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福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090

第 62話
(日本民間故事 062)
だまされたオオカミ

だまされたオオカミ (健全普通話版)
狼先生被耍

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、あるところに、とてもいじわるなオオカミがいました。
在很久很久以前、就有著這麼一個地方是住了有一隻心眼歹毒的狼先生。

(ひまだなー。だれかいじめるやつはいないかなあー)
(閒的我發慌呀、這真是、有沒有那個小混蛋過來讓我欺負欺負呀)

川のそばをプラプラ歩いていると、むこうからウサギがやってきました。
狼先生它開始溜達了、於一處河岸邊、剛好呢、打迎面就是蹦過來了一隻兔子先生呢。

「やあ、ウサギどん。おらと一緒に遊ばないか?」
誒呀誒呀、這不是兔子先生、來陪我一起玩好不好呀。

「・・・・・・」
……………

ウサギがだまって通りすぎようとすると、オオカミはしつこくさそいます。
兔子先生它沈默不語、就打算是裝作沒聽見似的擦身過去、可是狼先生卻是糾纏的不依不饒

「川むこうの森に、すてきな花がさいているんだ。とりに行こうよ」
小河的對面就是森林、在那裡現在已經是開滿了美麗的小花、咱們就一起去採吧。

ウサギはしかたなく、オオカミについていくことにしました。
兔子先生它被搞的盛情難卻沒了轍、就那麼稀裡糊塗的跟著人家狼先生的屁股後面去了。

オオカミはさっそくかれ木を一本ひろってきて、川の上にかけました。
狼先生的下一個舉動則是在地上抱起了一根腐朽的爛木頭、就那樣的把這根木頭往這小河上一搭呀。

「さあ、ウサギどんから先にわたりなよ」
小兔子先生、小兔子先生、我就禮讓禮讓小兔子先生、讓小兔子先生先過吧。

「だって、何だかおれそうだよ」
可可可、我就是有點感覺這橋它會斷掉誒。

「大丈夫。ぼくだって平気なんだから」
不會不會、怎麼會斷呢、這橋連過我都是綽綽有餘的呀。

「うん、じゃあ・・・」
這這這、好吧好吧。。。。

ウサギはこわごわと、かれ木の橋をわたりはじめました。
小兔子這就小心翼翼的過起了這根狼先生所搭建的爛木頭橋。

ところが、橋のとちゅうまで行くと、
可就是一等兔子先生走到了一半之時呀。

ポキッ!
咔嚓!

かれ木の橋がおれて、ウサギはあっというまに川におちてしまいました。
那根爛木頭它真的斷掉啦、就是下一秒、小兔子先生也是落入了滾滾河流之中、變成落水兔了。

「た、たすけてー!」
救、救命呀!

ウサギはもがきながら、どんどん流されていきます。
小兔子先生它在掙扎在水裡折騰、而小河只是無情的嘩嘩的流、要帶小兔子先生它走。

「あははははは。ざまあみろ」
哈哈哈哈哈哈哈、快瞧瞧你那熊樣。

オオカミは流されるウサギを見て、手をたたいて喜びました。
而此時狼先生它在幹甚麼呢、它在邊笑邊看、邊邊拍手邊讚、任憑這滾滾河流是沖走了小兔子先生。

でも、川下へ流されたウサギは、うまいぐあいに岩につかまり、やっと川からはいあがることができました。
但是小兔子先生還是在危機關頭抓住了自己的運氣呢、在自己被水流帶到了河川下流之際、幸虧就是恰逢時機抓住了一塊大石頭、然後是爬著摸著撿回一條命上了岸。

(オオカミめ! 見ていろよ! 必ずしかえしをしてやるからな!)
可惡的狼先生!你可給我等著!這個仇我是無論如何都不會忘記的!

ウサギはオオカミに見つからないよう、こっそり家へ帰りました。
就這樣呀、兔子先生在注意著沒有被狼先生發現的情況下是偷偷摸摸的把家給回了。

次の日の朝、オオカミがまだ寝ていると、
這就第二天一早、此時的狼先生還在睡著覺呢。

「オオカミどん! オオカミどん!」
狼先生!狼先生!

と、戸をたたく者があります。
這一大清早就有誰是來自家敲門了。

「うるさいなあ、だれだよ」
真是吵死了個人、誰呀、這傢伙。

オオカミが戸を開けてみると、なんとウサギが立っているではありませんか。
狼先生打開了門、可一看外面呀、這傢伙不是兔子先生嗎。

「う、うっ、ウサギどん!」
兔、兔、是兔子先生!

