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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 19話
(日本民間故事 019)
ほらふきサルの尻はなぜ赤いの旅

サルの尻はなぜ赤い (健全普通話版)
猴子的屁股為何紅通通

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました。
在很久很久以前、就有一個這樣的地方是居住了一對公公婆婆。

おじいさんは毎日、山の畑をたがやしに行きます。
老爺爺呢、他就是每天都會上到山上的那個菜園子裡鬆鬆土鋤鋤地。

ある日の事、おじいさんがいつものように畑をたがやしていると、側にあった石にサルが一匹腰かけて、
而就是有一天、老爺爺這不就還在自家的菜園子裡面忙活著嗎、突然這就旁邊的一塊大石頭上面是不知道甚麼時候坐了一隻猴子上去呢。

「あのじじいの畑をたがやす姿は、左にヨロヨロ、右にヨロヨロ」
老爺爺、真磨蹭、瞧你那磨嘰樣、真是老了不中用啦。

と、悪口を言うので、おじいさんは腹を立てて、
這隻猴子先生是對起了人家老爺爺惡語相向、這立馬就是給老爺爺給幹生氣了呀。

「このサルめ!」
你這隻臭猴子!

と、クワをふりあげて追いかけましたが、サルは素早くて、ぜんぜんつかまりません。
只見老爺爺他就是提起了鋤頭朝著猴子給衝過去了、但可惜就是這小猴子速度太過於靈活敏捷、年邁的老爺爺是完全一點也追不上。

次の日も、おじいさんが畑をたがやしていたら、昨日のサルがまたやってきて、
而也就是第二天呀、今天在菜園子裡鋤著地的老爺爺他就又是看到了昨天那隻該死的猴子咯。

「あのじじいの畑をたがやす姿は、左にヨロヨロ、右にヨロヨロ」
老爺爺、你老了不中用啦、做事磨磨唧唧的、又拖泥帶水、你快看自己的樣子、你已經快不行啦。

と、また悪口を言うのです。
就這次又是和昨天一樣的說起了這老爺爺的壞話呢。

怒ったおじいさんは、またサルを追いかけましたが、今日も逃げられてしまいました。
可不是嘛、老爺爺當時又是氣不打一處來的給追起了這隻猴子去咯、可就這次吧、小猴子想當然的還是又跑掉咯。

家に帰っても腹の虫がおさまらないおじいさんは、その事をおばあさんに話しました。
回到了家中之後、這老爺爺的心情還是十分十分的無法平復呀、於是乎呢、很快的就是把這個事給婆婆一說、讓人家來安穩安穩自己。

するとおばあさんは、
立馬、婆婆她就想到好主意啦。

「それなら、サルのすわる石に、モチをベッタリとぬり付けたらいいよ」
既然發生了這樣的事、那這樣、小猴子它不是喜歡坐在那塊大石頭上嗎、我們呢、就用塊糯米的年糕給大石頭上面一放、然後呀、就把它的屁股給粘住咯。

と、言ったので、次の日、おじいさんは朝早く畑へ行って、石にモチをベッタリとぬり付けました。
也就是老爺爺覺得婆婆的這個建議可行、第二天一早、老爺爺他就是直奔山上的菜園子裡面去佈置年糕啦、把石頭上呢是把年糕塗抹滿了去。

さて、やがてあのサルがやって来て、その石に腰をかけました。
而也又是不到一會之後吧、那隻猴子今天也是準時前來呀、先就是在那塊大石上把屁股一坐吧。

そしていつものように悪口を言うので、おじいさんがクワをふりあげると、サルは逃げようとしましたが、お尻にモチがベッタリとくっついているので、逃げようにも逃げられません。
一樣的老樣子、這次也是繼續開始說起了老爺爺你不行了、老了不中用啦、爺爺呢、這就聽到了之後又是一把鋤頭給你面前舞過來啦、這時的猴子它就想跑呀、可是馬上是發現了自己的屁股給石頭粘住、提不起來、這下是想跑都跑不了咯。

