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第 175話
(日本民間故事 175)
ブタを飲み込んだカエル

ブタを飲み込んだカエル
半斤八兩

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、なべやかまを売って歩く商人がいました。
到好久以前這就一條背包商人、專門賣的就是些鍋碗瓢盆這些個雜貨。

ある日の事、泊まるところのない商人は一軒の百姓家の戸を叩きました。
因為是條跑商的背包客、這人到處走到的、本來就是出來賺錢、天黑了人到異鄉也就捨不得住旅館、敲響了一條老百姓屋裡的門想到別個屋留宿一晚。

「すみません。旅の者です。今夜一晩、泊めてください」
「・・・・・・」
講自己是條旅行的商人可以到你屋借一個晚上吧啦?
但是自己拍響了門這裡面是條應聲的人都㫘得、開門這就更莫提了。


家の中に人はいる様ですが、返事がありません。
商人は、もう一度、戸を叩きました。
但商人看屋裡燈是亮起來的這說明應該是有人啊。
繼續就又過拍上了一次門、這次的聲音比上次大上了一些。


「すみません。旅の商人です。今夜一晩、泊めてください」
重新的把自己的現話又跟人重複了一遍、講自己是條商人可以到你屋留宿吧。

すると戸がガラリと開いて、中から親切そうなお百姓さんが出てきて言いました。
這就一下屋裡面有反應了、看來是剛才聲音小了、屋裡老家夥耳朵不好㫘聽到、這次專門親切的幫門一開招呼商人進屋了。

「大したおもてなしは出来んが遠慮なく泊まっていきなされ。その荷物のなべやかまは、土間(どま→家の中の床がなくて地面のままになった所)に置くといい」
客套話講了個一些、這就喊人幫東西放落來、拖鞋進屋了。

次の朝、商人が起きてみると、土間に置いたはずのなべやかまがありません。
第二天一早商人起床、正準備打個招呼走人的時候看昨天放到玄關地上自己的那些個貨不見了、就是那些鍋碗瓢盆。

商人は慌てて、お百姓さんとおかみさんに尋ねました。
商人一下開始有點急起來了、馬上就走到別個主人堂客面前。

「あの、わたしの大切な商売品のなべやかまを知りませんか?」
講這昨天的東西你違幫我撿起來收哪裡去了啊?

「さあ、知らないね。・・・そうそう、ここらには悪いネズミがいて何でも飲み込んでしまうから、そのネズミの仕業かもしれないね」
啊?你東西?甚麼東西哦?我這曉得條卵、莫是昨天一晚上全著老鼠叼走完的哦?我這屋裡面全是老鼠子滿了。

「ネズミが? そんな馬鹿な。小さなネズミが、大きななべやかまを飲み込めるわけがない」
老鼠他要我碗搞甚麼啦?叼過去吃了啊?不可能的嘛、別個那麼小一條也拖不動啊。

「そうは言っても、ネズミの仕業としか。ねえお前さん」
但除了老鼠就㫘得其他可能了啦、肯定就是老鼠的。

「そうそう、ネズミの仕業だろう。わしらは畑に行くから、旅の用意が出来たら出て行ってくれ」
對頭、就是老鼠了、老鼠幫你盤子吃了、我堂客講的㫘錯、你看等下自己甚麼時候準備好了出去就幫門鎖了、我們這要到田裡面去了。

お百姓さんとおかみさんはそう言うと、畑仕事に出かけてしまいました。
這兩夫妻都到扯別個商人的貨是被老鼠拖走了去、別個信不信也是隨在他、反正自己是幫鋤頭扛到出門種田去了。

実は、このお百姓さんとおかみさんは、家に泊まった人の持ち物を盗んでしまう泥棒で、商人のなべやかまは、この二人が隠してしまったのです。
但實際上這商人的鍋碗瓢盆還就真不是被老鼠叼走的、就是被這兩人合謀偷偷收哪裡的、準備收人個住宿費幫人貨跟你黑了。

(あの百姓夫婦め。ネズミがかまやなべを飲み込んだと言うのなら・・・)
商人也不是奤卵、這一口鬼話哪個得信啦、這就是明到要謀自己貨啊。

商人は、お百姓さんが大切に飼っているブタを小屋から連れ出すと、近くの林の隠しました。
你謀老子貨老子也幫你屋裡面的豬牽了、看你媽哪個更加吃虧、兩人出了門就是篤定幫東西收好了、別個要逽也逽不到、屋裡讓他翻、但㫘想到這傢伙進了自己豬圈。

そしてカエルを一匹捕まえると、ひもで足をしばって家の門口に吊しました。
幫豬先牽走綯到遠處林子裡的大樹上、商人這就又水裡面摸了隻蛤蟆幫人踋一綯、原路返回了、吊起條活蛤蟆掛人門口的。

さて、お昼になると、お百姓さんとおかみさんが畑から帰ってきました。
晚上兩夫妻搞完田裡面的事這就也回來了。

すると商人は竹の棒を振り回しながら、大声でカエルに言いました。
但就看到這商人怎麼還留到自己屋了、這是不打算走了啊?就看別個取到條好大的棒頭到那裡虐待一條蛤蟆。

「さあ、吐き出せ! 吐き出さないと、この棒で叩き殺してしまうぞ」
一邊作到樣子要用棒頭打蛤蟆、嘴巴裡面一邊罵到讓別個吐。

それを見たお百姓さんは、びっくりして言いました。
「一体、何をしているのだ?!」
兩夫妻一看過驚了、講你這是到搞甚麼?一條蛤蟆是要喊它吐甚麼哦?!

