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福娘童話集 > 日本民間故事 > 001-030

第 23話
(日本民間故事 023)
伐株山(きりかぶやま)

伐株山(きりかぶやま) (健全普通話版)
伐株山

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : ひろりん

むかしむかし、玖珠盆地(くずぼんち)の中ほどには、樹齢が八万年といわれる大きなクスノキが生えていました。
在很久很久以前、於玖珠盆地、據說就是在這裡呀、坐落了一顆樹齡為八萬年之久的楠木大王呢。

あまりにも大きすぎるので、その下の村には日光が当たりません。
因為樹大王實在實在的大、屬於遮天蔽日了都、村裡裡面那就是一個真不見光呀。

日光が当たらないので、作物もとれません。
既然天上沒有太陽、那麼地裡的農作物想當然也是不能成長啦。

村人たちは毎日、暗く貧しい生活を送っていました。
拜其所賜、這些個村民們也只有是能過起了那暗無天日的貧苦生活。

ある日の事、クスノキの噂を聞きつけて、どこからか身の丈が九百尺(約270メートル)もある大男が現れました。
可就是有一天、不知道是打哪來了位又高又大的猛男、猛男他身高九百尺、專就是為驗證這楠木樹王的傳說而來。

男は大まさかりを手に、さっそくその大木を切り倒しにかかったのですが、不思議なことに男がいくら木を切っても、次の日になると切られた場所は元通りになっているのです。
男人手提開山斧、很快的就是一刀刀爆擊在了楠木王身上開始了、但有一件事就是讓猛男十分十分的納悶呀、為甚麼第二天就是當再次去砍樹之時、楠木王被自己劈出的口子咋就全療癒呀。

何日も何日も同じ事がくり返されるので、さすがの大男も、とうとうまさかりを投げ出してしまいました。
這件事一天又一天的三番五次的在連續上演、到了最後、猛男他也是不鑽了牛角尖、斧子一扔、不砍啦。

「もう駄目だ。切っても切っても元通りでは、いくらおれでも無理だ!」
不行不行不行、就算我是再怎麼努力、可人家第二天又是會繼續恢復成原樣的、這可不是我的能力不行。

するとどこからか、一人の老人が現れました。
而也就是這個時候、猛男的前面一名老者他現身啦。

「お主、このクスノキを切り倒そうとしておるのか。よしよし、ではいいことを教えてやろう。毎日切った分だけの木くずを、その日の内に燃やしてしまうんじゃ。そうすれば、さすがのクスノキも元には戻れん」
喂喂喂、那邊的猛男你在想要砍到這顆樹嗎、好呀好呀、我這裡其實是有一個砍樹的秘訣可以告訴你的呢、每天砍下多少木屑只要當天之內全部把他們燒的乾乾淨淨、只要這麼做的話、楠木王它也就再也無法復原了。

そう言って、老人はどこかへ消えてしまいました。
說完了這席話之後的老人、也很快的就是消失。

実はこの老人、ヘクソカズラの精だったのです。
現在就來說說這位老人的真身吧、其實它就是一株屁糞葛所化成的樹精。

ヘクソカズラはいつもクスノキにバカにされていたので、大男にクスノキの秘密を教えたのでした。
因為平時的楠木王總是高高在上的不待見自己、乾脆今天這個秘密說給它的仇家去聽聽吧。

大男はいわれた通り木くずを焼きながら、とうとうクスノキを切り倒したのです。
猛男得了仙人指路、如此每日又是砍完再燒、不多久、楠木王它倒地了。

この大男が何者で、切り倒したクスノキをどこへ持っていったのかはわかりませんが、クスノキの切り株は今でも残っており、今の伐株山(きりかぶやま)がそのクスノキの切り株だと言われています。
至於再來說說這個猛男究竟是何許神人、還有人家為了伐倒這顆巨大楠木究竟是為了甚麼、這些都不得而知、但就是當初的那顆大樹被砍倒的遺蹟殘留至今是仍然存在、那就是正是“伐株山”據說這座山的本體那都是當年楠木王所留下的大樹墩子呢。