オオカミはビックリです。
兔子先生突如其來的出現直接是把狼先生弄得驚呆住了。

昨日、たしかに川でおぼれ死んだはずなのですから。
要說為甚麼、那就是兔子先生昨天明明就在河裡給自己淹死了呀。

「ま、まさか幽霊(ゆうれい)?」
幽、難道你是幽靈?

すると、ウサギが言いました。
面對困惑質疑不解、兔子先生它說了呀。

「何をねぼけているんだい。この二本の足が見えないの? そうじゃなく、オオカミどんのおかげで竜宮(りゅうぐう)まで行ってきたんだよ」
狼先生、你還沒有睡醒是嗎、在說甚麼傻話呀、我才不是沒有腳漂浮在天上的幽靈、這麼兩隻兔子小腿你是沒有看見嗎?我過來才不是跟你說這個的呢、我要說的是我去了趟龍宮、而這些全都是拜你狼先生所賜呢。

「竜宮だって? もしかして、あの竜宮かい?」
龍、龍宮?你說龍宮、難不成就是傳說中的龍宮嗎。

オオカミが、身をのりだしてきました。
此時的狼先生可謂是一下子來了興致、都把身子是給挺直了。

「そうさ。あれから川をどんどん流れていって海へついたら、大きなカメさんがやってきて、竜宮へ案内してくれたんだ。きれいな乙姫(おとひめ)さまと一緒にごちそうを食べて、魚たちのおどりも見せてもらった。そりゃ、もう楽しくて楽しくて」
對對對、沒有錯、我昨天一路漂漂漂、最後可是從河流漂到了大海、這時候就有一隻大大大大的海龜先生、人家是給我指起了路、要將我給龍宮帶呢、最後我竟然是和漂亮無比的乙姬公主一同吃上了飯、還有看了好多魚兒的載歌載舞呢、天啦、太幸福啦、真是太幸福啦。

それを聞くと、オオカミが待ちきれずに言いました。
聽到了兔子先生是如此繪聲繪色的述說、狼先生可謂是早就忍不住了呀。

「おらも、行きたい!」
我、我也要去!

「そうさ。だからこうやって、知らせに来たんじゃないか」
對對對、就是因為讓你這個、我才特意的過來找了狼先生你呢。

「ありがとう。でも、おらはおよげないよ」
謝、謝謝你了呀、兔子先生、可是我並不會游泳呀。

「大丈夫、このふくろに入って流れていけば、一人でに海へ出られるさ」
沒有一點問題呢、只要進入了這口布袋、即便就是自己一個人也是能輕易的流到海面呢。

「なるほど、そいつはありがたい」
天啦、你還有這麼個厲害的法寶。

ウサギはオオカミをつれて、川のそばにいきました。
兔子先生呢、現在就給狼先生是一帶、又去到了昨天那條河邊啦。

それから大きなふくろの口を開けて、オオカミを中に押し込みます。
緊接著呢、又是扯開了那口大布袋、一個勁的是將狼先生給塞了進去。

「ほらほら、まだしっぽが出ている。もっとおくへ」
喂喂喂、狼先生、用點心、你的大尾巴可還收在外面呢、要全部放進去才行。

オオカミはふくろのおくへもぐって、体をまるくしました。
狼先生又是縮了縮了身體、都把自己丸成了一個球快。

「そんなら、ふくろの口をとじるよ」
好啦好啦、接下來我可要封口咯。

ウサギはひもで、しっかりと口をとじました。
兔子先生取出了大麻繩、給狼先生是好好的好好的、幫那個布袋的封口是捆的好好的呢。

「苦しくて、息ができないよ」
好苦悶呀、我感覺到自己已經有點不能呼吸了。

オオカミが、ふくろの中から言いましたが、
狼先生在布袋裡面現在是稍微有點那麼不情願的說道。

「なに、大丈夫さ。すぐにカメさんが来てくれるから。じゃあ、乙姫さまに会ったらよろしくね」
哎呀誒呀、這都不是事、等著吧、狼先生、很快很快大海龜先生就會來接你啦、然後呢、就是與乙姬公主她見面喔。

ウサギは、力いっぱいふくろをけりました。
兔子先生它開始了、只見人家猛然的是把這一布袋的狼先生對著河裡面一拋。

ふくろはゴロゴロところがり、川の中へどっぷん。
大麻袋先是在地上滾了幾滾、然後就是撲通一聲的掉入河中了。

それから、プカリプカリと流れていきました。
無情的水流開始侵犯起了這口大布袋、帶著它一直漂呀漂。

でもそのうちに、水がしみこんできて、ふくろがしずみはじめました。
可就又是不到片刻功夫、溢水的大布袋當下是變得沈甸甸、開始緩緩的沈底了。

「く、く、苦しい。だれか助けて」
悶、我悶、我好痛苦呀、救我、誰來救救我呀。

オオカミは、ふくろの中であばれまわりましたが、どうする事もできません。
此時的狼先生哭喊著想要自救也是早就來不及、要說為甚麼、這可不是自己把自己封死在布袋裡面了嗎、根本動都動彈不得呢。

(しまった、ウサギにだまされたんだ!)
糟糕、是我中計讓兔子它給欺騙了呀!

