福娘童話集 > 日本民間故事 > 061-090
第 78話
(日本民間故事 078)
イヌになった男 (健全普通話版)
男人變狗
・日本語 ・日本語&中国語
毎年八月十四日の晩になると、出雲大社(いずもたいしゃ)の大神(おおがみ)さまが姿を現して、町の中を歩くと言われています。
於每年八月十四日這天的夜晚、據說出雲大社的神明大人就會現身降臨這人間、然後呀、就是去到這大街小巷上四處轉悠呢。
町の人たちはこの夜を『みねんげさんの夜』と呼んで、どこの家でも夕方になると早めに戸を閉めて眠る事にしていました。
小鎮子的人們會將這天叫做是“不可視的夜晚”、每家每戶都是趕著太陽一下山之際提早就是關上了門、閉門不出在家睡大覺咯。
どうして早く戸閉まりをするかと言うと、もしも神さまの姿を見たりすると、とんでもない罰が当たると言われているからです。
就是說為甚麼有這個習俗、那也是因為人家畢竟是被尊崇的神明、凡人的眼光要是給與其直視、說不定就會因受不起降下大禍呢。
さて、むかしむかしのある年の八月十四日に、他の町からやって来た男が友だちの家で、この『みねんげさんの夜』の話を聞きました。
好啦、現在就說說在一個很久很久以前的也是八月十四日這天、於其他的一個小鎮之上是過來了一名男子來這裡找自己的朋友玩、剛好也就是這天得知到了這個“不可視之夜”有趣情報。
「それはちょうど良い時に来た。おれは一度でいいから、神さまというのはどんな顔をしておるのか見てみたいと思っておったんだ」
那我不是來的恰到時候嗎、一次也好呀、就讓我親眼目睹目睹這神明大人他到底是長甚麼樣子的吧。
そう言って友だちが止めるのも聞かずに、夜になると家から出て行ったのです。
男子這樣說道後是被朋友連忙的阻止呀、可人家就硬是不聽、還半夜真出了家門要去看神了。
そして道ばたの木のかげに隠れて、神さまの行列が通るのを息をひそめて待っていました。
然後呢、人家就在道路的兩旁大樹後躲上、安靜的等待著神轎的隊列的來臨然後屏住呼吸。
やがてどこからか、ゆっくりと行列がやって来ました。
也就是不一會兒的工夫、緩緩向著前行的儀仗神轎大隊他們來了。
神官たちにかつがれた輿(こし)の中にいる神さまは、ふと、闇(やみ)の中から自分に向けられている目がある事に気がつきました。
神宮們抬著的坐在轎子裡面的那位大人物想必就是神明大人無疑了、可就是這位神明呀、他很警戒的是有感受到了於暗夜之中偷窺自己的一個視線。
「これ、あそこの木のかげからのぞいておるのは、誰じゃ?」
嗯、就是躲在哪邊大樹背後的傢伙、誰呀你?
おつきの者は辺りを見回しましたが、暗過ぎて人間の目には何も見えません。
這話一說、讓護駕之人連忙是亂了陣腳緊急的是四處巡邏查探了起來、但是大半夜的黑燈瞎火也實屬是找人不易吧、最終是沒看見。
「はて。わたしには何も見えませぬが、きっと、のらイヌでござりましょう」
沒有啦、半天都沒有找著、嘛、肯定就只是一隻野狗啦。
と、答えると、神さまは、
護駕這樣的附和了一聲、神明大人他呀。
「そうか。イヌか」
是這樣呀、狗嗎?
と、言った途端、木のかげにかがみ込んで神さまを見ようとしていた男は、たちまちイヌになってしまったという事です。
而也就是當神明大人說完了這句話的同時、就是那個於黑暗之中偷窺著神明大人的男子、立馬怎麼就給變身是成為了一隻小狗狗呀。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
イヌになった男
人變狗
毎年八月十四日の晩になると、出雲大社(いずもたいしゃ)の大神(おおがみ)さまが姿を現して、町の中を歩くと言われています。
每年八月十四號晚上、這出雲大社的主神就得顯身、到街上這裡哪裡轉下子、好多人皆是對這事深信不疑。
町の人たちはこの夜を『みねんげさんの夜』と呼んで、どこの家でも夕方になると早めに戸を閉めて眠る事にしていました。
一到這八月十四日晚、大家就幫這條夜喊不可視夜、意思就是要喊你躲屋裡莫出去到處走、早點睡、莫到時幫人搞㫘得了。
どうして早く戸閉まりをするかと言うと、もしも神さまの姿を見たりすると、とんでもない罰が当たると言われているからです。
為甚麼要關緊門窗早點睡啦、就是因為這神仙樣子人看不得、怕受不起降落來天罰。
さて、むかしむかしのある年の八月十四日に、他の町からやって来た男が友だちの家で、この『みねんげさんの夜』の話を聞きました。
但就剛好八月十四這天從其他地方來了條外地人、到本地逽自己朋友玩、正好就幫這事過聽到了。
「それはちょうど良い時に来た。おれは一度でいいから、神さまというのはどんな顔をしておるのか見てみたいと思っておったんだ」
講神仙這傢伙好啊、躲到屋裡也太可惜了、怎麼都要出去看一眼啊。
そう言って友だちが止めるのも聞かずに、夜になると家から出て行ったのです。
友人就阻止、講莫撞邪夾卵了、但是人不聽、硬要堅持。
そして道ばたの木のかげに隠れて、神さまの行列が通るのを息をひそめて待っていました。
出了門、大樹後面躲到了、屏到呼吸就等到神仙大部隊過路了。
やがてどこからか、ゆっくりと行列がやって来ました。
還就真一下這一隊人馬趕來了。
神官たちにかつがれた輿(こし)の中にいる神さまは、ふと、闇(やみ)の中から自分に向けられている目がある事に気がつきました。
這大半夜的就看到一隊八加九到那裡請神轎。這男的圖個鮮就快對到轎子裡面認、突感一陣寒風席來、背脊一涼、轎子裡面好像也對到自己這邊注視到的。
「これ、あそこの木のかげからのぞいておるのは、誰じゃ?」
おつきの者は辺りを見回しましたが、暗過ぎて人間の目には何も見えません。
樹後面躲到得是哪個?
聽到轎內發話、幾條八家將也是巡視一邊周圍、但這蛆卵黑的也並㫘看出甚麼名堂。
「はて。わたしには何も見えませぬが、きっと、のらイヌでござりましょう」
と、答えると、神さまは、
「そうか。イヌか」
估計莫是條野狗哦?肯定㫘錯了
狗是吧?行。
と、言った途端、木のかげにかがみ込んで神さまを見ようとしていた男は、たちまちイヌになってしまったという事です。
這話一放話、樹後面的男的就跟到幫一條狗變了、這就成了故事的標題、人變狗。
おしまい
结束
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