そして『玖珠(くす)』という地名は、このクスノキに由来しているのです。
對了、還有故事一開始的那個“玖珠(くす)”其實也正是藉助了楠木王(くすのき)自己的名字在裡面呢。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

伐株山(きりかぶやま)
伐株山

むかしむかし、玖珠盆地(くずぼんち)の中ほどには、樹齢が八万年といわれる大きなクスノキが生えていました。
到好久以前、據傳玖珠盆地有橷楠木活了八萬年之久。

あまりにも大きすぎるので、その下の村には日光が当たりません。
這樹八萬年那就大啦、大到這樹底下的村不曉得甚麼是太陽。

日光が当たらないので、作物もとれません。
這天上無日頭、地裡自然也是無法耕種。

村人たちは毎日、暗く貧しい生活を送っていました。
也不曉得這村裡面的人是怎麼活落去的、但肯定總歸是有自己的辦法、畢竟下水道裡面的老鼠都可以活的滋潤。

ある日の事、クスノキの噂を聞きつけて、どこからか身の丈が九百尺(約270メートル)もある大男が現れました。
有天、這就不曉得是哪裡的神仙、身高九百尺、活脫脫一條三百米的猛男幫這楠木的事聽耳朵裡面去了、這也就來了。

男は大まさかりを手に、さっそくその大木を切り倒しにかかったのですが、不思議なことに男がいくら木を切っても、次の日になると切られた場所は元通りになっているのです。
取到把開天斧對到老樹精就是一頓猛劈、但是這砍了好幾天不曉得是甚麼卵、這老樹精像是會自己回血一樣、第二天又跟你原封不動的站那裡的、猛男一直到砍白工。

何日も何日も同じ事がくり返されるので、さすがの大男も、とうとうまさかりを投げ出してしまいました。
我一直砍就不信你能一直回啦、但是真就一直砍這樹精一直回、猛男是越砍越煩燥、直接斧頭一掗、砍雞巴、不砍了。

「もう駄目だ。切っても切っても元通りでは、いくらおれでも無理だ!」
這就放棄了、自己畢竟不是對手啦、這老樹精回血實在是太快了。

するとどこからか、一人の老人が現れました。
這個時候一條老杆子走了過來。

「お主、このクスノキを切り倒そうとしておるのか。よしよし、ではいいことを教えてやろう。毎日切った分だけの木くずを、その日の内に燃やしてしまうんじゃ。そうすれば、さすがのクスノキも元には戻れん」
講你想倒這條樹王啊?我跟你講條方、你直接幫每天砍落來的木頭渣子全用火燒乾淨起來、它第二天就㫘得辦法復原的。

そう言って、老人はどこかへ消えてしまいました。
話一講完、老杆子也不曉得是走甚麼地方去了。

実はこの老人、ヘクソカズラの精だったのです。
實際上這老杆子也是條樹、他是跟別個樹王有仇。

ヘクソカズラはいつもクスノキにバカにされていたので、大男にクスノキの秘密を教えたのでした。
就因為自己是屁糞葛、別個楠木王就敢看不起自己、今天就要讓你曉得惹爹的後果、現在就讓你爛。

大男はいわれた通り木くずを焼きながら、とうとうクスノキを切り倒したのです。
猛男用了這老杆子秘法、時日不多這巨木也過就倒啦。

この大男が何者で、切り倒したクスノキをどこへ持っていったのかはわかりませんが、クスノキの切り株は今でも残っており、今の伐株山(きりかぶやま)がそのクスノキの切り株だと言われています。
也不曉得這神仙兒取這楠木到底是搞甚麼去了、肯定是有他自己的用法就是了、至於劈倒老樹精後面留落來的那條樹墩、也就是留到了現在、都講這伐株山就是當時的老樹殘軀了。

そして『玖珠(くす)』という地名は、このクスノキに由来しているのです。
而開頭的玖珠這條地名、實際就是老樹精的名。

おしまい
结束

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