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福娘童話集 > 日本民間故事 > 181-210
第 204話
(日本民間故事 204)
キツネのお礼
狐狸禮
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるお寺の裏山に何匹かのキツネが住んでいて、お寺から食べ物の残りをもらっていました。
到好久以前這就山上有廟、廟後頭又住的有狐狸、看這狐狸也經常竄到廟裡面來、和尚有剩菜剩飯也就取到出來喂這些個小傢伙。
ある日の朝、一匹のキツネがお寺で飼っているニワトリをくわえて逃げるところを、庭の掃除をしていた小僧(こぞう)さんが見つけました。
「こらっ、何をするんだ!」
這就狐狸越養越親人、最後也不怕你人了、開始挑剔你那點吃剩的、直接老鼠上桌叼你廟裡養的雞了、掃地和尚看到狐狸嘴巴裡面一條雞叼到的、馬上這就開始踵狐狸去了。
小僧さんがほうきを振り上げながら追いかけて行くと、キツネはくわえていたニワトリを本堂(ほんどう)の前に置いて逃げてしまいました。
「これ、何事だ?」
後面這一條和尚變幾條、還每條傢伙取到棒頭提手上的、狐狸這要是著捉到肯定就稀爛了、狐狸最後被堵到了大佛前、雞一放人跑了。
這時過驚動了方丈。
そこへ和尚(おしょう)さんが来たので小僧が説明をすると、和尚さんはキツネが逃げて行った裏山に向かって、大声でキツネを叱りつけました。
過來問你們是搞甚麼?為甚麼動靜這麼大?幾個和尚都講是狐狸偷雞啊、自己到追、方丈曉得這事也是一怒對到狐狸跑不見的方向就吼了、對到狐狸是一陣亂罵。
「おい、キツネども。よくわたしの言う事を聞いておけ!
お前たちは毎日の様に、寺から食べ物をもらっておる。
言ってみれば、寺で飼っておるイヌやニワトリと同じじゃ。
お前たちは寺で飼われている仲間同士だ。
その仲間(なかま)を捕って食おうとするとは、どういうつもりじゃ。
こういう事をするなら、もうこの山には置いておかぬ。
近いうちに山狩りをして、お前たちを一匹残らず追い払うから、そのつもりでおれ!」
具體是這麼一個罵法、講這雞是人吃的你狐狸也配吃啊?你狐狸就只配吃和這雞一樣的東西、你若是執意要當人吃我這條雞、我就讓你曉得你只配是條狐狸、這就上山幫你們全吃了、雞吃我的我要它命!你還我的雞都吃了我就要你們所有狐狸的命!
それから、二日後の事です。
小僧さんが墓地(ぼち)で、一匹のキツネが死んでいるのを見つけました。
這就方丈放完屌話的兩天後啦、小和尚這天就打掃墳地、過幫條狐狸屍體看到的。
よく見てみると、ニワトリを盗ろうとしたあのキツネでした。
這狐狸一看就是前幾天偷雞那傢伙。
寿命(じゅみょう)が尽きたのか、キツネはやすらかな顔をしていました。
看起來也過不是偷雞時受了好大的傷事後死的、而更像是盡了天壽。
それを聞いた和尚さんは、そのキツネを手厚くほうむってやりました。
すると、その夜の事です。
小和尚幫看到死狐狸的事方丈耳朵裡面一傳、這人竟然還跑去葬狐狸了。
好、這就晚上啦。
何匹ものキツネたちが、和尚さんの部屋の前にきちんと横に並んで座ると、これまで耳にした事のない声をあげて、一匹ずつ去って行きました。
方丈房門前來了一個個狐狸排排坐、一群群不曉得嘀咕了個甚麼、又一條條全走了。
それは、悪い事をした仲間でも手厚くほうむってくれた和尚さんのやさしさに、お礼を言ったのだと言われています。
後面哪個講是這些個狐狸講方丈心善啊?狐狸偷你雞你還跟它安葬這樣子?反正好像是講了些好話。
おしまい
结束
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