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福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090

第 64話
(日本民間故事 064)
ぼっけもんの大蛇退治

ぼっけもんの大蛇退治 (健全普通話版)
大猛男的大蛇退治

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、谷山に六衛門(ろくえもん)と四郎右衛門(しろうえもん)という、怖い物知らずの力持ちがいました。
在很久很久以前、於谷山這麼個地方、就有著兩位分別是叫做六衛門還有四郎右衛門的大猛男、這兩位大猛男是超級超級猛、天不怕地不怕然後還力大無窮呢。

鹿児島では力持ちを『ぼっけもん』といいます。
在鹿兒島、只有是真正有著實力的猛人、才會被大家冠以“大猛男”這個稱號呢。

谷山では、二人を知らない者はいませんでした。
可是說光就是在谷山這個地方、兩位大猛男可以說是無人不知無人不曉。

六衛門はウデドッ、四郎右衛門はシトドシと、あだ名されていました。
六衛門還有著一個外號那就是不高興、而四郎右衛門的那個呢、則是沒頭腦。

ある日の事、ウデドッとシトドシは伊集院まで、サツマイモを買いに出かけました。
就是這麼個一天吧、不高興和沒頭腦是來到了這伊集院、過來人家這裡是買紅薯來咯。

ところが伊集院ではサツマイモが不作で、誰も売ってはくれません。
可惜就現今吧、就是伊集院這段時期它的地裡紅薯收成不好、合著街上都是沒有看見真有人在賣呀。

それに、夜になっても泊めてくれる家がありませんでした。
不僅如此、此時見天色一晚、兩兄弟發現連找個住宿的地方都找不到、這下連今天過夜都成問題了。

「どうしたものか」
怎麼回事呀、這、運氣也太差了吧。

二人が、ほとほと困っていると、ある男の人が、
就在兩人是焦頭爛額之際吧、路過了一個好心人男子。

「山の中に、誰も住んでおらん家があるぞ。ただその家には大蛇が二匹住んでいて、村人は近寄らんが」
找不到地方住啦?去山裡面吧、在那有個沒人住的屋子、但那也是因為村民們都不敢靠近那個地方啦、因為就是那個地方呀、是盤踞了兩條巨大蟒蛇。

と、教えてくれたのです。
給與了這樣的一個情報。

「そいつはおもしろい。たいくつしのぎじゃ、大蛇退治でもするか」
大蛇、那可還真是有趣呀、剛好也無聊、我們就順手把大蛇它給辦了吧。

と、二人はその家へ泊まることにしたのです。
兩兄弟還就是真是準備去入住這大山中的廢棄荒屋了。

そして夜中の事、ズリ、ズリズリ、ズリズリズリと、どこからか音が近づいて来ます。
可還真就是大半夜吧、刷刷、刷刷、刷刷、能夠是聽見一個甚麼聲音離這裡是越來越近、越來越近呀。

起き上がると、四つのまっ赤な目が暗闇の中に光っていました。
兩人緩起個身、於暗夜之中是能看到閃出了四束強光。

二人は顔を見合わせて、
兄弟兩人默契的對視一眼過後呀。

「さっそく来たな。一匹目はおいじゃ」
竟然還自己撞上門來啦、讓我先來單挑一隻。

と、ウデドッがいうと、
不高興他是這樣的說道。

「よし、二匹目はおいが引き受けた」
好呀、那就另一隻大蛇讓我來單挑。

と、シトドシが答えました。
沒頭腦也是想也不想直接就脫口而出。

大蛇は大きな口を開けて、襲いかかってきましたが、
而大蛇那邊呢、它則是張開了大大的嘴巴、朝著這邊氣勢洶洶的襲來咯。

「ドリャーー!」
來啊!

ウデドッは、襲いかかってきた大蛇の上あごと下あごを両手でえいっとばかりにつかんで、地面にたたきつけました。
只見不高興直接就是鉗住了大蛇咬向自己大嘴的那個上鄂還有下鄂、把人嘴巴鎖住之後又是舉高高的猛然用力朝地板一摔。

シトドシは、自分に飛びかかってきた二匹目を、
沒頭腦呢、則是向著了撲向自己的那條大蛇。

「エイッ、ヤーッ」
哇哈。

と、たたきのばしてしまいました。
甚麼都不管的就是一頓拳打腳踢。

次の朝、ウデドッとシトドシが二匹の大蛇をひきずって村にやって来ると、村の人たちは大喜びで、
就說說這第二天一早吧、不高興和沒頭腦兩位又是回村子了、就是這次回來的時候呢、一人人手上是拖了一條大大長長的蛇、看到這一幕可把村民們都樂壞了呀。

「ほんに、助かりました」
天啦、你們做了好事、這可真是幫了我們大忙呀。

と、礼をいって、袋にサツマイモをたくさん詰め込んで二人の前に積みあげたのです。
為了感謝這兩位大猛男、村民們還專門為勇士是備好了大禮、一袋袋的紅薯呀就像是小山一樣的堆積在來勇士面前、任憑人家挑選了。