すると商人は、竹をお百姓さんに渡して言いました。
但就看商人幫棒頭跟人農民一交、講了。

「わたしが家を出ようとしたら、このカエルがあなたの大切なブタを飲み込んでしまったのです。
我當時都準備走了、這批蛤蟆突然跳過來到你屋門口、估計是曉得你們走了、膽子大了直接跑到你屋豬圈幫你年豬一口吞了、但它不曉得有我到啦。

だからわたしは、こうやってブタを吐き出させようとしているのです。
這事他媽搞的好啊?一條豬啊、我這一定要等你們回來啦、不然敢走啊。

さあ、このカエルを叩いてあなたのブタを取り戻しましょう」
莫站到不動嘛、快點用棒頭刷它啊、不然他得跟你吐豬啊?到時候都被它消化完了。

「何だって? 家のブタが?」
你講我屋豬怎麼了啊?

お百姓さんがあわててブタ小屋に行くと、商人の言った通りブタ小屋は空っぽです。
農民是慌的不行馬上上了自己的豬圈一看、好傢伙、豬不見了。

お百姓さんは商人のところへ戻って来ると、顔をまっ赤にして怒りました。
這他媽農民也不是奤卵、直接衝商人面前逽別個麻煩來了。

「こんな小さなカエルが、どうやって自分よりも大きなブタを飲み込めるというのだ!
お前がブタを盗んで、隠したに違いない。
操你媽快點退老子豬啊?!蛤蟆這麼小條能幫豬吞了我聽你講鬼啊!快講你幫我豬搞甚麼地方去了!今天你不幫我豬搞回來你人絕對是走不脫的!

親切に泊めてやったのに、お前はなんて恩知らずなんだ!
老子好心好意留你一夜、㫘想到你現在還要謀我豬!

さあ、はやくブタを返せ!」
豬啦?!

すると商人は、にやりと笑って言いました。
商人看到農民急了自己也就笑了。

「どうして、カエルがブタを飲み込めないと言い切れるのですか? だってこの家のネズミは、自分よりも大きななべやかまを飲み込むではありませんか?」
那你講不是蛤蟆吃的就不是、但你屋老鼠大啦、吃你條豬也許是有點困難、這蛤蟆又能吃老鼠啦、講喊你要相信我啊、你屋這附近的動物都有點變異、我他媽真的看到蛤蟆幫你屋那條豬吞了、不然我騙你啊?我兩兄弟!

「そっ、それは・・・」
お百姓さんは、困ってしまいました。
兩人這就都幫對方當奤卵、假勁你媽的騙、這農民還奤些、他是不曉得商人曉得自己到講鬼話啊、還是以為自己幫別個騙到了?是你智力低還是以為別個智力更低?還到想辦法圓這個謊、想幫之前老鼠的事糊弄過去起來。

お百姓さんのブタは、商人から盗んだなべやかまよりも価値があります。
這就你媽天人交戰、得出結論了、這商人就是條奤卵、自己是你就幫豬直接牽走了、我還站這裡問你討鍋碗瓢盆甚麼卵、反正豬值錢好多。

なべやかまを手に入れても、ブタを失ったのでは損をします。
這傢伙難不成是想通吃啊?不然他回來搞甚麼卵?

そこでお百姓さんは大きなため息をつくと、商人に頭を下げて言いました。
農民這過一下慌了、但還是想別個既然回來了說明他智商低、我就肯定還騙得到、抱到別個不是來通吃自己的僥倖、心想別個鍋碗瓢盆都被自己先謀了啦、這就說明他蠢了。

「わしが悪かった。なべやかまを返すから、わしのブタを返してくれ」
腦鬠一佝、人是直接跟商人跪了、講偷你貨的是我、我不對你啊、商人哥哥、你大人有大量、就放過我這一次咯、你也還我豬好吧。

お百姓さんが家の床下から盗んだなべやかまを出したので、商人もブタの居所を教えてあげました。
直接講結果、就看到農民這就又背起自己的貨出發了、走之前跟人指明了別個屋豬的方向。

「ブタは向こうの林の中にいる。別のカエルに飲み込まれないうちに助けてあげなさい」
完事之前還不忘嘲諷別個一句、希望人要長得記性、喊人快點去、不然到時候又被其他蛤蟆吞了自己就不曉得了。

お百姓さんは、大あわてで林の中へかけていきました。
而農民這個時候則是急到往林子裡面趕、幫豬一看到、心想還是老子聰明啊、幸好別個是條奤卵、要是他有我這麼聰明今天的鍋碗瓢盆和豬就都到他身上去了、若不是條奤卵又怎麼得白白不要一頭豬啦。

「やれやれ、これで商売を続けられる」
當別個的愚蠢超越了自己的想象、讓自己預測不能、這也是別個智力凌駕與你之上的一種表現、無論這智力是有好低、反正他贏了。
商人以為自己只是浪費了一點時間、但是度化了一條人、而農民卻是覺得自己贏麻了、優越感油然而生。


商人は門口に吊したカエルを逃がしてやると、なべやかまをかついで商売の旅に出かけて行きました。
臨走之前商人順便帶走了蛤蟆、綁踋上的索子一解、放人入草了、好、趕路、繼續賣自己的鍋碗瓢盆去了。

おしまい
结束

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