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第 18話
(日本民間故事 018)
宝箱をとりもりどしたネコ (健全普通話版)
奪回寶箱的貓咪
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるところに、まずしい男が住んでいました。
在很久很久以前、有一個地方呢、就住著了有一名是非常貧窮的男子。
毎日毎日、山へ出かけてはシカやクマをとってくらしていますが、もとは村一番の長者(ちょうじゃ)で、だれからも尊敬(そんけい)されていました。
男子現在呢、就靠著每天上山去山裡面搜刮一些個熊鹿野味、靠這個過活了、若論起家世、以前呢、人家祖上還就是這村裡面最有錢的那位地主大老爺呢、當時人人都是要敬仰自家三分。
ところが長者の家に代だい伝えられていた、神さまの宝箱を海の魔神(まじん)にぬすまれてからというもの、男はすっかり落ちぶれてしまい、今ではそまつな小屋に、一匹のネコとイヌがいるだけなのです。
但現在別提甚麼大老爺呢、是落魄的要命、就一個破破爛爛的小屋、然後加上男子就是兩隻貓狗、沒了、而這個家道中落它是有原因的、本來吧、老爺家他是有一個代代相傳的家寶的、可惜、後來的這個天神贈予的寶箱是到了男子這一代就給海裡面的魔神所偷走、家寶一斷這個運勢也是盡了、變得是霉運連連。
猟(りょう)に出かけるといっても、まったく獲物(えもの)のない日があり、そんな時はネコやイヌにさえエサをあげることができません。
所以說即便就是出門打獵、可每天在山上轉悠那都是沒看見有一隻呢、每天皆是無功而返、搞到最後別說自己人了、就連這家中的貓狗也是餓到肚子沒東西喂啦。
そしてここ何日も獲物が見つからず、ウサギ一匹手にすることができないので、男は山へ行くのをあきらめて、朝から晩まで寝てばかりいました。
就有幾日、男子這運氣是特別特別的背、一連好幾天都是白費了力氣上了山啥獵物沒有、大的別說了、就連隻小兔子也是毛都沒看到呢、乾脆吧、男子他就放棄了、直接從早到晚看開了、安心的在家睡大覺。
ネコもイヌもこまってしまい、男のまくら元へいって相談しました。
就主人的這一個消極的行為、直接就是愁懷了貓狗、這兩隻雙雙就都是進言來了。
「なあ、このままでは、あなたもわしらもうえ死にしてしまうよ。何とか食べ物を手に入れる方法はないのですか?」
喂喂喂、別這個樣子嘛、這都是在幹啥呀、再這樣下去、我們三就都得是會活活餓死的呀、當務之急不是得想個甚麼獲取食物的辦法先嗎?
すると男は、
可男子他呀。
「いや、もうわしはだめだ。すまないがこんな家は出て、お前たちだけで生きてくれ」
好啦好啦、我現在已經無所謂咯、你們也快走吧、離開這個家、然後就自謀生路吧。
と、言ったのです。
男子竟是這樣說道。
しかし、今までかわいがってもらった恩(おん)をわすれて、男を見捨てることはできません。
可貓狗想了呀、咱們要跑是可以跑、但主人待我們的過往恩情不薄、我們不能就這樣子的是棄主人而去呀。
ネコが男に、はげますように言いました。
貓呢、還是不願意放棄的激勵起了主人。
「そんな気の弱いことでどうするの。さあ、一緒に山へ行きましょう」
還請就是不要如此的垂頭喪氣、走吧走吧、咱們還就是再去一躺山裡面碰碰運氣吧。
「・・・いいや、神さまの宝箱がなくてはどうにもならない。いくらがんばっても、むだな事だ」
………我不要再去了啦、我已經失去了傳家寶、總之就是會一直一直走霉運的、即便就是努力了最後的結果也還是白費勁啦。