と、思った時には、オオカミは川のそこにしずんでしまい、二度と浮き上がる事ができませんでした。
狼先生它是終於反應過來、於臨死之前、然後下一秒是永遠的沈入了河底、以後都是再也再也沒有浮起來過了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

だまされたオオカミ
進麻袋

むかしむかし、あるところに、とてもいじわるなオオカミがいました。
到好久以前這就有條好壞的狼。

(ひまだなー。だれかいじめるやつはいないかなあー)
川のそばをプラプラ歩いていると、むこうからウサギがやってきました。
這狼今天好無聊、就想到要去哪個小動物面前幫威風耍了。
這就到河邊走啊走、幫一條過路的小兔子看到了。


「やあ、ウサギどん。おらと一緒に遊ばないか?」
「・・・・・・」
ウサギがだまって通りすぎようとすると、オオカミはしつこくさそいます。
兔子哥!我們一起來玩啊?
兔子看狼邀自己是聲都不想作一下直接從邊上繞到走了、狼看人不瞭自己、就又加大力度繼續哄。


「川むこうの森に、すてきな花がさいているんだ。とりに行こうよ」
ウサギはしかたなく、オオカミについていくことにしました。
兔子哥!跟我去樹林裡面啊?裡面花都開滿了。
兔子不曉得怎麼這就跟狼走了、奇了個怪、盛情難卻?


オオカミはさっそくかれ木を一本ひろってきて、川の上にかけました。
「さあ、ウサギどんから先にわたりなよ」
「だって、何だかおれそうだよ」
「大丈夫。ぼくだって平気なんだから」
「うん、じゃあ・・・」
這就看到一條河、兔子和狼被卡啦、但狼不慌、馬上撿起根爛木頭搭對岸去當橋。
兔子你先上、我幫你穩到後面。
不是、我看你搭這橋有點不穩當啊。
包穩、我天天都是這麼過的橋我不曉得啊。
兔子這就有點為難的開始上了。


ウサギはこわごわと、かれ木の橋をわたりはじめました。
ところが、橋のとちゅうまで行くと、
ポキッ!
這就一根爛木獨木橋、兔子走鋼絲拐啊拐、好不容易走到正中間、人㫘落落去橋先垮了

かれ木の橋がおれて、ウサギはあっというまに川におちてしまいました。
這就一聲咔嚓、兔子⻊反水裡面去啦。

「た、たすけてー!」
人一落水就是瘋狂喊救命。

ウサギはもがきながら、どんどん流されていきます。
「あははははは。ざまあみろ」
狼這邊則是邊笑邊看到的、還幫手板都拍到的到那裡高興。

オオカミは流されるウサギを見て、手をたたいて喜びました。
隨到兔子被河水衝去下游、狼一路是掌聲歡送。

でも、川下へ流されたウサギは、うまいぐあいに岩につかまり、やっと川からはいあがることができました。
但這漂啊漂、正好撞到塊嵒頭一攔、兔子抱到這救命救星、狼狽的爬上岸了。

(オオカミめ! 見ていろよ! 必ずしかえしをしてやるからな!)
好傢伙!看到老子被幹還到邊上拍手板!老子馬上就弄你來了!

ウサギはオオカミに見つからないよう、こっそり家へ帰りました。
這兔子都要弄狼了、了不起、先是趁狼不注意兔子偷偷溜回窩、不要讓別個曉得自己爬上岸了。

次の日の朝、オオカミがまだ寝ていると、
「オオカミどん! オオカミどん!」
と、戸をたたく者があります。
這就第二天早、狼還到屋裡睡覺、兔子敲門來了。
這門就瘋狂的響、吵到狼睡覺了。


「うるさいなあ、だれだよ」
這麼清早是哪個哦!幫老子都搞醒了。

オオカミが戸を開けてみると、なんとウサギが立っているではありませんか。
「う、うっ、ウサギどん!」
オオカミはビックリです。
狼這就好不開心的去開門。
一開門驚了、這不就是兔子啊、他按講應該被水一波送地獄裡面去啊。


昨日、たしかに川でおぼれ死んだはずなのですから。
這甚麼卵哦?這兔子還能幫泳遊了啊?

