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第 68話
(日本民間故事 068)
おとわの池 (健全普通話版)
永遠池
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、長国寺(ちょうこくじ)という寺に、おとわという気立てのいい娘が下女(げじょ)として働いていました。
在很久很久以前、於長國寺這樣的一個寺廟裡面、就有一位叫做小恆的長得漂亮又亭亭玉立的打雜小姑娘、名字叫做小恆。
ある年の夏、おとわは村の娘たちと山の奥へフキを取りに出かけました。
某年的夏天呢、小恆她就和村裡面其他的一些姑娘一起去山裡面採蕗。
おたがいにおしゃべりをしながら、楽しくフキを取っていましたが、そのうちにおとわはフキを取るのに夢中になって、山の奥へ奥へと進んだのです。
大家到了地、這就一邊閒聊的是一邊開心的采著這些個蕗呢、可就說說小恆這個姑娘吧、人家採草採的太入迷、一個不小心就越採越進去、最後是來到了個深山深山的裡面去了。
しばらくして、ふと顔を上げて、まわりを見わたしました。
過了不多一會兒、小恆她是猛然的一抬頭呀、看看了周圍。
するとそこには村の娘たちは見えず、すっかり深い霧につつまれていました。
好傢伙、旁邊現在是連自己的一個小夥伴都看不到咯、不僅如此、四周此時還是環繞了一陣很深很深的迷霧呢。
おとわは、あわてふためいて、
這下可把小恆就是急得立馬大聲呼叫了起來。
「みんな、どこへいったの。おーい、おーい」
喂喂喂、大家、你們人都在哪兒呀、喂喂喂!
と、大きな声で叫んでみましたが、だれも返事をしません。
小恆就大聲嚷嚷的在那兒叫喊著呢、可就是應聲她的人連一個都沒有。
おとわは、すっかり怖くなりました。
立馬、小恆她怕了起來、感覺毛骨悚然。
「どうしよう。・・・でも、霧さえ晴れてくれば、歩きなれた山だもの、迷うことなんぞありはしないわ」
接下來可該要我怎麼辦才好呀、……………但是、只要這陣迷霧消散的話、就我經常來的而又熟悉的這個山、迷路甚麼的反倒是也不存在擔心啦。
しかし霧は、いっこうに晴れる気配がありません。
可惜就是這陣迷霧吧、它是無論如何、也就是沒有半點要消散的動向呀。
しかたなく、おとわは霧の中を歩きはじめました。
不行啦、沒有了辦法、小恆索性直接是就在這陣迷霧之中給探索起來了。
しかし歩いても歩いても、村へは出ませんでした。
但可惜無論就是怎麼走、怎麼走、但就是通往不了那條熟悉的回村之路。
おとわは歩きくたびれて、松の木の根もとへしゃがみこみました。
到了後面吧、小恆她是腿也走麻了、走累了、就坐了一顆松樹的樹幹旁乾脆就先歇息歇息一陣了。
ふと着物のすそをみると、すっかり汚れてまっ黒です。
此時的小恆看向自己衣服上的邊邊角角、上面現如今已經是髒兮兮的啦。
どこか汚れを落とす水はないかとあたりを探すと、少し先の方に、かすかに水面の白く光っているのが見えました。
就是想找找附近有個甚麼洗拭衣物的地方、在周圍先找找看水源吧、剛好、沒走兩步就在不遠處的前方是讓小恆發現一個閃耀著白色光芒的水面咯。
それは、小さな池でした。
這呢、就是一個小小水池。
おとわは着物を脱いで裸になり、身体を池の水にしすめながら着物の汚れを洗いました。
此時的小恆索性就是褪去了貼身衣服、開始光溜溜的裸起了身子、以這樣的一個姿態現在是在池子邊洗起髒衣物來了。
するとその途端、池の底からゴーゴーという地鳴りのような音がひびいてきて、ガラガラと天地もさけんばかりのものすごい音がしました。
可就是正在這麼洗著洗著的時候吧、突然的就是自池底傳來了一陣如同地鳴般的震動聲、這聲響給人的感覺就像是要天地反復一般劇烈。
やがて静かになると、周りの地面がくずれ落ちて、ぽっかりと大きな池が出来ていたのです。
