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福娘童話集 > 日本民間故事 > 181-210
第 195話
(日本民間故事 195)
忍術使いの泥棒
神偷跑路
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、京の三角、江戸の三角、越後(えちご→新潟県)の三角と呼ばれる、三人の泥棒がいました。
到好久以前三名大盜賊頭王分別是幫自己的地盤佔到的、人稱盜界三角、京都、江戶、越後、是一人盤踞一領。
この三人は京都や江戸や越後の国で、それぞれに一番と言われる泥棒たちです。
可以講這都是一方之雄。
ある日の事、この三人の泥棒が集まって、大商人として有名な鴻池(こうのいけ)の長者のお屋敷に忍び込むことにしたのです。
有天為交流感情、互相學習瞭解一下對方的盜術、這三人聚到一起去了、講我們三條既然一起、那麼這次就要搞把大的、這回怎麼都要是鴻池地主他屋才配的上我們來偷。
ところが、さすがは大金持ちの鴻池です。
但既然都是被三條賊頭王盯上感覺有價值的目標、說明別個這不僅是錢多、而且難度也高、不然怎麼得有挑戰的價值啦。
屋敷の中には若くて強そうな男たちが大勢いて、三人は何も盗み出さないうちに捕まってしまいました。
屋裡的裡裡外外都是保鏢跟你請滿了、光是外面看大門的那幾條都不好對付、三人只要一被發現那肯定就是被捉到稀爛。
「わしらはまだ何も盗んでいません。どうか、かんべんしてください」
好啦、這過夜黑風高、三傢伙才剛從屋頂下去㫘得個分分鐘就被一群壯漢一圍、走投無路啦。
三人の泥棒は、両手を合わせて謝りました。
現在的局面過變成了三條大盜一起對到別個猛男們開始跪地求饒了、講自己甚麼東西都還㫘偷啊、下次再也不敢了放過我們這次啊。
すると、主人の鴻池の長者が出て来て言いました。
突然鴻池地主看到動靜一大本人也是過來看情況了。
「いいや、人が汗水たらしてかせいだ金を盗む様な奴は、かんべん出来ない。・・・おい、早くこいつらを、役人のところへ連れて行け」
直接一句關籠子鎖門睡覺、這過就要幫三條賊頭王送衙門告官了。
「ま、待ってください」
京の三角が、鴻池の長者に言いました。
三傢伙跟到慌了、第一個開口的是京都大盜。
「役人のところへ連れて行かれる前に、面白い芸を見せましょう」
我會雜技、雜技看不看啊?胸口碎大石啊!
「面白い芸だと」
那你就快點到我面前碎兩下啦、我滿足你這條死前要求就是。
鴻池の長者は、泥棒たちがどんな芸をするのか見たくなりました。
鴻池地主也不慌、反正現在人已經是關籠子裡面的老鼠了、就當是讓大家一起看個戲、看這人臨死之前求生慾到底是有好大。
「よし、芸を見てやろう。ただし、逃げようなんて考えてもむだだぞ」
但先講好啊、碎大石就碎大石啊、我這裡還有這麼多夥計都守到你的、你莫到一半突然表演起遁地術跟我想跑啦。
「逃げるなんて、とんでもない。それより、竹ざおを一本貸して下さい」
不跑不跑、怎麼都不敢跑、這當到這麼多人面也跑不脫啊、踋都要被打斷、老爺、屋裡吹火筒借我一根啊?只要是竹子都可以、我表演戲法用、最好是稍微高點的。
京の三角が竹ざおを庭に立てると、その横に江戸の三角と越後の三角が並びました。
剛好人地主院裡栽得就有竹子、外面也寬闊些、最後就跟人現場砍了根、要別個到院子裡面直接開始表演了。
「それでは、わしらの芸をお目にかけましょう」
就看京三角幫竹插穩在地、又是左右看了其他兩位大盜一眼、眼神一交匯、跟人地主講了句獻醜了。
京の三角が、何やら呪文を唱え始めました。
演甚麼啦?和尚唸經、就看京都大盜嘴巴皮子一鼓一鼓的開始念起咒語了。
すると不思議な事に、京の三角はたちまちとんびになって飛び上がり、竹ざおのてっぺんに止まったのです。
這陣不曉得是甚麼鬼的一念完、一陣煙霧一現、京都大盜過跟你直接是變成黑鳶了、兩個翅膀一扇一扇的跟你上了竹杆最上面停到了。
「何と!」
甚麼鬼!?
鴻池の長者も若い男たちも、びっくりして口を開けたままです。
鴻池地主是人獃了、看到這一幕後、一起講不出話的還有守到他身邊的一群夥計。
すると今度は、江戸の三角が呪文を唱えました。
這就又看到江戶大盜作法、嘴巴裡面也是稀奇古怪的一唱。
すると江戸の三角はネズミに変身して、ちょこちょこと走り回りました。
突然一陣煙霧一現、人不見去了、一條老鼠是直接跟你現身了、還到竹子邊上圍到竹子一圈圈的打轉啦。
「何とも、不思議な!」
還可以他媽變成老鼠子啊!真的是不可思議!
鴻池の長者も若い男たちも、まるで夢を見ているような気持ちです。
地主還有夥計們都是看入迷了去、真就還幫這三傢伙現在是當戲到看了。
続いて越後の三角が呪文を唱えると、越後の三角は小さな豆粒に変身しました。
等到老鼠幾圈過後、見失了新意、越後大盜又是跟你重新整出了新花樣、還是一樣嘴巴裡面搗鼓一些、就看人越來越小、縮縮縮、最後縮成一顆小黃豆了。
「おおっ、今度は豆粒だ!」
院裡的觀眾們這下一個個又是目瞪口呆。
みんなが驚いている前でネズミは豆粒をくわえると、するするっと竹ざおを登っていきました。
看到眾人都是驚到發了獃、趁到這混亂的鬆懈瞬間、搶到時間小老鼠幫黃豆嘴巴裡面一叼、上你媽杆了。
するととんびがネズミの尻尾をくわえて、さっと空へ飛び立ちました。
摸到黑鳶屁股後面又是豆子舌頭裡面一含、嘴巴這次是咬到別個黑鳶尾巴上面去了、就看到鼠鳶這麼一合體、小鳥兒快點扇到兩下翅膀飛走了啦。
その時、ネズミの口の中の豆粒が言いました。
「それではみなさん、さようなら」
這時大家都聽到老鼠嘴巴裡面的豆子幫話講了。
老闆發財、我們夾卵滾了啊!
やがてとんびはぐんぐん空へ登っていき、とうとう見えなくなってしまいました。
這話一講完、最後是越飛越越、越飛越遠、直到三名大盜完全消失到地主一屋的視野之中了。
おしまい
结束
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