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第 11話
(日本民間故事 011)
十三塚(じゅうさんづか) (健全普通話版)
十三塚
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むかしむかし、須坂(すさか)に、一人の若者がいました。
在很久很久以前、須坂這個地方呢、它就有一位年輕人。
毎日朝早くから田畑に出ては、こつこつ働いていたものの、暮らしはいっこうに楽にはなりません。
人家每天就是一大清早早起種田、起早貪黑、早起晚歸這樣、可生活呢、還是沒有被這份努力給變得輕鬆起來。
あるとき、若者は知り合いのつてで都にのぼりました。
而也就是這個時候呢、年輕人從自己的朋友的那裡、人家給自己引見了個進城的門路。
そして、公家(くげ)のお屋敷で働くことになったのです。
就這樣呀、最後也是找到了個給城裡大老爺家幹活的好差事了。
若者は相変わらずまじめに働くので仲間からも好かれて、半年もたつ頃には、主人からも一目置かれるようになりました。
因為這位年輕人是勤勞刻苦的十分肯幹呀、所以呢、在身邊一起工作的這群人裡也是頗有口碑、而等時間就又是過去了個半年吧、現在就連是那位大老爺對人也是青眼有加了起來。
ところでこの屋敷には、小夜姫(さよひめ)という主人の娘がいました。
隨帶一提吧、就是這個貴族大老爺家裡呢、人家是有著一位叫做小夜姬的千金閨女呢。
若者はひと目でこの姫を好きになり、姫の方もまじめで正直な若者に、次第に心をひかれるようになりました。
就是因為這位千金是嬌貴可愛、導致就年輕人呀就是看到了第一眼後也是愛上咯、而人家千金的那邊情況、也是說日子一天天的過去、越來也是看這位年輕人覺得人家老實可靠、對其也是動起了心。
そのうちにとうとう、二人は固く将来を誓い合う仲になったのです。
這就兩人之間是越來越親密、越來越親密、最後呀、乾脆直接就是私定了未來、約定終生海誓山盟了。
ところがこのことを知った主人は、かんかんに怒りました。
可等就是大老爺也知道了這事之後呀、當即那就是十分的氣呀、十分的氣。
「大事な一人娘を、使用人ごときにやるわけにはいかん!」
女兒呀、你要知道、你可是我寶貴的女兒、而人家就是一個給我們家打雜幹活的!
そしてとうとう若者は、ひまを出されてしまったのです。
就這樣呢、不久後、年輕人也就是面臨了被大老爺是解僱了去這樣的命令。
一方、姫はそれ以来、毎日泣いて暮らすようになりました。
而另外一邊、大小姐那裡就是天天無時不刻的傷起了心、以淚洗面了。
一人で部屋に閉じこもって、ご飯も食べません。
小姐呢、就是將自己一人鎖在了房間之內、是絕食飯也不吃了。
ただ若者を思って、泣いてばかりでした。
心裡呢、那就是一直想著那位年輕人、然後哭呀哭呀哭呀。
そんなある日のこと、姫はとうとう家を出て行きました。
這一天天下去、最後小姐終於是忍不住咯、直接就是玩起了這離家出走。
そして若者のいる、須坂へと向かいました。
這一走呀、也就是朝著年輕人的老家、須坂去咯。
そのとき、十三人のお供が姫に従いました。
而此行呢、還給小姐是帶上了十三名的貼身丫鬟同行。
それから何日も何日も歩きつづけた末、やっとのことで姫は須坂にたどり着き若者と再会したのです。
就這樣呀、是連續的走了好幾天的路呢、最終、小姐總算是給在須坂把自己的那位心上人年輕人給看見咯、兩人是重逢再會。
二人の気持ちを知った若者の母は、どうにかして二人を一緒にさせてやりたいと思いながらも、しょせん身分の違う者同士と、一緒になるのを許してやらなかったのです。
而這事呢、年輕人的母親也是看在了自己眼裡、她心想呀、要是這兩人真是能在一起那該多好呀、雖說自己也是盼、但也知道這希望終歸只是希望、自家和人家的貴族大老爺家那家底可謂是差的太遠、果斷的就是拒接了這麼個兩人之間成親的請求吧。
姫は今さら家にも戻れず、この里のはずれでひっそりと暮らすようになりました。
可大小姐即便不被成全也是不死心、她就是不回家、乾脆選了個地就到年輕人的村子邊是給住起來了。
そして毎日つらい思いで日を過ごすうち、やがて姫は病気になり、お供の者たちの看病もむなしく、とうとう死んでしまったのです。
但是每日這相思、讓小姐心裡是無比的煎熬、最後呀、心鬱患病了、主人現在變成了這個情況、丫鬟呢也就是一個個照看呀、可最終結果竟然是人死了。
姫が死んだとなると、従ってきた供の者たちも互いにのどを突き合って、果ててしまいました。
一看到大小姐身亡、一起是陪同前來的是十三位丫鬟竟然也是一同尋起了短見、一個個是幫助對方割開了喉嚨、一同赴死咯。
姫の霊は、相森神社(あいのもりじんじゃ)にまつられました。
後來呀、為慰籍大小姐在天之靈、就給人家是在這相森神社裡頭是給人貢起來啦。
