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第 6話
(日本民間故事 006)
おたつ女郎 (健全普通話版)
妲上臈
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、神島(かみじま)におたつ女郎(じょろう)と呼ばれる、美しいお姫さまが流れついて来ました。
在很久很久以前、於神島這個地方就給漂流過來了一位美麗的公主、人家的名字被稱為是妲上臈。
漁夫たちは、おどろいて、
等島上的漁民們給瞭解了這個情況之後、當下也是全驚呆了呀。
「あなたのような美しいお姫さまが、どうしてこんな島に流れて来られたのじゃ?」
像你這種如此漂亮的公主、到底是因為甚麼原因而給大浪漂流到了這座島上來了呀?
と、聞きました。
不知道的這就問呀。
すると、
結果問出了個啥呢。
「私はおたつ女郎という姫で、遠い国から流れて来たのです」
你們可以叫我妲上臈、我是從很遠的地方給浪花一波就給帶到島上來的呢。
と、いうだけで、その遠い国がどこの国ともいわないのです。
但得到的也就只是這樣的回答而已、大家呢、現在都只知道這位公主是從很遠很遠的個啥地方來的、但是地方是哪裡、人家不說。
みんなが不思議に思っていると、ある日、お姫さまが、
大家呀這就都是好奇又好奇、畢竟神秘呀、然後就有個這麼一天、公主她說話了。
「じつは、この神島とは神さまが住まわれている島だと思ってやって来たのです。金でつくった丈夫な舟に乗り、大波小波を乗り越えてやって来たのです。私はみんなに知られるのがいやで、金の舟は神島の近くの海辺にうめてしまいました」
其實我也是因得知了神島是一座有著神明居住的島嶼才慕名前來、一開始的我是乘坐著一艘用黃金打造的小船、努力的划呀划呀划、也是在經歷了很多風浪之後才得以上岸的呢、因為剛開始我有意在隱瞞這事不想給大家知情、所以就把黃金小船是給埋在了神島附近的一處海邊呢。
と、いいました。
吐實了。
それからというもの、漁夫たちはお姫さまの美しい顔を見ようと、毎日のようにお姫さまのところへたずねて行きました。
在這之後呀、等當地人和公主混熟、就因為人家是公主長的漂亮唄、所以說呀、就有很多人是為了能夠見上公主一面、天天有事沒事的就去到了這人家家裡串門呢。
お姫さまは見られるのがいやで、あちらこちらと姿をかくしますが、小さな島なので、どこにかくれてもすぐに見つかってしまいます。
公主後來也就是厭煩了大家的這個行為、她就不想是再給大家去看了、於是開始了在島上居無定所的是東躲西藏了起來、可無奈就是島上很小呀、你今天剛一躲好、明天就又是一堆人過來你門口堵你了。
お姫さまが神島の岩屋(いわや)の中にかくれていますと、夜中ごろに庄屋(しょうや)がやって来て、
就這一天吧、公主才剛剛找到個岩石洞穴給躲了進去、晚上這島上的裡長他就又是過來把門給串了。
「私の家が空いていますから、ぜひ来て下さい」
我的家裡還有空屋呢、去我家躲起來比這裡要好。
と、いいました。
人家是這樣說道。
そこでお姫さまは、庄屋の家に泊めてもらうことになりました。
就這樣呢、公主是接受了裡長的好意、住他家裡去了。
ある日、お姫さまがカガミを立ててお化粧(けしょう)をしていると、一人の若者が自分のカガミでしきりにお姫さまをてらしているのです。
但時間一久、等到來了這一天吧、公主今天是在鏡子前面給自己梳著妝呢、但一下子就見了鬼呀、要說為甚麼呀、這鏡子是個魔鏡、裡面是照出的不是公主自己、而是一個陌生的年輕人呢。
お姫さまは、
公主這就問了呀。
「どうして、私をてらすのです?」
為甚麼你會照到我的鏡子裡面?
と、聞くと、若者は、
就這麼一問呀、鏡子裡面的年輕人就說了。
「お姫さまが、とても美しいからです」
因為公主你漂亮呀、而且是十分又十分的漂亮呢。
と、答えました。
這樣子做出了回答。
するとお姫さまは怒って、
可就是這樣一答、公主是生氣了呀。
「私のような者をてらしてもらっては、おてんとうさまに申しわけありません。どうか私をてらさないでください」
像我這種人、就連沐浴在陽光下的資格都沒有、不小心被太陽照到都要對人家說一句對不起呢、還請你放過我、不要再照到我的鏡子裡面來了。
と、いいました。
公主是這樣子說道。
若者はそれでも、
可鏡中的年輕人還是不依不饒呢。
「お姫さまは、とっても美しいかたです。おてんとうさまも、きっとそう思っています」
公主陛下是十分十分之美麗、漂亮的不得了呢、世間無人能及、即便就是這天上的太陽、我想也是一定願望為公主陛下效勞的。
と、いうと、お姫さまはまた怒って、庄屋の井戸の中へカガミを投げこんでしまいました。
年輕人是這樣把話一說、公主直接就是情緒失控、捏著鏡子就是衝出了房間給它是扔到裡長家的那口井裡面去了。
それ以来、庄屋の井戸はもちろんのこと、島中の井戸の水は赤サビ色になってしまったということです。
就自那以後呀、就先別說裡長家的這口水井了、就連是一整個島呀、這水的顏色都是變得鏽跡斑斑、簡直就是跟銅鏽水一樣呢。
お姫さまが持って来たと伝えられる、掛け軸と守り刀が神島の波切不動(なみきりふどう)さんにまつられてあり、毎年、大晦日(おおみそか)の夜中にだけ、戸を少しだけ開けて見せてくれるそうです。
現在就來個事後談、相傳公主當時來的時候、是有帶來了一卷掛軸、一柄短刀、然後呢、就這兩件東西都是給供奉在了神島的波切不動大神那裡呢、東西總之就是在人家的神棚裡面裝著、要是要想觀摩的話、只能是在每年除夜的這一天晚上前去廟裡參拜、因為就除了除夜這晚人家的神棚會給你稍微打開一點讓你看看以外、其餘時間神棚的小門都是一直緊閉的呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
おたつ女郎
妲上臈
むかしむかし、神島(かみじま)におたつ女郎(じょろう)と呼ばれる、美しいお姫さまが流れついて来ました。
到好久以前、這就荒島過流放來一位妲上臈。
漁夫たちは、おどろいて、
打漁的不時過來這條島邊上轉、看到別個人這麼乖被流放也是想不通。
「あなたのような美しいお姫さまが、どうしてこんな島に流れて来られたのじゃ?」
と、聞きました。
すると、
這就直接開始問了、講你是犯了甚麼案子被流這裡來了哦?