等到總算是一切結束安靜下來後吧、周圍的地面早就已是因為這陣震動而陷落、就原本那個規模小小的小水池、現在可是變得寬敞巨大了許多呢。
無気味に静まりかえった池の底から、太い男の声が聞こえてきました。
而就是在此時、就是自池子的底部、又給人是感覺傳來了一個像是威猛男子的說話聲。
「おとわよ。わしは、お前がくるのを待っておった。いま、お前がわしの池で裸になったのは、わしの嫁になることを承知したことになるのだ。今日から三日目の晩が嫁入りだ。お前を迎えにいくぞ」
小恆呀、你這個姑娘、我早就此地是守候你多時了呀、聽好了、你在我的地盤、也就是在我的池子赤身裸體、然後還被我給看見、所以說呀、從現在開始你就是我的人呀、我要娶你跟你結婚你要嫁給我、我就給你個三天時間準備、先回家、三日之後就是我前來你家迎娶你的新婚之日了。
おとわは、ただブルブルとふるえていました。
小恆聽到了信息量如此巨大的這麼一個情況、當即就是人麻了、當下只知道發抖忘記了還要幹啥。
やがて霧はすっかり晴れて、見なれた道が見えました。
就是這事剛發生完畢、迷霧它消散了、之前熟悉的那些道路現在看起來是一點也不陌生。
おとわは懸命に山をかけおりて、お寺に帰り着くと、そのまま床についてしまいました。
費了一番周折、小恆她呢、也是把山給下了而一回到廟裡面的小恆她則就是啥話也不說的就悶被窩裡面去了。
和尚は、おとわの身を心配して、
方丈看到了事出反常、於是就對小恆很是關心。
「おとわ、どうしたんじゃ? どこか具合でも悪いのか?」
小恆、在外面發生了甚麼事情呀?是不是你人有個甚麼的不舒服呀?
と、たずねても、はじめのうちは何も言おうとしなかったのですが、二日目になって、やっと口を開きました。
可即便就是方丈出面想要關心、但耐何就是起初的前一天小恆她是片語為發、選擇了完全沈默、事情是到了第二天才終於出現了進展、小恆今天才把口開了。
おとわから、一部始終を聞いた和尚は、
小恆這就跟方丈說呀、事情的起因還有全貌、全是給方丈聽明白了。
「おとわよ、よく聞け。これは、お前の前の世からの約束だったんじゃよ。人にはそれぞれ運命というものがある。心を静かにして、運命に従うのじゃ」
聽好了、小恆我跟你說呀、這就是你的命呀、因為你命中的前世跟人有約、這人呀、他都是有著那個註定而且又無法改變要你去完成的一個命運的、而小恆你只要好好的靜下心來、去聽從還有完成你命中的那個安排那就好了。
と、言うと、おとわを本堂につれていき、一心にお経を読みました。
就這樣說完後、方丈是把小恆給帶到了正殿前面一跪、然後給人是拼命的念起了佛經。
そしてとうとう、三日目の晩がやってきました。
時間一天天過去、到了今天總算是迎來這第三天的夜晚啦。
和尚とおとわは、ただ夢中でお経を読んでいます。
此時的方丈還有小恆、都是在那裡一個勁的誦讀著一遍又一遍的經文、神色是十分之專注。
すると稲妻がぴかっと光り、雷鳴が天地をとどろかせました。
突然、一道閃電是劃破了夜空、轟隆的雷鳴聲是於天地之間響徹。
そのうちに、ひときわ大きな雷鳴がしたかと思うと、雷雨の空から、
當兩人還在驚訝滾滾雷聲震耳之際、下一秒天空就又是淋起了暴雨。
「おとわよ、約束通り迎えにきたぞ」
小恆呀、我赴約來接你回家成親咯。
と、大きな声が、ひびいてきました。
又是一聲霸氣又洪亮的聲音響起。
和尚が本堂の入口からのぞくと、なんと大蛇が庭でとぐろをまいていました。
和尚很快就是朝著正殿的大門外一望、出現在自家庭院的停哪的竟然是一隻盤住卷起來的大蛇。
和尚は大きな声で、
方丈他也迴應了、也用如雷貫耳之聲。
「池の主とは、お前か! 嫁を迎えるというのに、そんな姿でやってくるとは何事だ! おとわを嫁にしたければ、もっとまともな姿で出なおしてこい!」
你就是靈池之主?!今天若真是你認為的大喜日子、那為何是要以這身姿態現面吧、成何體統!你就是真要打算跟小恆結婚、那也請要穿的正式一點儀表堂堂來迎!
