己往家裡一帶、一下這就也是看到了呀、那可不、眼前擺放排列的、不就是數不清的多的跟山一樣的桶子嗎、而且一個個多少都是有點問題、都就是少了幾塊板這樣。

「とほほ。なんでこんな目に」
不是吧、我苦呀。

でも、雲の上ではどうしようもありません。
如此一個巨大工程現在是擺放在了桶師傅面前、可人家現在在天上、哪都不能去、只能是埋頭苦幹咯。

桶屋さんは、せっせと仕事を始めました。
就這樣呀、桶師傅他又是加班加點的拼命打起了桶。

そうして四、五日たつと、かみなりさまが水がめと笹の葉を持って来ました。
一直賣力辛苦的幹了個四五天吧、今天是雷公過來桶師傅這裡的時候給帶來了、給帶來了一個大水缸還有一些竹葉呢。

「おい、桶屋。今度は水まきだ。俺さまが太鼓を景気よくたたくから、人間の世界に水をまいてやれ」
喂喂喂、修桶子的、幫幫忙過來給我撒撒水、爹呢、就給你打鼓助威、我們這就叫打雷下雨、你就跟著我打鼓的節奏朝著下面澆水那就對了。

そういってかみなりさまは、太鼓をたたき始めました。
就這樣呢、雷公先生也是開始敲響了自己的巨鼓、是噼裡啪啦、噼裡啪啦。

桶屋さんは、言われたとおりに雲の上から水まきを始めます。
桶師傅呢、也就是按照人家指示、和人家一起蹲在雲上、該灑水時就灑水。

するとその水は雨になって、地上に落ちて行きました。
結果就是發生了甚麼呢、那就是被這麼一搞之後吧、地上它開始下雨了。

ドンドコ、ザーザー。
噼裡啪啦、唰唰。

地上は大雨です。
一陣清爽的大雨呢。

雲の上から見ていると、人間たちがあわてて畑から飛び出していったり、洗たく物を取りこんだりと大騒ぎ。
現在就是站在雲上可以看到呀、底下的一個個像螞蟻一樣的小人們、拼命的不是從菜園子裡面趕快躲回自家避雨、那就是在瘋狂收衣服呢。

「こりゃ、おもしろい。こりゃ、愉快だ」
誒呀誒呀、這還挺有意思的呀、不錯不錯、下雨還蠻開心呀。

桶屋さんは楽しくて調子に乗り、雲の上を走りまわって水まきをしました。
桶師傅玩的也算還是滿意、正到興頭上、現在乾脆不蹲了、直接就是站了起來開始在雲上走來走去的澆起了水。

と、そのとき
而也就是這麼一個大意的舉動吧。

「うわっ」
啊啊啊。

と、バランスを崩したと思ったとたん、桶屋さんはまっさかさまに雲から落ちてしまいました。
一下子突然發現身子穩不住了、桶師傅直接是被自己從這雲朵上面給摔了下去咯。

あまり走りまわりすぎて、はじっこの雲のうすいところに来たのに気がつかなかったのです。
就因為是這桶師傅剛才在雲朵上胡亂的跑來跑去、連自己一腳踩空踏到了一層薄雲裡都還沒發覺呢。

「うひゃーーー!」
啊啊啊啊啊!

ドボーン!。
噼裡啪啦!

落ちて落ちて、落ちたところは沼でした。
桶師傅就是飛速下降、落呀落呀落、最後幸好還給桶師傅是掉水裡了。

桶屋さんは大暴れして、ハッと気がつきました。
變成了落水狗之後的桶師傅這時就是瘋狂折騰、水裡面撲通撲通的原地打滾、突然、桶師傅發現了不對。

気がつくと、そこはふとんの中。
好傢伙、下一秒就給自己懂完了、這可不、自己其實根本就是睡在被子裡呀。

おまけに、どうも冷たい思ったら、桶屋さんはおねしょをしていたのです。
此時的桶師傅也是發現了自己的下半身還有點微微涼、一驚覺、這是自己做了個驚天大夢、還把被子給尿上了一床呀。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

桶屋の夢
上天了

むかしむかし、ある村に桶屋さんがいました。
到好久以前村子裡面就有條專門造桶子賣的傢伙。

桶屋さんは貧乏でしたが、そんな事は気にせずに、いつも歌を口ずさみながら桶を作っていました。
尿桶水桶酒桶甚麼都有、但就是不賺錢、不過村子裡面少了賣桶子的還真就不行了、桶工也是樂意自己的工作。

ある日の事、桶屋さんは村の大きな酒屋さんから、仕事を頼まれました。
這天賣酒的跟桶工談酒桶的生意來了。

酒樽のまわりを止めてあるたがが古くなったので、新しいのに変えてほしいというのです。
是想喊別個去跟自己酒窖翻新下子酒桶、這經年累月、箍子他有些就不怎麼管用了。

桶屋さんは、久しぶりの大仕事に大喜びです。
桶工也是好久㫘接到這麼條大案子了、也有點高興。

「金づち、木づち、のみに、かんな。それからそれから、あれとこれを持って・・・」
講稍微等我取下子傢伙、我只要兩錘頭下去包你桶子跟新的一樣。

桶屋さんは仕事道具を持って、大はりきりで出かけて行きました。
這就佩到傢伙跟到酒老闆去了。

さて、酒屋さんの酒蔵には、古い桶が数えきれないほど並んでいます。
裡面需要翻新的桶子已經全部跟桶工整理放好了。

桶屋さんは、
「はい次、ほい終わり、はい次、ほい終わり」
と、古いたがをはずして新しいのに代えていきました。
這就看到桶工幫舊的箍子一拆、新的一裝、幾錘子一敲、一個個都跟你整齊全了。

そして、一番最後のひとつを見てびっくり。
這就看到最後的一個大傢伙啦、這傢伙好大哦!