「ま、まさか幽霊(ゆうれい)?」
すると、ウサギが言いました。
還是講這是條幽靈?
狼還到推測、兔子講話了。


「何をねぼけているんだい。この二本の足が見えないの? そうじゃなく、オオカミどんのおかげで竜宮(りゅうぐう)まで行ってきたんだよ」
我看你是睡杓了哦、你看到我到天上漂?怎麼得是幽靈拉、這麼兩條踋長到的、這些先不重要、我是來跟你講昨天我幫龍宮去了。

「竜宮だって? もしかして、あの竜宮かい?」
オオカミが、身をのりだしてきました。
龍宮?狼一聽到龍宮是馬上震驚起來了。

「そうさ。あれから川をどんどん流れていって海へついたら、大きなカメさんがやってきて、竜宮へ案内してくれたんだ。きれいな乙姫(おとひめ)さまと一緒にごちそうを食べて、魚たちのおどりも見せてもらった。そりゃ、もう楽しくて楽しくて」
我昨天橋斷了之後就一直漂啊漂、後面來了條大王八背上幫我一負、就那麼帶入龍宮了、我還幫別個公主都看到了、跟人一起吃了飯又有好多魚到那裡表演跳舞、是舒服了個卵脬翻天。

それを聞くと、オオカミが待ちきれずに言いました。
「おらも、行きたい!」
狼一聽還有這好事、一下愩了、馬上講自己也要去。

「そうさ。だからこうやって、知らせに来たんじゃないか」
「ありがとう。でも、おらはおよげないよ」
「大丈夫、このふくろに入って流れていけば、一人でに海へ出られるさ」
「なるほど、そいつはありがたい」
我就是為這事專門來通知你、你以為?
感謝你啊兔子兄!但是我不會泅澡啊、這是條問題。
小事、我這有口麻袋、我幫你往裡面一裝、你就漂起來的、穩到很。
好、那我們現在就開搞。


ウサギはオオカミをつれて、川のそばにいきました。
それから大きなふくろの口を開けて、オオカミを中に押し込みます。
兩傢伙這就到了昨天的現地方。
兔子幫口麻袋一掏、狼裡面一灌。


「ほらほら、まだしっぽが出ている。もっとおくへ」
你尾巴還到外面啦、快點收裡面去。

オオカミはふくろのおくへもぐって、体をまるくしました。
「そんなら、ふくろの口をとじるよ」
狼這就又一縮、擠到更裡面去了、根本已經丸成了一條球。
好、我現在封口子了啊、這麼你裡面就得有空氣可以浮到漂。


ウサギはひもで、しっかりと口をとじました。
「苦しくて、息ができないよ」
這就看到兔子幫麻袋死結一打
狼馬上喊兔子松點、講自己已經無法呼吸了。


オオカミが、ふくろの中から言いましたが、
「なに、大丈夫さ。すぐにカメさんが来てくれるから。じゃあ、乙姫さまに会ったらよろしくね」
你到水裡面要甚麼呼吸哦?我昨天騎王八的時候他帶到我車往龍宮開、我人當時就到水裡面不是也㫘呼吸?我現在人違不是人好好的?我現在就放你下去、你等到、王八馬上就來的、還有公主啦。

ウサギは、力いっぱいふくろをけりました。
ふくろはゴロゴロところがり、川の中へどっぷん。
這話講完、兔子就是馬上一掗、幫這捆死的麻袋沈河裡面去了。

それから、プカリプカリと流れていきました。
でもそのうちに、水がしみこんできて、ふくろがしずみはじめました。
「く、く、苦しい。だれか助けて」
一開始的確是漂了兩下、但是馬上麻袋開始進水、狼的毛吸水又重啦、這就看到一口麻袋沈落去不浮了。
期間就聽到狼到那裡喊救命。


オオカミは、ふくろの中であばれまわりましたが、どうする事もできません。
(しまった、ウサギにだまされたんだ!)
等到曉得不行的時候準備自救發現自己已經到麻袋裡面被包粽子了。
這一下也是曉得是中了兔子的奸計了。


と、思った時には、オオカミは川のそこにしずんでしまい、二度と浮き上がる事ができませんでした。
明瞭的瞬間也是亡命的當下、狼就這麼沈入了河底、再㫘上來過。

おしまい
结束

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