男は宝箱を海の魔神に盗まれてから、ひどい暮らしになったことを正直にうちあけました。
男子這時也是對貓狗說出了自己家族的那個傳家寶、以及現在自己會變得如此落魄其實都是被海魔盜走了寶物所致。
するとネコが、
即便如此貓咪呢、還是。
「なんだ、そうだったの。では、あたいらが宝箱をとりもどしてあげるよ」
原來還有一個這樣的事情在裡面呀、我知道啦、那就讓我們倆幫忙來把主人的那個傳家寶給找回來吧。
そしてイヌも、
就這時、一旁的狗也是附和了起來。
「そうさ。わしらがもどってくるまで、どんなことがあっても待っていておくれよ」
對呀對呀、就讓我們來給你奪回那個傳家寶吧、無論路上是多麼的艱難險阻、我們一定都是會想辦法讓寶物再次回家的。
と、言ったのです。
這樣說道。
二匹はすぐに家を出て、海の魔神の住む島へと向かいました。
好啦、就這樣、貓狗是急忙的出發上路咯、目標就是海魔神所居住的那個島。
島までは遠くて、二匹は海の中をかわるがわる相手を背中にのせて泳ぎ、ようやく島へ着いた時には、寒さと空腹で一歩も動けない状態でした。
可小島所處的位置是非常非常的遠的、貓和狗這就在海上是互相的幫助、一個人背另一個人游、累了就交換、這樣是交替奮力遊到了小島、但等終於登了島、兩人又是氣虛力弱、渾身上下沒了一點力氣是動都動彈不得啦。
それでも魚を食べて、ようやく元気になった二匹が立ちあがろうとした時、おびただしい数のネズミが山の方から海辺へと押しよせてきたのです。
可即便如此、大海裡面魚多呀、很快、把魚給一吃又是精氣神都完全恢復的貓狗重新振作啦、也就是這時、貓狗看到了是自山上下來了一隊數量龐大的老鼠大軍、大軍是朝著海邊而來了。
ネコは、そのネズミたちにさけびました。
貓咪看到了老鼠的當下、那立馬就是衝過去給恐嚇起來了呀。
「魔神のいるほら穴へつれていきなさい! さもなくば、このツメで一匹残らずひっとらえて、やつざきにしてやるよ!」
魔神的老巢究竟是在甚麼地方!快點告訴我呀、你有看見了我這個尖銳的爪子了嗎?要是膽敢不從、那我立馬就是讓你們現場四分五裂呀!
イヌも負けじと、大声でさけびました。
就這時的狗子、它也是大聲的狂吠起來為貓咪助威。
「いうことを聞かないと、このキバで一匹残らず、かみくだいてやるぞ!」
聽見了嗎、若是不從、我也尖牙也是不會放過你們的呢、我會一個不留的全給你們撕裂!
その声にネズミたちは驚き、急いで向きをかえると、二匹を案内して山へと登っていったのです。
貓狗的這一頓威逼實屬也是讓老鼠大軍們一個個全給嚇沒了膽、當機立斷、立馬就是大部隊掉頭轉起了方向、給貓狗兩人帶路去咯。
さて、山の中腹に大きな岩屋(いわや→岩のどうくつ)があり、入口には石の戸が閉まっていました。
一路上走呀走呀、最後這就給兩位是帶到這大山上的山腹這裡來了、這是一個石室的所在、石室的石大門呢、它是緊閉著的。
ここが魔神のいるほら穴のようですが、どうやら魔神は留守のようです。
看來這裡就是魔神的巢穴無誤、看情況、也能推斷出現在的魔神也許就是還沒回家呢。
「よし、今のうちよ。お前たち、早くこの石の戸に穴を開けなさい!」
天啦、趁著現在的這個大好時機、來來來、你們也都來給我幫忙、快點就是把這個石頭大門給我弄開了啊!
ネコが手をふりあげて命令すると、ネズミたちは石の戸をかじり、石の戸にポッカリと穴を開けました。
老鼠大軍一個個是屈服了貓咪先生的淫威、沒有了辦法、搬又搬不動、一個個只能是用起牙齒瘋狂的啃咬起著石門來了、最後呀、還真別說、那麼個大石門上都給老鼠大軍是咬出了個小窟窿呢。
「それっ!」
就是現在!