と、大きくどなったのです。
方丈是用著很大的聲音把人家一頓臭罵。
すると、庭の池の主は、
靈池之主呀、這就。
「和尚の言うことは、もっともだ。ではさらに三日後の晩に、あらためて迎えにくるとしよう。だが、もしもその時、前世の約束を守らなかった場合には、七日七夜、嵐を吹き荒れさせて、村の田畑や家も人も、村にあるものはことごとく海に流してしまうから、そう覚悟しろ」
行吧、今天是我失禮、和尚你這話說的沒錯、那就再給我三天時間、於三天後晩我會準備打理好一切然後前來的、但是、若是到了那個時候你們爽約、不讓小恆與我遵守我們兩人之間前世的那個誓約因緣、若是膽敢給我耍花招、我就要報復你們、呼來狂風、連續蹂躪村子的土地房屋以及百姓、讓大風連續掛它個七天七夜、屆時就讓你們的全村和欺騙我的那個謊言一同下到大海裡面去陪葬吧、聽好了、我也不是那麼好惹的。
と、言葉を残して去っていきました。
留下了這麼一段話是抽身離去。
(もしも、自分が池の主のところへ嫁にいかなければ、村が流されてしまう。村人を犠牲にするわけにはいかない。村を救わなければ)
(若是我耍著性子、不願意委屈的嫁給人靈池之主的那尾大蛇、屆時村子就一定會遭殃、我不能夠讓村子裡面的有有所犧牲、現在必須也只有我才能救到大家了)
と、おとわは決心しました。
小恆她就是下到了這麼一個決心。
さて、運命の三日目がきました。
好啦好啦、決定命運的第三日今天總算也是來了。
その日は朝から村中の人々がお寺にやってきて、おとわとの別れを惜しみました。
就是於這個當天、廟裡面不知道是來了多少村民、紛紛是都要為小恆的即將離去來做一個最後的告別。
やがて日が暮れて、空に星が光るころ、遠くの方から馬のひづめの音が聞こえてきました。
時間一點點慢慢過去、天暗了、天空中的星星這時也開始上班了、而遠方了、是一道馬蹄的聲音、嘀嗒嘀嗒的由遠到近的傳來了。
「たのもう、約束により、おとわ殿を迎えにきた」
拜託了大家、還請遵守約定、恆小公主就由我今天給帶走吧。
若い男の声に和尚が出てみると、りりしい若侍が入口のところに立っています。
男子是看向著和尚把這句話說出、此時的門口、站著的確實也已經是一個衣冠楚楚的年輕武士般的男子了。
おとわは、手をついて
此時的小恆、對著方丈是行起了叩拜之恩。
「和尚さん、本当に長い間おせわになりました。これは私の形見だと思って、いつまでもお寺に置いて下さい」
方丈、非常非常感覺你這麼長久以來的時間對我的關心還有愛護、這就當是我最後還存在大家身邊的一個證明、留著它放在寺廟之中、就當是它替著我以後陪伴著寺廟裡面的大家吧。
と、櫛(くし)と鏡(かがみ)と小袖(こそで)を、前に差し出しました。
一把梳子、一片小鏡子、以及一件薄紗、小恆是將其用手給陳了出去。
それから、村人たちに向って、
接下來的小恆則就又是對面著鄉里父老們。
「みなさん、永い間、可愛がっていただき、ありがとうございました。おとわは、いつまでも村のしあわせを願っております」
謝謝大家、謝謝大家長久時間以來的關愛很陪伴、我很滿足、所以現在、小恆要走了、最後的一個祝福我想留給大家、那就大家都要幸福。
と、言うと、若侍にいだかれて馬にのり、闇の中へ消えていきました。
說完呀、小恆她便是騎上了年輕武士的馬背、嘀嗒嘀嗒的馬蹄聲響起後、於夜色之中、熟悉的那個背影終也是逐漸的永遠消失了。
そのあくる日、村人たちが山に登ってみると、そこには美しい池があり、そのまん中にぽっかりとひとつの浮島が浮いていました。
也就是在這個事情發生的第二天、村裡面的大家決定去山上去看看、大家意外的發現了一處美麗的水池、水池的正中間又是有一座浮島。