また、十三人のお供が葬られた墓は、『十三塚』と呼ばれて、今でも浄念寺の境内にひっそりと残されているそうです。
還有就是十三位貼身丫鬟一起赴死的這個事吧、最後也是說合修了一個十三塚、就這個遺址呢、現在還是仍給保留在了淨念寺的裡頭呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
十三塚(じゅうさんづか)
情死
むかしむかし、須坂(すさか)に、一人の若者がいました。
到好久以前、須坂就有個年輕人。
毎日朝早くから田畑に出ては、こつこつ働いていたものの、暮らしはいっこうに楽にはなりません。
每天過就出門開始舞自己那兩手鋤頭了、但是種地就是下等人的事、辛苦啦、這日子也不見過得好、要死不活每天。
あるとき、若者は知り合いのつてで都にのぼりました。
後面有條認得到的、也是講邀年輕人、走、我們到城裡進廠打螺絲去、到鄉里面混㫘得前途的。
そして、公家(くげ)のお屋敷で働くことになったのです。
這就身份證一壓、兩兄弟流水線上面站到的。
若者は相変わらずまじめに働くので仲間からも好かれて、半年もたつ頃には、主人からも一目置かれるようになりました。
年輕人看這打螺絲來錢快啊、每天都幫螺絲打冒煙了、幫老闆是笑了個卵卯翻天、其他人也眼紅別個拿的工資高。
ところでこの屋敷には、小夜姫(さよひめ)という主人の娘がいました。
這就講廠裡面還有個妹妹、小夜姬。
若者はひと目でこの姫を好きになり、姫の方もまじめで正直な若者に、次第に心をひかれるようになりました。
年輕人看到別個第一眼過就動心了、而別個妹妹這邊看年輕人打螺絲這麼屌、也是有點中意。
そのうちにとうとう、二人は固く将来を誓い合う仲になったのです。
等慢慢交談幾次之後、這過就走一起去了、終身大事這都跟你商量好了。
ところがこのことを知った主人は、かんかんに怒りました。
但這事過讓老闆不舒服了、要講為甚麼、這小夜姬是自己親女啊、硬是發了好大的脾氣 。
「大事な一人娘を、使用人ごときにやるわけにはいかん!」
講自己這麼嬌貴的一個女、怎麼輪也配不到你一個臭打螺絲的啊!
そしてとうとう若者は、ひまを出されてしまったのです。
這就讓自己的高級螺絲人卷鋪蓋夾卵滾了、損失了一名戰將、著實也是一項艱難的決定。
一方、姫はそれ以来、毎日泣いて暮らすようになりました。
但更惱火的是、自己女小夜姬這就每天開始以淚洗面了、原因就是自己要別個滾不見了。
一人で部屋に閉じこもって、ご飯も食べません。
自己的小女到屋裡幫門一鎖、這飯都不肯吃了。
ただ若者を思って、泣いてばかりでした。
這是要逼自己幫螺絲人逽回來啊?這麼個哭法。
そんなある日のこと、姫はとうとう家を出て行きました。
但是老闆肯定不得依啦、直到有天屋裡不見了小夜姬人、夾卵、跑了。
そして若者のいる、須坂へと向かいました。
這是去追別個年輕人、準備私奔了。
そのとき、十三人のお供が姫に従いました。
走的時候還帶到服侍自己的十三個姐妹。
それから何日も何日も歩きつづけた末、やっとのことで姫は須坂にたどり着き若者と再会したのです。
就這麼連續的走了幾日幾夜、到地了、須坂、年輕人的屋。
二人の気持ちを知った若者の母は、どうにかして二人を一緒にさせてやりたいと思いながらも、しょせん身分の違う者同士と、一緒になるのを許してやらなかったのです。
但是別個父母曉得了情況也是不準了、講我們屋之間身份差的太多啦、你也不能真幫這條主作了、到時候事成了萬一人逽過來、又要怎麼搞啦。
姫は今さら家にも戻れず、この里のはずれでひっそりと暮らすようになりました。
年輕人父母也是怕到時候別個屋裡人跑過來逽麻煩、自己一條平民百姓、惹不起惹不起、現在就變成年輕人屋裡不敢收、小夜姬屋裡也不願回。
そして毎日つらい思いで日を過ごすうち、やがて姫は病気になり、お供の者たちの看病もむなしく、とうとう死んでしまったのです。
過就到村子邊上一個人住下了、這越想心裡越苦、苦到後面得了病、十三個姐妹看到主人這樣子硬是㫘點辦法、各種方法都想了、最後人還是過活活慪死了。
姫が死んだとなると、従ってきた供の者たちも互いにのどを突き合って、果ててしまいました。
這一下好傢伙了、老闆女死了、回去還得了啊、你幫我我幫你、大家一起互相了結對方的生命了。
姫の霊は、相森神社(あいのもりじんじゃ)にまつられました。
出了這慘事、後面也是講到這地方修了個相森神社、供人安息。
また、十三人のお供が葬られた墓は、『十三塚』と呼ばれて、今でも浄念寺の境内にひっそりと残されているそうです。
而葬人的地方則名十三塚、這遺骨現在過還到浄念寺地下埋到的。
おしまい
结束
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