二匹が岩屋にとびこむと、男の言ったとおりの宝箱がありました。
貓狗一躍而入魔神巢穴之中、幾番搜尋之下、主人所言的那個傳家寶箱、竟就真是在魔神的巢穴裡給它找到了。
ネコがその箱をかかえて、イヌの背中にのせました。
貓咪先生猛然把寶箱一抱、然後就是給放到了狗子的背上去啦。
二匹が岩屋から出てきた時、ネズミたちの姿がありません。
可就是等兩人完成了奪寶從人家海魔的屋子裡面出來之後發現了呀、之前的那隊老鼠大軍、現在是全沒了。
「もしかすると、魔神のところへ知らせに行ったのかもしれない。はやくもどろう」
不會吧、說不定它們也就是趁著我們這個奪寶的間隙、給人海魔神是通風報信去了呀、不妙呀、我們趕快跑。
二匹は、海辺に急ぎました。
貓狗呢、急忙的這就是朝著大海邊奔去了。
ネコがふり返ると、ネズミを引きつれた魔神が、ものすごい勢いで山をくだってくるのが見えます。
此時的貓咪一個回頭、竟就還真是看到了老鼠大軍給自己搬來的救兵、海魔神、人家那可是氣勢洶洶的大部隊朝著這邊趕來了呀。
二匹はあわてて海へ飛び込み、箱を押さえながら必死に泳ぎました。
貓狗連忙跳入了大海之中、托起了箱子後是加速又加速的拼命划了起來。
ようやく村の海辺へたどりつくと、今度はネコが背中に箱をのせて、男の待つ家へともどっていきました。
等到經歷了千辛萬苦、終於貓狗是遊到了這村子旁的海邊、這次呢、就換成是貓咪先生它背起重箱子啦、又是一段路途、兩人終是回到了那個正在等待著的主人家中。
二匹が宝箱を取り返してきたのを知った男は、ビックリです。
真等明白了過來自家的傳家之寶是給貓狗兩位取回、主人自己都驚呆了。
「おおっ、まさか本当にとり返えしてくるなんて。ありがとう。もう二度と、盗まれるようなことはしないぞ」
天啦天啦、沒想到是真的、你們真的給我取回了家族的寶貝、天啦天啦、以後我可要好好的看管、是絕不能讓寶貝是再丟失第二次啦。
男が神さまの宝箱を開けると、中から金と銀の玉が出てきました。
主人呢、此刻也是開啟了這個寶箱、箱子之中出現的是兩顆金銀寶玉。
不思議なことに、その玉を米びつに入れると、空っぽだった米びつがたちまち米であふれて、空の袋に入れると、袋は砂金でいっぱいになりました。
只見十分十分之神奇、主人就是把寶珠幫米倉裡面一放呀、下一秒、家裡面空空如也的米倉它就直接是給你滿上了、而這一次呢、又是把寶珠給放入了一個空空的袋子之後、一轉眼袋子裡面就又是憑空的多出了滿滿的砂金呢。
宝箱のおかげで男はまた長者となり、りっぱな屋敷をかまえました。
拜如此珍寶所賜、以前的那個窮小子很快就是發家致富、搖身一變呀、變成了一位是住著大宅子的地主大老爺咯。
男が長者になったのを知って、以前に長者の屋敷で働いていた者たちも、次々ともどってきました。
知道了以前的老東家家裡又是發蹟富貴、就以前的那些個老夥計們也是得知了消息一個個全開始回來啦。
長者はネコとイヌのためにりっぱな部屋をつくり、いつまでも大切にかわいがりました。
成為了老爺的男子這就不忘貓狗之恩、分別是給他們兩隻專門修建了個大大的房子、待其為恩人一樣的天天好吃好喝的供著呢。
そして魔神がふたたび宝箱を盗まないように、ネコとイヌは死ぬまで、神さまの宝箱を守ったという事です。
最後的最後、就是這個家的貓狗是為了防止海魔神再次來襲偷走家寶、一直到死都是秉持著一個要拼命守護起天神寶箱的原則呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
宝箱をとりもりどしたネコ
貓狗之勞
むかしむかし、あるところに、まずしい男が住んでいました。
到以前、這就一條男的好窮。
毎日毎日、山へ出かけてはシカやクマをとってくらしていますが、もとは村一番の長者(ちょうじゃ)で、だれからも尊敬(そんけい)されていました。
全部家產留到自己手上也只剩一把火銃了、每天就靠這吃飯的傢伙上山取點野、專門逽看有鹿茸和熊掌吧、原先拉、自己屋還是條大地主、全村最有錢了。
ところが長者の家に代だい伝えられていた、神さまの宝箱を海の魔神(まじん)にぬすまれてからというもの、男はすっかり落ちぶれてしまい、今ではそまつな小屋に、一匹のネコとイヌがいるだけなのです。