「私はおたつ女郎という姫で、遠い国から流れて来たのです」
と、いうだけで、その遠い国がどこの国ともいわないのです。
但針對此事別個是閉口不提、打漁了問半天反正就只曉得她原來的地方離這裡遠、還有她喊妲上臈。
みんなが不思議に思っていると、ある日、お姫さまが、
這就㫘得更多信息了、打漁還到猜的時候、這就有天、妲上臈講了。
「じつは、この神島とは神さまが住まわれている島だと思ってやって来たのです。金でつくった丈夫な舟に乗り、大波小波を乗り越えてやって来たのです。私はみんなに知られるのがいやで、金の舟は神島の近くの海辺にうめてしまいました」
自己不是犯了甚麼事著關這裡來的、我聽講這條神島有神仙住到的、這就坐到金船一個人划啊划、來之後不想讓人曉得幫船埋起來了而已。
と、いいました。
原來別個是想看這島上真有神仙吧、這才來的、開到還是條金船。
それからというもの、漁夫たちはお姫さまの美しい顔を見ようと、毎日のようにお姫さまのところへたずねて行きました。
這事一傳開、一些個打漁的都曉得這島上有美女、天天開到船往這邊跑、當舔狗。
お姫さまは見られるのがいやで、あちらこちらと姿をかくしますが、小さな島なので、どこにかくれてもすぐに見つかってしまいます。
妲姬這就被這些個打漁的騷擾的好不舒服、直接躲起來不見了、但是這島他小、你再怎麼躲都是馬上被發現。
お姫さまが神島の岩屋(いわや)の中にかくれていますと、夜中ごろに庄屋(しょうや)がやって来て、
妲姬這就島上逽了個岩洞、這下以為清淨了、哪曉得大半夜地主又跑來的、這不是打漁的都來了。
「私の家が空いていますから、ぜひ来て下さい」
と、いいました。
地主這就講了、我屋裡大、要幫美女往屋裡邀。
そこでお姫さまは、庄屋の家に泊めてもらうことになりました。
妲姬可能也是覺得這荒島一個人住是不舒服哦、搬地主屋去了。
ある日、お姫さまがカガミを立ててお化粧(けしょう)をしていると、一人の若者が自分のカガミでしきりにお姫さまをてらしているのです。
但這天妲姬就跟往常一樣對到鏡子化妝、這就又到鏡子裡面幫條舔狗看到了。
お姫さまは、
「どうして、私をてらすのです?」
講你是到看甚麼。
と、聞くと、若者は、
「お姫さまが、とても美しいからです」
舔狗就講我看你長得乖。
と、答えました。
するとお姫さまは怒って、
妲姬這就有點發火。
「私のような者をてらしてもらっては、おてんとうさまに申しわけありません。どうか私をてらさないでください」
講我這種人配不上你、不要再對我有意思了。
と、いいました。
若者はそれでも、
「お姫さまは、とっても美しいかたです。おてんとうさまも、きっとそう思っています」
舔狗又繼續、講你長的這麼乖、想不有意思都難啊。
と、いうと、お姫さまはまた怒って、庄屋の井戸の中へカガミを投げこんでしまいました。
美女這就是一肚子火、直接提鏡子跑了、衝到水井邊上就用幫鏡子一掗。
それ以来、庄屋の井戸はもちろんのこと、島中の井戸の水は赤サビ色になってしまったということです。
自從發生這事過後村子就開始見鬼了、不僅是甩鏡子的水井裡面的水一股鏽味、全島的水源都是一個樣。
お姫さまが持って来たと伝えられる、掛け軸と守り刀が神島の波切不動(なみきりふどう)さんにまつられてあり、毎年、大晦日(おおみそか)の夜中にだけ、戸を少しだけ開けて見せてくれるそうです。
出了這事地主屋估計也是住不得了、又回去了原來的所在、反正就是每天躲到不讓見了、這就唯獨過年的這條年夜、門會開上一條小縫、看到別個美女到屋幫神仙拜到的
おしまい
结束
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