昔話の英語《福娘童話集》昔話の英語 Japanese & English昔話の英語《福娘童話集》 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
広 告
 


福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150

第 126話
(日本民間故事 126)
巨大な魚のタマゴ

巨大な魚のタマゴ


日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、鎌倉(かまくら)や葉山(はやま)の海が、突然まっ赤にそまったのです。
到好久以前就講這鎌倉還有葉山的海是一夜之間突然血紅。

「何だこれは! 海が血のように赤いぞ!」
為甚麼會這樣子啦?海水為甚麼得紅啦?

「何か悪い事が起こる、前ぶれではないのか!」
農民一個個都感覺好恐慌、這血潮莫不是甚麼要死人的前兆啦。

みんながびっくりしていると、うわさを聞いたお坊さんが海辺へやって来て、赤い水を調べ始めました。
大家這就都一起到了海邊來調查這血潮異象。

手に取ってみると水はネバネバとしたおかゆのようで、中に赤いアワ(→鳥のエサになる、イネ科の一年草)のような粒がびっしり入っています。
這就先掬了一手水端上來觀個詳細啦、但手一攡落去這感覺就不對了、這感覺怎麼這麼噁心哦、像是鼻涕和到稀泥巴裡面、這還摻雜到一顆顆顆粒。

浜の人が、お坊さんにたずねました。
人這不行了、拉到和尚來讓他看下子這是甚麼案。

「長年漁師をしていますが、こんな事は生まれてはじめてです。なにか、大きな災(わざわ)いでもあるのですか?」
我日我打這麼多年魚這鬼事還真是第一次看、和尚你看下子這到底是甚麼情況嘛?違是這幾日要出條甚麼大災禍啊?

するとお坊さんは、こんな話をしました。
這就聽和尚這麼到講了。

「この海の東のかなたには、とてつもなく巨大な魚がそうじゃ。
講這東海有異獸、別個是條比鯨魚還要大好多倍的鯤。

何しろ一日目にその魚の頭を見たなら、尾を見るのは七日目の事という。
你若是划船有幸看到他的頭、那再划個七天也就能看到他的尾了。

そしてその巨大な魚がタマゴをうむとき、海の色がまっ赤になるという。
然後這傢伙只要一抱卵那就是一片血潮、一片海都跟你染紅那是跑不了的。

おそらく、その巨大な魚がタマゴをうんだのであろう。
我估計近幾日就是這鯤已經抱卵了。

災いが起こるかどうかはわからぬが、用心しておくにこしたことはない」
也不要想得出甚麼禍事、單就這件事來講跟災禍無關。

浜の人々は災いにそなえて、いつでも逃げられる準備をしましたが、赤い海は五、六日たつと元の美しい海にもどって、心配した災いも起こらなかったそうです。
但所有人還是怕啊、這海都你媽全紅了、哪個曉得和尚講的鯤甚麼狗雞巴的是真的還是假的、已經跑的人已經有了、剩下的也都是些作好準備隨時可以跑路的人、但就這麼個提心吊膽的五六天、海水顏色慢慢的淡了、最後果就只是虛驚一場。

おしまい
结束

前のページへ戻る
(回到上一页)

福娘の姉妹サイト

http://hukumusume.com

366日への旅
毎日の記念日などを紹介
福娘童話集
日本最大の童話・昔話集
さくら SAKURA
女の子向け職業紹介など
なぞなぞ小学校
小学生向けなぞなぞ