福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090
第 74話
(日本民間故事 074)
米塚山と糠塚山 (健全普通話版)
米塚山與糠塚山。
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかしの大むかし、日本中のあちこちで山が爆発していた頃のお話しです。
在很久很久以前的遠古時代、就說說那個時候全日本都是還各地處於著火山爆發時期的故事吧。
爆発すると大きかった山が急に小さくなったり、爆発の勢いで新しい山が生まれたりしていました。
火山一旦噴發之後、原本的大山就會突然的劇烈變小、而噴發的那個勢頭呢、又是會生成一座座新的山峰。
そんなある日、不思議な二つの山が一緒に地面から生まれました。
就說說這一天、如同奇蹟一般的是兩座山峰於同時在地表現世了。
一つは米塚山(こめづかやま)で、もう一つは糠塚山(ぬかづかやま)です。
其中一座叫做米塚山、而另外的一座呢、則就是糠塚山了。
どういうわけか米で出来ているので米塚山と呼ばれ、どういうわけか糠で出来ているので糠塚山と呼ばれています。
也不知道是何種原因、總之就是米山它的構造是米、所以人家名字就叫做米塚山了、而就那個糠塚山呀、也自然的就是這個典故、人家的全身上下全是糠。
米の山の米塚山と糠の山の糠塚山は、いつも何か当てっこをして遊んでいました。
大米之山米塚山、還有米糠之山糠塚山、他兩每天在一起的就是熱衷於玩這比本事較勁的鬥嘴的遊戲。
明日の天気は、晴れか雨か?
明天的天氣是晴還是雨?
山のてっぺんにとまる鳥は、何の鳥か?
停在山頂之上的那個鳥它是甚麼鳥?
夜吹く風は、北風か南風か?
晚上所吹來的那一陣陣風是北風還是南風?
などです。
諸如此類的益智問答。
そんなふうに当てっこをしているうちに、米塚山と糠塚山は、ひと晩のうちにどっちが大きくなれるか競争してみようということになりました。
就是這樣子的一天天切磋比拼之下、於一天晚上內的規定時間、米塚山和糠塚山它兩又是要想競爭競爭這誰一個晚上能長的更高了。
夜になると米塚山と糠塚山は、
一到了夜晚的米塚山和糠塚山呀。
「よーい、どん!」
好呀、看我長長長長長!
と、ぐんぐん背伸びを始めました。
就這樣子一下子是使用了洪荒之力猛烈的一下子長起來咯。
ところが米で出来ている米塚山は、大きくなると米がザラザラと落ちて元通りです。
可因為是以大米的構成的米塚山、它只要稍微一大、那米粒就是嘩啦嘩啦的散落、結果就是和做無用功一樣的又恢復到了原來的大小。
糠塚山の方でも、大きくなると糠がフワフワと飛び散って、また小さくなってしまいます。
而糠塚山這邊、也是一長的就是瀰漫起啦漫天的粉塵、消耗了自身、結果也是一樣的大了又小。
(可就是這兩傢伙吧、他們都是才剛剛長高那麼一點、因為震動的原因身上的米粒和糠粉就又是撒了一下、相對的身高又是矮了下來變成原樣咯)
大きくなると、ザラザラザラ。
一個只要是一大吧、就是會瘋狂的撒呀撒呀呀。
大きくなると、フワフワフワ。
一個是只要一大吧、就是給你瘋狂的是煙塵四射。
米塚山と糠塚山は、それを繰り返しながら競争しました。
可這兩位山峰它們都互相沒有氣餒、於一個晚上之間是持續的進行著較量、比拼著各自的狠勁。
やがて空が明るくなり、一番鳥が鳴く頃、ほんの少しだけ大きくなった糠塚山が叫びました。
終於總算是迎來了黎明拂曉、當大公雞先生它也是上了班咯咯直叫咯、而這時的糠塚山它大聲的叫起來啦、因為人家成功了是有長高了那麼一點點。
「勝ったぞ!」
贏啦、是我贏啦!
その声で天の神さまが目を覚まして、米塚山と糠塚山を見て怒りました。
而也就是一聲巨吼、觸怒了天神、原因就是叫的人太大聲把人家還在睡覺的天神都是給吵醒了啦。
「山が競争するとは、何事だ!」
你們身為一座座山峰還能給我把勁較上了、成何體統都!