そこでとうとうおじいさんにつかまって、家に連れて行かれました。
而最終呢、那就是給老爺爺一把抓住、最後是給提回家裡面去咯。

家に帰ったおじいさんがおばあさんに、
老爺爺回到了家、很快的就是對著老婆婆交待到了。

「おばあさん、おばあさん、このサルは味噌汁(みそしる)にするとうまいから、味噌汁を作ってくれ。それからもちもついてくれ」
婆婆、婆婆、今天晚上我們就把這隻猴子給它下鍋了、給它變成一鍋猴肉煲湯、然後呀、家裡再打點年糕、晚上我們吃頓好。

と、言って、また畑仕事に出かけました。
老爺爺就是這樣的交待完畢之後、回到山上的菜園子裡就又是鋤地去咯。

おばあさんは、おじいさんに言われたように味噌汁を作り、もちをつき始めましたが、それを見ていたサルが、
婆婆呢、也是說聽老爺爺的、今天晚上我們吃頓好、準備要把猴子先生給燉成一鍋猴肉煲了、先備好醬料待用、再就又開始是捶打起了這年糕。

「おばあさん、おばあさん、年寄りにはもちつきは大変だろうから、おれがかわりについてやる。だからこのなわをほどいてくれ」
婆婆呀、婆婆呀、您老年紀都已經這麼大啦、這搗頭舞起來是得多麼費勁呀、我看著都替你吃虧呀、要不這個粗活就交給我、我年輕力壯、就包在我身上啦、所以說呢、就這個我身上的繩子能否先替我鬆鬆呀。

と、いったのです。
猴子先生呢、就是這樣請求到。

「そりゃ、助かるよ」
好呀好呀、那我就給你鬆繩子吧。

おばあさんがサルのなわをほどいてやると、サルはおばあさんにおそいかかって、おばあさんを殺してしまったのです。
可就是老婆婆才將把小猴子把綁一鬆、猴子它就是立馬的展露出了凶相、二話不說的當場就是給婆婆她弄死了。

そして殺したおばあさんで味噌汁を作ると、自分はおばあさんになりすましました。
殺了婆婆之後吧、這不灶上醬汁小料都齊全嗎、起鍋燒油、一鍋老婆煲湯這就讓猴子先生是給老爺爺安排上了、完事之後吧、猴子先生則又是穿上了老老婆婆的衣服、假扮上了。

やがておじいさんが帰って来たので、
也是說最終呀、老爺爺他是也回家咯。

「サルの味噌汁が出来ました。早よう食べてください」
這就是猴肉煲湯、趕快趁熱吃了吧。

と、おじいさんに味噌汁を出しました。
猴子先生呢、就給老爺爺當即是上了份老婆婆煲湯。

「どれどれ、これはいいにおいじゃ」
誒呀誒呀、這小味聞起來還不錯嘛。

おじいさんが味噌汁を食べようと味噌汁を見てみると、中から髪飾(かみかざ)りが出てきました。
老爺爺這不就是想快點嚐上一口嗎、這就一直是緊盯著這一鍋看呀、看著看著、發現這裡面咋就還有根髮釵子呀。

これはおじいさんがおばあさんにあげた、おばあさんの髪飾りです。
就這玩意兒還是當時老爺爺他送給老婆婆的一個禮物呢、婆婆的釵子咋就進湯裡了。

ふと、おばあさんを見てみてると、お尻から尻尾(しっぽ)が生えています。
此時的老爺爺也是轉頭看了看一眼婆婆、發現人家的屁股後面這就還給你是莫名其妙的長出了根尾巴來了。

「このサルめ、よくもおばあさんを殺したな!」
你這隻臭猴子、竟然還把婆婆給謀害了!