その樽はとても大きな大桶で、桶屋さんも今まで見たことありません。
這桶子大了個卵脬翻天、讓桶工也不曉得要如何下手了。

桶屋さんははしごに登って、古いたがにのみをあてて、
自己想要上去摸到箍子的位置都還要搬條梯子過來。

「それ、はずれろ」
と、思いっきり金づちでたたきました。
そのとたん、
バーン!
上去了不曉得甚麼案、反正先敲他兩錘子、不僅這要大力敲還要大聲罵、這就幹幹幹!

いきなりたががはずれて、その拍子にたがは桶屋さんをひっかけて、ものすごい力ではじいたのです。
哐當一下箍子就彈飛了、正炸桶工臉上。

ビューン!
「うわぁ、助けてくれー!」
我日?甚麼鬼!

はじかれた桶屋さんは、勢いよく空へ飛ばされました。
這就跟炸彈爆炸了一樣、桶工過直接飛天了。

そして桶屋さんは棒を見つけたので、必死でつかまりました。
這就天上飛啊飛、飛那麼一陣、這怎麼一根柱子啦?一抱。

「やれやれ」
と、思ったその場所は、なんと五重の塔のてっぺんの棒だったのです。
等人反應過來、原來自己是已經飛到塔頂上面來了、自己抱的是根避雷針。

「うわーん、怖いよー、おろしてくれよー」
我日!還好我順手一抓、不然這要是飛到外太空哦?

さて、それを見つけたのは、雲の上のかみなりさまです。
先看下現在處境啦、要想辦法怎麼落去、剛好雷神就到雲上坐、看到這地方怎麼還有條人到哦?

「ありゃ? なんでここにいるんだ。おめえは、人間だろ」
喂?好傢伙哦!你是怎麼得上來的哦?我看你也不是條神仙啊?

「へえ、人間の桶屋です」
我就條賣桶子的。

「桶屋か、そりゃいい。うちへ来い」
你懂桶子啊?那剛好、逽你有事。

桶屋さんはかみなりさまの家へ連れて行かれて、こわれた樽やら板のはずれた桶を山ほど目の前につまれました。
雷公這就幫桶工一提、往自己屋裡開始帶了、這就看到了一些桶子、不曉得為甚麼全堆一起的、都是些這裡那裡有點問題的。

「とほほ。なんでこんな目に」
でも、雲の上ではどうしようもありません。
桶屋さんは、せっせと仕事を始めました。
そうして四、五日たつと、かみなりさまが水がめと笹の葉を持って来ました。
這不就是要喊自己修啊?但自己現在到天上也下不了地、跑又跑不脫、不就只能認命?桶工就到這裡補桶子、搞了個四五天吧、雷公來了、手上提了個大水缸還有片竹葉子。

「おい、桶屋。今度は水まきだ。俺さまが太鼓を景気よくたたくから、人間の世界に水をまいてやれ」
喂、過來幫忙、我現在要下雨、我就打鼓你幫我倒水。

そういってかみなりさまは、太鼓をたたき始めました。
雷公這就開始架勢了。

桶屋さんは、言われたとおりに雲の上から水まきを始めます。
桶工就按吩咐捏到雷公過自己的竹葉當瓢幫缸裡面的水往雲上舀啊舀。

するとその水は雨になって、地上に落ちて行きました。
這就水過雲成了雨、開始往地上落了。

ドンドコ、ザーザー。
地上は大雨です。
一下就下起了大暴雨。

雲の上から見ていると、人間たちがあわてて畑から飛び出していったり、洗たく物を取りこんだりと大騒ぎ。
桶工就看到這地底下的人一個個急了個卵脬翻天、馬上跑、一個個都急到快點回去收衣服。

「こりゃ、おもしろい。こりゃ、愉快だ」
桶工覺得這自己來親自幫雨下了就有味啦。

桶屋さんは楽しくて調子に乗り、雲の上を走りまわって水まきをしました。
と、そのとき
「うわっ」
越來越上勁、這裡哪裡都攨點水、雲上面步來步去。

と、バランスを崩したと思ったとたん、桶屋さんはまっさかさまに雲から落ちてしまいました。
突然、踋下面一下㫘穩到、瀌了一下、夾卵、⻊反地上去了。

あまり走りまわりすぎて、はじっこの雲のうすいところに来たのに気がつかなかったのです。
實際上是雲上能站人的地方就那麼大塊、桶工走的範圍太廣了、後面是一踋踩空都㫘注意。

「うひゃーーー!」
ドボーン!。
落ちて落ちて、落ちたところは沼でした。
幸好這下面是條水塘啦、一下、下水了。

桶屋さんは大暴れして、ハッと気がつきました。
気がつくと、そこはふとんの中。
桶工就掙扎啊、撲啊撲、雙手亂掗、等到發現自己怎麼到鋪蓋裡面來了哦?兩眼一睜。

おまけに、どうも冷たい思ったら、桶屋さんはおねしょをしていたのです。
這就又覺得下半身涼涼的、一看、好傢伙、尿一床。

おしまい
结束

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