天の神さまは怒って、糠塚山のてっぺんをけとばしました。
神之震怒的結果就是糠塚山的山頂腦袋被一隻神之大腳自天一踢。
そして、
然後呀。
「米塚山も糠塚山も、今からふつうの山になれ」
米塚山還有糠塚山、你們都給我聽好咯、從今天開始你們就都只能是一座座普通的山峰了。
と、言って、天に帰ってしまいました。
天神說完、迴歸了上天。
その日から、米塚山は低い山。
從今往後呀、米塚山相比糠塚山是成為了一座低山。
糠塚山も高いけれど、てっぺんの欠けた姿の山になってしまったのです。
而雖然糠塚是有高上人家那麼一點、但是人家的山頂腦袋給神踢過、看上去就是有點殘缺像是少了點啥東西似的。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
米塚山と糠塚山
米糠山
むかしむかしの大むかし、日本中のあちこちで山が爆発していた頃のお話しです。
到遠古之前的荒古、敷島這四處的火山還都到正噴發的勢頭上。
爆発すると大きかった山が急に小さくなったり、爆発の勢いで新しい山が生まれたりしていました。
這大火山噴完火過就萎了、吐出的小岩塊以及岩漿則又化成為數眾多的新峰。
そんなある日、不思議な二つの山が一緒に地面から生まれました。
有日、火山噴吐過後、又是兩座新峰問世了。
一つは米塚山(こめづかやま)で、もう一つは糠塚山(ぬかづかやま)です。
別個是金山銀山、這兩山則是米山和糠山。
どういうわけか米で出来ているので米塚山と呼ばれ、どういうわけか糠で出来ているので糠塚山と呼ばれています。
至於為甚麼喊這條名、顧名思義、這米山是米作的、糠山是糠作的、至於原因、曉得條卵。
米の山の米塚山と糠の山の糠塚山は、いつも何か当てっこをして遊んでいました。
這兩兄弟山自然是天天堆一起你鬧我我鬧你、到那裡玩、像兩條小老虎打架、半玩鬧的爭出個高低。
明日の天気は、晴れか雨か?
山のてっぺんにとまる鳥は、何の鳥か?
夜吹く風は、北風か南風か?
などです。
就天天問一些杓羵卵的問題、一加一等於幾啊?
啊等於田、好、我比你聰明!
就天天搞這些奤卵案子。
そんなふうに当てっこをしているうちに、米塚山と糠塚山は、ひと晩のうちにどっちが大きくなれるか競争してみようということになりました。
夜になると米塚山と糠塚山は、
「よーい、どん!」
と、ぐんぐん背伸びを始めました。
這案子反正就是天天來了、兩山都想當大哥、雖講都是一樣大、但哪個都不服、硬要幫哪個大比出來、就講我們今天晚上都用力長、明天早上看哪個高!
兩座山這就幫踋一墊、準備到明天早上比高了。
ところが米で出来ている米塚山は、大きくなると米がザラザラと落ちて元通りです。
這米山還真不是條山、別個就是一堆米、一堆米堆成山這樣子、他一想變高吧這米就從上面又落、又堆高又落。
糠塚山の方でも、大きくなると糠がフワフワと飛び散って、また小さくなってしまいます。
而糠山也是一樣、雖講別個米糠是粉粉啦、這一高就不容易垮、就跟沙灘的沙子容易堆高但是米難、其實還是一直垮垮垮啦。
大きくなると、ザラザラザラ。
大きくなると、フワフワフワ。
米塚山と糠塚山は、それを繰り返しながら競争しました。
兩傢伙這就一晚上就都到作無用功到那裡努力、講完全㫘用又有那麼一點用。
やがて空が明るくなり、一番鳥が鳴く頃、ほんの少しだけ大きくなった糠塚山が叫びました。
「勝ったぞ!」
因為第二天公雞一叫天亮了、直接就是聽糠山一䛥、講自己贏了、確實看到了這糠山還真比米山高出了那麼一點點。
その声で天の神さまが目を覚まして、米塚山と糠塚山を見て怒りました。
「山が競争するとは、何事だ!」
這一叫幫住天上的神仙過吵醒了啦、好傢伙別個發脾氣了、你贏了是把?我現在讓你贏兩次、你們兩都贏、我也贏!
天の神さまは怒って、糠塚山のてっぺんをけとばしました。
そして、
好啦、神仙直接就是一踋膼糠山頂上、幫別個蓋子掀了。
「米塚山も糠塚山も、今からふつうの山になれ」
と、言って、天に帰ってしまいました。
その日から、米塚山は低い山。
你們兩逼山逼話多、我這就讓你們變回原來的山、舒服吧?
講完話、神仙就又上天睡覺去了、這次下來是拆鬧鐘來了啊。
從這天起、米山無米、變成一座普通的山脈了、矮矮的一個。
糠塚山も高いけれど、てっぺんの欠けた姿の山になってしまったのです。
這邊糠山也是一樣啦、比米山高那麼一些個、但是頂子被揭丟推平了去、禿頂了。
おしまい
结束
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