正体のばれたサルは急いで逃げ出すと、そばにあったカキの木に登っていきました。
知道了自己露餡、猴子先生是急忙的開溜了、然後呢、一溜煙的就是上到了附近的一棵柿子樹上。

それを追いかけてきたおじいさんが、持ってきた大きなハサミでサルのお尻に切りつけたのです。
可老爺爺他也是追的急呀、也是提著把大剪刀然後一秒後來到了樹下、只見剪刀一舞、猴子的屁股呢、當即也是瞬間開花、鮮血狂飆啦

サルの尻は血でまっ赤になりました。
就這樣、後來的血是越來越多、越來越多、把猴子先生的一整個屁股都徹底染紅。

それからです、サルのお尻がまっ赤になったのは。
就之那以後呀、猴子先生的屁股也就是這樣的一直紅起來咯。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

サルの尻はなぜ赤い
猴子屁股紅

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました。
到好久以前、這就一對公婆。

おじいさんは毎日、山の畑をたがやしに行きます。
公啦就天天田裡面鋤地。

ある日の事、おじいさんがいつものように畑をたがやしていると、側にあった石にサルが一匹腰かけて、
這天公就又幫地鋤到的、邊上一條猴子看味。

「あのじじいの畑をたがやす姿は、左にヨロヨロ、右にヨロヨロ」
講老家夥你不行了啊、莫不是過兩天就要走了哦?我看你左晃一下右晃一下、站都站不起了還犁條甚麼田哦。

と、悪口を言うので、おじいさんは腹を立てて、
「このサルめ!」
老杆子聽到猴子這話是幫自己慪得一卵脬的火。
取猴子狗命去了。


と、クワをふりあげて追いかけましたが、サルは素早くて、ぜんぜんつかまりません。
只要一鋤頭下去保證猴子狗頭稀爛、但是人老啦、不行啦、跑半天㫘跑贏、讓別個跑啦。

次の日も、おじいさんが畑をたがやしていたら、昨日のサルがまたやってきて、
第二天、猴子又過來老杆子邊上站到的。

「あのじじいの畑をたがやす姿は、左にヨロヨロ、右にヨロヨロ」
と、また悪口を言うのです。
老杆子、你是不是不行了哦?早死早超生啦?
又開始嘲了。


怒ったおじいさんは、またサルを追いかけましたが、今日も逃げられてしまいました。
老杆子這次又是取到鋤頭爆猴子狗頭去了、但這次還是㫘追到。

家に帰っても腹の虫がおさまらないおじいさんは、その事をおばあさんに話しました。
回去了老杆子是越想越慪、又跟婆子講了這兩次的遭遇、還想讓別個安撫下子。

するとおばあさんは、
「それなら、サルのすわる石に、モチをベッタリとぬり付けたらいいよ」
這就婆講了、狠招一支、講讓公捨得塊粑粑抹到猴子喜歡站到的那塊嵒頭上、幫它屁股巴到那裡、它不就跑不了了啊?

と、言ったので、次の日、おじいさんは朝早く畑へ行って、石にモチをベッタリとぬり付けました。
第二天清早老杆子就起來了、先去猴子愛站的嵒頭上面鋪粑粑、自己再裝條樣子幫地鋤了。

さて、やがてあのサルがやって来て、その石に腰をかけました。
不一下、猴子也是來了、先逽到塊嵒頭幫屁股放落去。

そしていつものように悪口を言うので、おじいさんがクワをふりあげると、サルは逃げようとしましたが、お尻にモチがベッタリとくっついているので、逃げようにも逃げられません。
這就又開始了、老杆子、你、這不行了還㫘講完、就看別個已經捏到鋤頭衝過來爆自己狗頭了啊、這次看來是有備而來、猴子一慌、屁股一提準備馬上跑路了、發現他媽逼是哪個幫嵒頭上面膠水沾到的、這扯都扯不丟。

そこでとうとうおじいさんにつかまって、家に連れて行かれました。
好啦、顜頸一提、被老杆子提回屋去了。

家に帰ったおじいさんがおばあさんに、
這就大刑伺候啦、面對公婆。

「おばあさん、おばあさん、このサルは味噌汁(みそしる)にするとうまいから、味噌汁を作ってくれ。それからもちもついてくれ」
公喊婆子幫這猴子煮了去、講這猴腦湯鮮、還要用它來沾粑粑吃。