要講家道沒落的原因、這還要從一條金箱子講起、這家寶一代代傳落來就不曉得裡面裝甚麼、估計也不尋常、講是天上人賜的、哪曉得引來了妖魔、這就幫你偷偷一摸、謀走了、男的從此走了黴運、稀爛。現在一屋除了還剩一把槍就跟兩條貓狗了。
猟(りょう)に出かけるといっても、まったく獲物(えもの)のない日があり、そんな時はネコやイヌにさえエサをあげることができません。
反正人一打獵回來貓狗就開始叫了、有時候這運氣不好就碰不到野、兩傢伙就到那裡哀。
そしてここ何日も獲物が見つからず、ウサギ一匹手にすることができないので、男は山へ行くのをあきらめて、朝から晩まで寝てばかりいました。
這事連續出了好幾天、貓狗也是持續㫘得東西吃了、男的想這山上野估計也是完了、難去、直接躺平了。
ネコもイヌもこまってしまい、男のまくら元へいって相談しました。
這好傢伙、夾卵啦、貓狗看唯一的希望都破滅了、跑男的邊上來、跟他打下子雞血。
「なあ、このままでは、あなたもわしらもうえ死にしてしまうよ。何とか食べ物を手に入れる方法はないのですか?」
講你這躺平了是甚麼事啊、這麼到你一餓死再跟到就是我們稀爛、要想個辦法先幫吃的搞到手起來啦。
すると男は、
「いや、もうわしはだめだ。すまないがこんな家は出て、お前たちだけで生きてくれ」
と、言ったのです。
男的這就講了、這屋裡已經㫘搞頭了、你們要走快走、不然我這到時候一餓你們也就下鍋了、要不然等我死了你們再吃最後一餐、好聚好散啊?
しかし、今までかわいがってもらった恩(おん)をわすれて、男を見捨てることはできません。
但是這貓狗重情、講男的有養育之恩、恩還㫘報、這時候怎麼可以跑啦。
ネコが男に、はげますように言いました。
貓這就開始推起男的了。
「そんな気の弱いことでどうするの。さあ、一緒に山へ行きましょう」
講我們一起幫山上了、這次肯定有、我們兩傢伙一起逽。
「・・・いいや、神さまの宝箱がなくてはどうにもならない。いくらがんばっても、むだな事だ」
但男的認為自己之所以會變成這樣子就是當初屋裡的寶箱緣故、現在箱子不見了去、就算這次摸到一兩個肉、那下次啦。
男は宝箱を海の魔神に盗まれてから、ひどい暮らしになったことを正直にうちあけました。
男的就跟屋裡貓狗交待了這屋子以前還輝煌時的過往、以及自己是怎麼失了家寶後稀爛的、也讓這兩傢伙曉得自己躺平的原因。
するとネコが、
「なんだ、そうだったの。では、あたいらが宝箱をとりもどしてあげるよ」
そしてイヌも、
那簡單啊、我們幫你箱子搞回來不就行了啊?貓放完話。
「そうさ。わしらがもどってくるまで、どんなことがあっても待っていておくれよ」
狗也是同樣、講自己打包票、無論到哪裡都幫你把箱子搞了。
と、言ったのです。
這就話都放完。
二匹はすぐに家を出て、海の魔神の住む島へと向かいました。
兩傢伙去海邊逽水怪了、當初就是這傢伙幫家寶謀去的。
島までは遠くて、二匹は海の中をかわるがわる相手を背中にのせて泳ぎ、ようやく島へ着いた時には、寒さと空腹で一歩も動けない状態でした。
要去別個屋還要先渡海、水妖到相當遠的一條海島上、狗就讓貓抓自己身上開始遊、等狗不行了換貓、兩傢伙輪替幾個來回、硬是幫島上了、到地、人已經不行了、幾天㫘飯吃了、這水裡面又冷、毛過溼完的。
それでも魚を食べて、ようやく元気になった二匹が立ちあがろうとした時、おびただしい数のネズミが山の方から海辺へと押しよせてきたのです。
但好在遊過來的時候看到水裡到遊的魚、刨了兩條上來、吃完魚也是回了一口血、這時、不曉得是為甚麼像是住到山上的老鼠子大軍也往海邊來了、過來搞魚了?
ネコは、そのネズミたちにさけびました。
貓吃飽有了勁、衝老鼠前面就是一短(𢷖)
「魔神のいるほら穴へつれていきなさい! さもなくば、このツメで一匹残らずひっとらえて、やつざきにしてやるよ!」
爹問你們、水妖屋甚麼地方啊?快點幫地方跟老子交待了、不然今天你們一個莫想走!
イヌも負けじと、大声でさけびました。
貓剛講完、狗這就開始吠。
「いうことを聞かないと、このキバで一匹残らず、かみくだいてやるぞ!」
㫘聽到啊?莫讓老子重複第二次!
