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福娘童話集 > 日本民間故事 > 121-150
第 139話
(日本民間故事 139)
ウサギの誕生
雪兔
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかしの大むかし、月には大勢の王子さまが住んでいました。
這就以前月亮上面的太子都有七八條。
王子さまはみんな元気で明るく、遊ぶ事が大好きです。
這些個傢伙的每日任務就是天天玩舒服起來。
いつも月の世界で、走ったり歌ったり追いかけっこをしたりして過ごしていました。
不過這月亮上面的人純樸、玩也就是嬉鬧下子唱下子歌甚麼的。
あるとき、月に雪が降りました。
キラキラ、ヒラヒラ
キラキラ、ヒラヒラ
輝きながら舞い降りてくる真っ白な雪に、王子さまたちは大喜びです。
有天這月亮上面也過幫雪下了。
雪花飄落一片一片、這就閃啊閃。
一群王子是好高興。
「わーい。雪だ、雪だ」
「何をして、遊ぼうか?」
雪を手の平に乗せたり、そっと口に入れてみたりしているうちに、雪は月一面に真っ白に降りつもりました。
這些個傢伙就像第一次看到過雪、一下幫它捉手裡一下又是用舌頭試這雪的味。
雪久不見停、慢慢一個月亮全白了。
「なんて美しいんだろう。まるで、真珠をしきつめたようだ」
一人の王子さまが、雪を両手で包んで、ボールのように丸く固めました。
都講這人魚眼淚像珍珠、幾個王子覺得這雪才像、其中一個又是挖起了雪幫它捏成了一個球。
そして雪の玉を、近くにいた王子さまに投げつけたのです。
「わっ、冷たい~」
對到邊上的傢伙一甩、旁邊中彈後就直呼冷了。
ぶつかった雪の玉はたちまちこわれて、キラキラと散らばりました。
「やったなぁ!」
一發打中這邊人還好激動。
ぶつけられた王子さまも、雪の玉を作って投げ返します。
而那邊也同樣的搓起了雪球直接就是扔回來了。
それを見ていたほかの王子さまたちも、雪の玉の投げっこを始めました。
這一下大家看到還能這麼玩啊、一個個全部搓起了雪球到處掗。
「それっ」
「わあ、冷たい」
「今度はぼくの番だ。えいっ!」
そんなふうに楽しく雪合戦をしているうちに、雪の玉が一つ、月を飛び出してしまったのです。
這雪仗打的是動靜好大、還有條傢伙直接一甩都幫這雪球甩到月亮外面去了。
月から落ちた雪は、どんどんどんどん飛んでいって、とうとう地球まで行ってしまいました。
這就講這顆被從天上月亮上甩飛的雪球、他一直飛飛飛、最後竟是朝到地上來了。
その様子を、神さまが見ていました。
而有神仙也正巧看到了這飛天上的雪球球。
神さまは月に初めて降った美しい雪が、やがてお日さまに溶けて消えてしまうのはもったいないと思い、せめて地球に落ちていった雪だけでも何とかしようと、地球に落ちた雪の玉に、長い耳と目と鼻と口、それに四本の足と、小さくてかわいいしっぽをつけて、生命を吹き込みました。
看到也還有味、就過直接幫球一截、拿手上幫它揉了兩下變成條動物模型了、心想反正這球球一到地上去也就溶了、乾脆自己現在就去取過來玩它兩下、莫可惜了這月亮上面的雪、等捏完了這造型又是一口仙氣對到它一吹、這小動物就過活了。
神さまに生命をもらった雪の玉は、たちまちぴょんぴょんとはねまわりました。
神さまは、にっこり笑って言いました。
看到別個到自己手上一跳、神仙也是笑開了花。
「そなたの名前はウサギ。ウサギにしよう。ウサギよ、地球という星で幸せにくらすのじゃよ」
こうして、ウサギが生まれたという事です。
講我現在給你取個名、你以後就喊兔子了、這就日後天天到地下住到啦。
這就是為甚麼現在世界上有了兔。
おしまい
结束
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