福娘童話集 > 日本民間故事 > 091-120
第 93話
(日本民間故事 093)
白いオオカミと温泉 (健全普通話版)
白狼與溫泉
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、都(みやこ→京都)での戦いにやぶれて逃げのびた武将(ぶしょう)が、味方の力が再び盛り返す事を願って、その祈願(きがん)に鳥取の山奥にあるお寺をたずねていきました。
在很久很久以前、於都內一場戰役敗北而失勢逃跑的一名武將呀、在逃亡之中為了祈禱日後同伴們的東山再起、帶著這樣一個願望的他、試圖去叩響了一座位於鳥取深山的寺廟山門祈願。
けわしい山中をお寺に向かっていると、むこうの林の中に白いオオカミがいるのが見えました。
前往路途險峻的深山大廟、於途中的對面、男子有在林子窺見了一隻看向自己這邊的白狼。
「ほほう。白いオオカミとは珍しい。しかも足を痛めている様子。射殺すのは簡単だ」
誒呀、白色的狼還真屬於是少見呢、但觀它的腳似乎行走不便看來是受了傷、若是搭弓射箭便能輕取呀。
武将は弓に矢をつがえると、白いオオカミに狙いを定めましたが、
武將正欲拉弓放箭、將準頭是瞄住了白狼。
「・・・やめておこう」
…………不不不、還是算了吧。
と、弓矢をしまいました。
突然一個轉念、又是停下了拉弓。
「これから祈願(きがん)に行くのに、殺生(せっしょう)しては願いが叶うどころか罰が当たってしまうわ」
今次我是前往廟裡祈福、不宜殺生、若是因為殺生的緣故而導致妄添殺業、屆時再求願說不定自身反而還蒙受惡果啊。
武将は林の中にいる白いオオカミをしばらく見つめていましたが、やがてその場を離れて山奥のお寺へむかいました。
武將就是一直直勾勾的看了看林中的白狼許久、最後呀、完全的放棄了射殺人家的念頭、只是向著深山裡面的大廟徒步而去了。
それから、何日かたった夜の事です。
行啦、現在就說說於幾日後的一個夜晚。
武将の夢に仏(ほとけ)さまが現れて、こんな事を言ったのです。
武將晚上睡覺、佛前來託夢了、是告知了人家一個這樣的事。
「よく聞くがよい。
そなたが白いオオカミに出会った林の中に、大きなクスノキの株がある。
そこには万病に効く湯がわいておる。
病に苦しむ人たちを、それで救うがよい」
還請你要聽好咯。
前幾日於你相逢的那頭林中白狼、就是在那處狼林之中、有一株大楠木。
只要見到了楠木、那你就離那處包治百病的溫泉就也不遠啦。
還請就是用這處溫泉來去廣度慈悲、來救助那些飽受病苦責難的人吧。
武将はさっそく、白いオオカミに出会った場所へ出かけていきました。
很快、武將就又是來訪到了當初與白狼會面的那個地點。
そして林の奥へ歩いて行くと、大きなクスノキの切り株のそばに湯がわき出ていました。
朝狼林中逐漸深入、就在一顆參天楠木之旁、果然就是有一處溫泉呀。
「仏さまのお告げは、本当であったか。・・・お、あれは?」
佛在夢中所開示竟然是真、…………天啦、那是?
武将が湯煙の中を見てみると、足をケガしたあの白いオオカミが、ケガの治療に入っていたということです。
武將他看到了、溫泉中現在正是那隻腿腳受傷的白狼泡在裡面養傷呢。
これが、三朝温泉(みあさおんせん)の始まりだと言われています。
後來呀、就是這個地方為眾人所知曉之後、名字也就漸漸的給人是稱呼成為了這三朝溫泉咯。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
白いオオカミと温泉
狼池
むかしむかし、都(みやこ→京都)での戦いにやぶれて逃げのびた武将(ぶしょう)が、味方の力が再び盛り返す事を願って、その祈願(きがん)に鳥取の山奥にあるお寺をたずねていきました。
到好久以前這就兩軍交戰、一方打了敗仗落跑、這就變成了殘兵敗將、但過還是想東山再起、躲到深山老林裡面的同時不忘還去邊上的菩薩廟裡面去求個願。
けわしい山中をお寺に向かっていると、むこうの林の中に白いオオカミがいるのが見えました。
這地勢険要、跋涉還不易、走到走到連條狼都看到的。
「ほほう。白いオオカミとは珍しい。しかも足を痛めている様子。射殺すのは簡単だ」
武士看到大白狼一點不虛、心想老子就是一箭直接取你狗命、而且這大白狼的踋還有點瘸瘸的、武士是完全不放它到眼裡。
武将は弓に矢をつがえると、白いオオカミに狙いを定めましたが、
「・・・やめておこう」
這就已經上手搭弓了。
但這一想。
と、弓矢をしまいました。
算他。
「これから祈願(きがん)に行くのに、殺生(せっしょう)しては願いが叶うどころか罰が当たってしまうわ」
自己是到廟裡面求菩薩、這半路就殺生不是個好彩頭。
武将は林の中にいる白いオオカミをしばらく見つめていましたが、やがてその場を離れて山奥のお寺へむかいました。
心想別個都掰(𨃅)條踋了、這殺也是著孽、看了狼那麼個幾眼、武士收弓走了。
それから、何日かたった夜の事です。
這就幾日後。
武将の夢に仏(ほとけ)さまが現れて、こんな事を言ったのです。
武士訪完廟後佛祖託夢了。
「よく聞くがよい。
そなたが白いオオカミに出会った林の中に、大きなクスノキの株がある。
そこには万病に効く湯がわいておる。
病に苦しむ人たちを、それで救うがよい」
你好生聽到、爹只講一次。
你上次和遭遇白狼的所在、就那條林子裡面、你看到一顆楠木就對了。
就是那條邊上有條包治百病的溫泉
我現在跟你講這條事、就是讓你知會眾人、救死扶傷。
武将はさっそく、白いオオカミに出会った場所へ出かけていきました。
武士這就馬上跑上次的狼林去了。
そして林の奥へ歩いて行くと、大きなクスノキの切り株のそばに湯がわき出ていました。
果然還真朝到楠木這條標杆幫一條大溫泉看到了。
「仏さまのお告げは、本当であったか。・・・お、あれは?」
我日!這還是真的啊!
武将が湯煙の中を見てみると、足をケガしたあの白いオオカミが、ケガの治療に入っていたということです。
剛好還正巧上次的白狼還就泡到裡面啦、明顯就是到養它那條踋。
これが、三朝温泉(みあさおんせん)の始まりだと言われています。
後面曉得的人多、一傳開大家就都幫這裡喊三朝温泉了。
おしまい
结束
(回到上一页)
|