ウデドッとシトドシは、
沒頭腦和不高興呢、這就。

「また大蛇が出てきたら、いつでも力になるぞ」
好呀、等你們甚麼時候這地方又鬧蛇災了、記得要來跟我們說、屆時一定還是鼎力相助。

と、サツマイモをたっぷりと持って、谷山へ帰っていきました。
就這樣呀、沒頭腦和不高興他兩是收穫了成堆成堆的紅薯回去谷山了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

ぼっけもんの大蛇退治
揚名

むかしむかし、谷山に六衛門(ろくえもん)と四郎右衛門(しろうえもん)という、怖い物知らずの力持ちがいました。
到好久以前、這就有兩條猛男好勇、別個分別是六衛門和四郎右衛門、到谷山這地方幫名頭響了。

鹿児島では力持ちを『ぼっけもん』といいます。
人送外號要你命三千、只要這三千塊錢到手連神仙都可以幫你弄了。

谷山では、二人を知らない者はいませんでした。
反正就是當地無人不曉咯。

六衛門はウデドッ、四郎右衛門はシトドシと、あだ名されていました。
這就為方便現在就稱六衛門為大肚豬、四郎右衛門就喊豬肚大。

ある日の事、ウデドッとシトドシは伊集院まで、サツマイモを買いに出かけました。
有天兩人就都想幹紅薯了、這就講一起上街去秤個幾斤回來到時一起烤。

ところが伊集院ではサツマイモが不作で、誰も売ってはくれません。
但這上了街農民跟你講今年子紅薯收成不好、這紅薯一個個都貴了個卵脬翻天、要他媽用半袋米的錢來換、這哪個願意買哦。

それに、夜になっても泊めてくれる家がありませんでした。
兩兄弟好不容易從鄉里面過來一躺、這紅薯㫘買到、住得地方也㫘得、現在一下也趕不回村啊。

「どうしたものか」
二人が、ほとほと困っていると、ある男の人が、
「山の中に、誰も住んでおらん家があるぞ。ただその家には大蛇が二匹住んでいて、村人は近寄らんが」
と、教えてくれたのです。
這街上人不曉得兩兄弟到鄉裡面要你命三千的威名、並不是哪個都巴結到求到別個留自己屋、來這鬼地方人就不吃你那一套啦。
最後還是條男的看人著孽、不過還是不願收這兩條外地佬咯、只是跟他們講這山上有條蛇屋可以住、不過最好莫去、那兩條蛇厲害了個卵脬翻天、一口一個小朋友。


「そいつはおもしろい。たいくつしのぎじゃ、大蛇退治でもするか」
と、二人はその家へ泊まることにしたのです。
但兄弟兩人聽到反而覺得這下碰好事了、晚上有免費酒店可以住了。

そして夜中の事、ズリ、ズリズリ、ズリズリズリと、どこからか音が近づいて来ます。
這就五星級酒店直接一入住、晚上就兩條大蛇過來問你索住宿費了。

起き上がると、四つのまっ赤な目が暗闇の中に光っていました。
二人は顔を見合わせて、
人睡好好的、一下四條手電筒一照幫人亮醒了。
兩兄弟這就你看我我看你啦。


「さっそく来たな。一匹目はおいじゃ」
と、ウデドッがいうと、
「よし、二匹目はおいが引き受けた」
と、シトドシが答えました。
大蛇は大きな口を開けて、襲いかかってきましたが、
「ドリャーー!」
大肚豬起的頭、豬肚大跟上、因為大蛇直接嘴巴一張、已經開始吞了。
這就轟然一聲。


ウデドッは、襲いかかってきた大蛇の上あごと下あごを両手でえいっとばかりにつかんで、地面にたたきつけました。
大蛇準備吞向大肚豬的巨鄂直接是被別個雙手上下掰成九十度直角、等幫你鉗到不能動又是直接往地板上一甩。

シトドシは、自分に飛びかかってきた二匹目を、
「エイッ、ヤーッ」
と、たたきのばしてしまいました。
而豬肚大這邊則就是幾砣子一錘直接完事了。

次の朝、ウデドッとシトドシが二匹の大蛇をひきずって村にやって来ると、村の人たちは大喜びで、
「ほんに、助かりました」
第二天一早、兩兄弟人手就條是一條蛇尾巴拖到上街的。
這一下所有人都激動了、要你命三千的威名也就是到這時候到這裡也傳開了。


と、礼をいって、袋にサツマイモをたくさん詰め込んで二人の前に積みあげたのです。
ウデドッとシトドシは、
這就講跟勇士謝禮啦、曉得別個是專門為了買紅薯才來、直接就是幾麻袋紅薯扛人面前要人自己選、能提好多就提好多回去。

「また大蛇が出てきたら、いつでも力になるぞ」
と、サツマイモをたっぷりと持って、谷山へ帰っていきました。
大肚豬這就也發話了、講這紅薯我收了、你們這地方我以後也保了、有甚麼事就只管來谷山逽我、這就和豬肚大一起幫所有紅薯都扛走啦。

おしまい
结束

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