「ああ、おとわが嫁になった印だな」
啊啊、這定然就是小恆她們已經成婚交好的一個證明呀。
「おとわが、おらたちを救ってくれた。おとわは村の守り神だ」
小恆她是救了我們全村的恩人、她是我們村子的守護神呀。
それからだれとなくこの池を、おとわ池と呼ぶようになったのです。
從那之後也不知道是由誰先開始的、反正只要一提起這個美麗池塘、大家都將其改口是稱作為了“永遠池”。
反(反復、循環往復、周而復始)者道之動、弱者(知白守黑、知雄守雌)道之用(人皆以有用為用、趨福避禍、然、禍能成福、福即是禍、有之為利、無之為用、故道能以弱為用、以其無用為之用、舉例就是我有大樹、人之謂樗、反者和弱者相對應、代表是無休止的運動和無運動的靜止、這句話本質上還是有之為利、無之為用的意思、只不過是把從人之道上升到了天之道、道能生能死、方生方死、能生生能殺生、方生生方殺生、於生滅之中不生不滅)
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
おとわの池
永遠池
むかしむかし、長国寺(ちょうこくじ)という寺に、おとわという気立てのいい娘が下女(げじょ)として働いていました。
到好久以前這長国寺的大廟裡面就有個喊瞬的小女到內中打雜、人長的也還可以。
ある年の夏、おとわは村の娘たちと山の奥へフキを取りに出かけました。
有年夏、瞬就和同村幾個小女兒一起上山摘野菜。
おたがいにおしゃべりをしながら、楽しくフキを取っていましたが、そのうちにおとわはフキを取るのに夢中になって、山の奥へ奥へと進んだのです。
幾個夥同就邊講話邊採、還到那裡好高興、但㫘注意瞬已是越入越深、早已不到眼前。
しばらくして、ふと顔を上げて、まわりを見わたしました。
瞬因太過專注搞自己的野菜、等一回神、再看身邊早已失了大家的人影。
するとそこには村の娘たちは見えず、すっかり深い霧につつまれていました。
おとわは、あわてふためいて、
這下過好啦、七拐八拐拐甚麼地方來自己都不曉得了、又看不到其他人啦、邊上還全是濃霧、瞬這一下也急了、開始呼救、看別個能聽到自己聲音吧。
「みんな、どこへいったの。おーい、おーい」
と、大きな声で叫んでみましたが、だれも返事をしません。
但是這就聲音再怎麼加大都是徒勞、㫘個人迴應啦。
おとわは、すっかり怖くなりました。
恐懼開始逐漸蔓延了瞬的全身。
「どうしよう。・・・でも、霧さえ晴れてくれば、歩きなれた山だもの、迷うことなんぞありはしないわ」
しかし霧は、いっこうに晴れる気配がありません。
幸好這山瞬熟、又認得路、只要這陣濃霧散去讓自己視線清楚了就行。
瞬才安心了一陣、又發現這鬼霧是根本㫘點要消的蹟象啊、而且是走甚麼地方都有。
しかたなく、おとわは霧の中を歩きはじめました。
しかし歩いても歩いても、村へは出ませんでした。
這就最後只能霧中漫步亂試、但嘗試到最後莫講回去了、連突破這陣迷霧都作不到。
おとわは歩きくたびれて、松の木の根もとへしゃがみこみました。
ふと着物のすそをみると、すっかり汚れてまっ黒です。
瞬實在走不起了、坐到顆松樹下一歇。
看自己全身上下已經是好派賴(髒)了、衣服褲子上面全是黑。
どこか汚れを落とす水はないかとあたりを探すと、少し先の方に、かすかに水面の白く光っているのが見えました。
瞬可惜自己身上這身紗、也是講想逽個水池搓乾淨起來、剛好這就前面看到處清泉。
それは、小さな池でした。
一個小水潭。
おとわは着物を脱いで裸になり、身体を池の水にしすめながら着物の汚れを洗いました。
心想這裡反正也㫘人了、瞬直接是幫衣服褲子全解丟了、人水裡面一進、搓衣服的同時順便幫自己身上也搞乾淨下子。