と、言って、また畑仕事に出かけました。
交待完這猴子要怎麼𤏪、公又準備回田裡面去了。

おばあさんは、おじいさんに言われたように味噌汁を作り、もちをつき始めましたが、それを見ていたサルが、
猴子這就被吊起來、看到婆子又是燒水又是搗粑粑、感覺不對了。

「おばあさん、おばあさん、年寄りにはもちつきは大変だろうから、おれがかわりについてやる。だからこのなわをほどいてくれ」
就講、婆啊、我看你年紀大了、這搗粑粑不幸苦啊、我年輕猴子不得比人差的、你搗頭讓我舞下子、看我來搗、你歇到就可以的。

と、いったのです。
「そりゃ、助かるよ」
婆子這就真的覺得可以讓猴子幫粑粑搗了再幫猴子𤏪了、畢竟卸磨殺驢天天作到的、雞也不是要幫自己生蛋啊。

おばあさんがサルのなわをほどいてやると、サルはおばあさんにおそいかかって、おばあさんを殺してしまったのです。
等到婆子幫猴子索子一解、再幫搗頭往猴子手上一交、猴子這就要讓老杆子曉得了、甚麼是你能的我都能、你不能的我更能!一搗頭幫婆子腦鬠就過爆了、實現了多年來老杆子㫘用鋤頭爆了猴子狗頭的夙願。

そして殺したおばあさんで味噌汁を作ると、自分はおばあさんになりすましました。
猴腦湯我要吃、粑粑我也要錘、猴子跑都不跑、幫婆子下了鍋、衣服一穿裝成婆、等公回來的、爹看你這還能用膠水幫我屁股巴到啊?

やがておじいさんが帰って来たので、
等公鋤完地回來歸了屋。

「サルの味噌汁が出来ました。早よう食べてください」
婆子這就湯一端、講這猴腦湯好了、趁熱吃。

と、おじいさんに味噌汁を出しました。
「どれどれ、これはいいにおいじゃ」
老杆子聞到這股騷氣還覺得香。

おじいさんが味噌汁を食べようと味噌汁を見てみると、中から髪飾(かみかざ)りが出てきました。
但正準備試一口的時候、裡面怎麼摻到條頭髮夾子哦?這是搞甚麼鬼?

これはおじいさんがおばあさんにあげた、おばあさんの髪飾りです。
想都不要想、這是婆子做飯的時候不小心幫夾子落鍋子裡面去啦、這是要怎麼吃哦。

ふと、おばあさんを見てみてると、お尻から尻尾(しっぽ)が生えています。
公這就對到婆子認、回頭瞬間又感覺那裡硬是不對、又對到婆子好生看、㫘錯、是有條尾巴!

「このサルめ、よくもおばあさんを殺したな!」
公腦鬠還是轉到快、馬上反應過來是猴子幫婆過弄了、這就大聲䛥、取到鋤頭又架勢了。

正体のばれたサルは急いで逃げ出すと、そばにあったカキの木に登っていきました。
猴子看到自己已經著看破手踋也是快點抽身、兩踋飛快奔出了門、看到一顆柿子樹、上了。

それを追いかけてきたおじいさんが、持ってきた大きなハサミでサルのお尻に切りつけたのです。
但這次老杆子是踵的好急、傢伙一取直接就是索猴子命來了、看別個上樹了、管卵、直接取到手上大剪刀一掗、這就瞬間看到猴子屁股血是狂飆、被剪刀幫屁股開了條好大的口。

サルの尻は血でまっ赤になりました。
紅完了。

それからです、サルのお尻がまっ赤になったのは。
為甚麼猴子屁股紅啦、血染的、等這以後猴子生了兒、又基因遺產、從這時起、猴子屁股就都是紅的啦。

おしまい
结束

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