その声にネズミたちは驚き、急いで向きをかえると、二匹を案内して山へと登っていったのです。
老鼠大軍過被這貓狗駭的一愣一愣的、一路人馬不下海了、從甚麼地方來回甚麼地方去、又往山上去跟兩傢伙帶路。
さて、山の中腹に大きな岩屋(いわや→岩のどうくつ)があり、入口には石の戸が閉まっていました。
地方到了、這就看到一條洞窟、正正立到山腹、像條屋樣的還幫門也安到的、一條大嵒頭門口一堵。
ここが魔神のいるほら穴のようですが、どうやら魔神は留守のようです。
既然堵到門、說明這主人現在是不到屋、出去了啊。
「よし、今のうちよ。お前たち、早くこの石の戸に穴を開けなさい!」
好球!小雜种們、快點幫我跟這門現在移開起來!
ネコが手をふりあげて命令すると、ネズミたちは石の戸をかじり、石の戸にポッカリと穴を開けました。
老鼠子現在過就變成了螞蟻、被貓命令去移別個水妖的嵒頭大門。
「それっ!」
二匹が岩屋にとびこむと、男の言ったとおりの宝箱がありました。
門一開、兩傢伙衝到幫門一進、寶箱就到裡面擺到的。
ネコがその箱をかかえて、イヌの背中にのせました。
貓這就兩個手一拖、幫箱子往狗背上一穩。
二匹が岩屋から出てきた時、ネズミたちの姿がありません。
剛走到門口、剛才的老鼠子們一個個全不見完了。
「もしかすると、魔神のところへ知らせに行ったのかもしれない。はやくもどろう」
夾卵了、這些老鼠萬一是跟水妖報信去的啦、我們快走!
二匹は、海辺に急ぎました。
兩條就好急的往海邊一趕。
ネコがふり返ると、ネズミを引きつれた魔神が、ものすごい勢いで山をくだってくるのが見えます。
到地、貓回頭望、果不其然、老鼠大軍已經搬了救兵、幫自己水妖爹喊來、這就馬上要你貓狗爛。
二匹はあわてて海へ飛び込み、箱を押さえながら必死に泳ぎました。
兩傢伙曉得自己幹不過快跑、拖到條重箱拼死到海裡面游。
ようやく村の海辺へたどりつくと、今度はネコが背中に箱をのせて、男の待つ家へともどっていきました。
那曉得別個是㫘追、還是㫘追到啦、還讓這貓狗成功幫屋回了。
二匹が宝箱を取り返してきたのを知った男は、ビックリです。
男的就屋裡躺平等死到了、看到舊夥計搬了條箱子過來是駭一跳、事還真成了。
「おおっ、まさか本当にとり返えしてくるなんて。ありがとう。もう二度と、盗まれるようなことはしないぞ」
男的一下跳起來活了、這次要好生幫箱子收到了、莫又讓哪個幫家寶弄了去。
男が神さまの宝箱を開けると、中から金と銀の玉が出てきました。
開箱子、看裡面東西還有吧、這就蹦出金銀雙珠了。
不思議なことに、その玉を米びつに入れると、空っぽだった米びつがたちまち米であふれて、空の袋に入れると、袋は砂金でいっぱいになりました。
這傢伙並不是讓你賣了換錢、而是自帶奇效、後來發現屋裡㫘米了、米缸子裡面一甩、這就自動幫你續、分分鐘滿了、若是缺錢了、麻袋裡面一甩、跟你變成袋黃金。
宝箱のおかげで男はまた長者となり、りっぱな屋敷をかまえました。
好啦、這就男的有錢起來拉、又變成了大地主、舊房子一改、又條大豪宅。
男が長者になったのを知って、以前に長者の屋敷で働いていた者たちも、次々ともどってきました。
以前屋裡的夥計聽到這戶人家又起來了啊、又都過來重新逽事作了、這一下牛馬也有了。
長者はネコとイヌのためにりっぱな部屋をつくり、いつまでも大切にかわいがりました。
這就又幫最大的功臣貓狗一個人修條屋、當條爹供起來。
そして魔神がふたたび宝箱を盗まないように、ネコとイヌは死ぬまで、神さまの宝箱を守ったという事です。
此後的貓狗也是一直防到水妖再犯、一直到死前都幫家寶好生收到的。
おしまい
结束
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