するとその途端、池の底からゴーゴーという地鳴りのような音がひびいてきて、ガラガラと天地もさけんばかりのものすごい音がしました。
這就瞬池中入浴、洗到洗到一下不對了、池子底下像是有甚麼東西要冒出來一樣、不等人準備好就是轟然一響。
やがて静かになると、周りの地面がくずれ落ちて、ぽっかりと大きな池が出来ていたのです。
這一下瞬的周身土地是瞬陷三尺、全部都過阤下去了、這就池子面積過一下變大啦。
無気味に静まりかえった池の底から、太い男の声が聞こえてきました。
這時又聽到從池底傳來講話聲了。
「おとわよ。わしは、お前がくるのを待っておった。いま、お前がわしの池で裸になったのは、わしの嫁になることを承知したことになるのだ。今日から三日目の晩が嫁入りだ。お前を迎えにいくぞ」
瞬啊、我已經看到過你㫘穿衣服的樣子了、所以從現在開始你以後就都是我的人了、三天後我們就結婚、到時我到你屋來接、懂?
おとわは、ただブルブルとふるえていました。
瞬聽到這聲只是完全不曉得怎麼回事的到那裡好慌、根本聽不懂別個到講甚麼。
やがて霧はすっかり晴れて、見なれた道が見えました。
過不了好久這陣迷霧也是終於散去、瞬的方向感這一下就有了。
おとわは懸命に山をかけおりて、お寺に帰り着くと、そのまま床についてしまいました。
和尚は、おとわの身を心配して、
好不容易跑回了廟、瞬就坐那裡全身開始㥬。
和尚看人這樣子不對啊、這就也過來關心了。
「おとわ、どうしたんじゃ? どこか具合でも悪いのか?」
瞬啊、出甚麼案子了啊?哪裡不舒服啊?
と、たずねても、はじめのうちは何も言おうとしなかったのですが、二日目になって、やっと口を開きました。
但是和尚問這瞬也是不作聲、人就一直獃那裡的、等到第二天人有點緩過來才跟和尚開了這條口。
おとわから、一部始終を聞いた和尚は、
和尚這就聽瞬細細道來啦、這下也是聽清白了、講了。
「おとわよ、よく聞け。これは、お前の前の世からの約束だったんじゃよ。人にはそれぞれ運命というものがある。心を静かにして、運命に従うのじゃ」
瞬啊、這是你跟別個蛇王前世因緣牽掛、所以這就又讓你兩碰到一起、這人無法違背自由意志就必然被自由意志操控、你這一輩子只能作出對自己最好的選擇、反過來講你從來就㫘得過選擇、同樣行為的背後是起點決定了終點、這也就導致了你只能走向無法被改變的註定結果、這就是你的命、你要認。
と、言うと、おとわを本堂につれていき、一心にお経を読みました。
和尚這鬼話一講完也回去唸經了、領到瞬一起。
そしてとうとう、三日目の晩がやってきました。
和尚とおとわは、ただ夢中でお経を読んでいます。
第三天夜。
這天和尚還是和瞬一起到佛堂幫經念到的、看來從第二天起是就根本㫘停過。
すると稲妻がぴかっと光り、雷鳴が天地をとどろかせました。
突然、一道電閃雷鳴劃破黑暗了、轟鳴聲到天地間響徹。
そのうちに、ひときわ大きな雷鳴がしたかと思うと、雷雨の空から、
「おとわよ、約束通り迎えにきたぞ」
と、大きな声が、ひびいてきました。
隨到雷雨的降臨蛇王也是現身佛堂來迎自己堂客了。
堂客啊、我過來接你來了啊。
這就直接是一吼。
和尚が本堂の入口からのぞくと、なんと大蛇が庭でとぐろをまいていました。
和尚は大きな声で、
和尚馬上轉過身去看向門口、這不就一尾大蛇到草上緩緩滑過來啊。
和尚當即人就不對了。
「池の主とは、お前か! 嫁を迎えるというのに、そんな姿でやってくるとは何事だ! おとわを嫁にしたければ、もっとまともな姿で出なおしてこい!」
と、大きくどなったのです。
講你結條婚都不穿件新紗啊!你這條樣子過來要幫人都駭死啊!哪有你直接來條蛇的道理哦?回去換身衣服準備好再來、懂?
這就和尚直接開始訓蛇了。
すると、庭の池の主は、
「和尚の言うことは、もっともだ。ではさらに三日後の晩に、あらためて迎えにくるとしよう。だが、もしもその時、前世の約束を守らなかった場合には、七日七夜、嵐を吹き荒れさせて、村の田畑や家も人も、村にあるものはことごとく海に流してしまうから、そう覚悟しろ」
と、言葉を残して去っていきました。
這蛇王聽到這話一下還感覺有道理、自己這樣子確實不像、但是又怕是和尚的緩兵之計到日弄自己、也是直接講了、講自己回去這就花個時間準備、我三天後再來、但到時候我若是看不到人你們就都稀爛、我要發動狂風暴雨幫你們一整條村全部淹到海裡面去。
屌話一放完這就又過原路返回了。
(もしも、自分が池の主のところへ嫁にいかなければ、村が流されてしまう。村人を犠牲にするわけにはいかない。村を救わなければ)
と、おとわは決心しました。
さて、運命の三日目がきました。
瞬這時就想了、若是自己不從了這條蛇王那就是全村一起陪葬、為保全眾人瞬覺得自己實有這個必要嫁起大蛇、也為此下定了決心。
這就時間直接來到三日後。
その日は朝から村中の人々がお寺にやってきて、おとわとの別れを惜しみました。
やがて日が暮れて、空に星が光るころ、遠くの方から馬のひづめの音が聞こえてきました。
「たのもう、約束により、おとわ殿を迎えにきた」
一大清早全村人已經是來到廟裡跟瞬送別了、夜、一條騎到馬迎親的年輕人來了。
若い男の声に和尚が出てみると、りりしい若侍が入口のところに立っています。
おとわは、手をついて
和尚聽到聲音出來看、這就蛇王已經化成人形穿到正式的衣服站門口等到了。
「和尚さん、本当に長い間おせわになりました。これは私の形見だと思って、いつまでもお寺に置いて下さい」
と、櫛(くし)と鏡(かがみ)と小袖(こそで)を、前に差し出しました。
それから、村人たちに向って、
也是講待瞬講完最後一口話就要永遠離開這裡了、最後的瞬對到和尚取出了收到袖子裡面的梳和鏡、就講這東西就留到廟裡、當是自己到過。
又面向所有村人。
「みなさん、永い間、可愛がっていただき、ありがとうございました。おとわは、いつまでも村のしあわせを願っております」
道了最後一口別、講出了自己心中感謝的話。
と、言うと、若侍にいだかれて馬にのり、闇の中へ消えていきました。
最後這就搭上馬背別個蛇王給瞬遷到馬、慢慢消失到夜色中了。
そのあくる日、村人たちが山に登ってみると、そこには美しい池があり、そのまん中にぽっかりとひとつの浮島が浮いていました。
後面村裡人也有人去池子看下子瞬到底是怎麼樣了啦、上了山發現原本的池子已多出一座浮島立到正中。
「ああ、おとわが嫁になった印だな」
「おとわが、おらたちを救ってくれた。おとわは村の守り神だ」
因為這是瞬隨蛇王去了之後才有的、大家就都當這是個瞬嫁起蛇王的證明、還講瞬為了全村幫自己獻了、也過敬了起來。
それからだれとなくこの池を、おとわ池と呼ぶようになったのです。
後面也不曉得是哪個先改的口、久了所有人都幫這口池喊它永遠池了。
おしまい
结束
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