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福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270
第 243話
(日本民間故事 243)
浜千鳥
問真名
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、沖縄のある海辺に、若い夫婦が住んでいました。
到好久以前一對沖繩的兩口子是到海邊幫屋子起到的。
この夫婦は普通の夫婦とは違って夫が家の仕事をして、女房が船に乗って捕まえた魚を町へ売りに行くのです。
按講這住海邊上就基本都是漁民、這兩夫妻也是靠到打漁為生、不過不同的是就是這屋他是男人守屋、女的出去打漁。
ある日の事、町へ魚を売りに行った女房の帰りが遅いので、心配になった夫が捜しに行きました。
有天他屋這男人就到屋裡守到的、但已經到點了啊、還是不見堂客回來、久不歸屋男的心裡就急、就怕是出條甚麼事了、這過就也講出門逽去了。
「魚が大漁で、売りさばくのに時間がかかっているのかな?」
一開始還莫不是想今天打的魚比較多啊?這後處理以及販售需要的時間就長、男人以為可能是市場堂客還到幫魚賣到的、人是先往攤位跑。
しかし町には、女房の姿はありません。
但是一條街都跟你逽艽了、就是㫘看到人啦。
「もしかすると魚が捕れなかったので、まだ浜でがんばっているのかな?」
男人又想這不是到市場都這個時間了人還得到海邊啊?今天這是魚多還是㫘魚啦?
しかし浜辺へ行っても。女房の姿はありませんでした。
但這一下男人到了海邊還是㫘看到自己堂客到。
そこで夫が女房を捜しながら歩いていると、小さな鳥が干してある網(あみ)にからまってもがいていたのです。
不曉得是人你媽是到海上還是已經靠過了岸、海上㫘看到船男人就去停船的地方看、至少要確定這人現在回來吧啦、路上看到一條鳥纏別個漁民到曬的漁網上去了、打了死結。
夫はその鳥を網から外して、逃がしてやりました。
看到這鳥還到那網子上面撲啊撲、男人上去直接是幫網子一解、放鳥飛天了。
それから夫は何日何日も女房を捜し続けましたが、女房はどこにもいません。
到岸了也是㫘看到停船的地方有船啦。男的這過也是猜不到自己堂客人這是去了那裡、花了個幾天時間又去問其他打漁的看到一條女漁夫吧、別個都講㫘注意看。
そんなある日、夫が縁側に腰をかけてぼんやり外をながめていると、見た事がない女が家の庭に入ってきて、家の井戸水で洗濯を始めたのです。
人已經好幾天㫘歸屋了、現在完全是音訊全無、男的也不曉得現在是要怎麼搞了、跟條失了魂一樣的到屋裡發獃、突然一條認不到的女的進了男的屋、還直接是打起了井水裡面的水倒到盆子裡面搓起衣服來了。
「はて? どこの女だろう?」
這下幫男的自己也過是搞的看不懂了。
夫は不思議に思いながらも、何も言わずに女が洗濯するのをながめていました。
不曉得甚麼案、就對到女的一直看、而女的也只是只顧搓到自己的衣服、兩傢伙期間不發一語。
それからも、その女は毎日の様に家にやって来て、洗濯をするようになったのです。
等女的走了男的也是㫘看懂這到底是條甚麼意思、更古怪的是這女的第二天又來了、一直持續了數日。
ある日の事、夫が外から帰って来ると、家の台所でその女がご飯の支度をしていました。
這天是男的出了門辦事、突然回來看到女的今天不洗衣服了、是直接進到了自己屋的灶台幫飯跟你𤏪起來了。
これにはさすがに、夫も女に声をかけました。
男的覺得這事還是要搞清楚為妙、別個人這到時是條甚麼意思啦?
「あの、ここはおれの家の台所ですが、あなたはどこのどなたでございますか?」
講這幾天我看你都到我屋洗衣服甚麼的、現在又過直接用起灶台發起火來了、來、我們現在幫話講清楚起來、你讓我人清白下子。
すると女は、ニッコリ笑って言いました。
就看男的釋出內心疑惑、女的過是直接用手捂到嘴笑起來了。
「わたしは、あなたへのご恩返しに、食事の支度をしておりました」
講我跟你𤏪飯吃你不要啊?我是跟你報恩來的。
「・・・ああ、そうですか」
報恩?這樣子啊?
夫は、井戸を使わせてやったお礼だと思いました。
男的想通了、原來是這幾天女的到用自己屋井水洗衣服、天天打水也不好、今天想煮飯報答自己。
晩ご飯が終わると、夫が女に尋ねました。
男的幫搞好的飯菜就是筷子那麼一夾、對到女的也是東扯西扯了。
「まだ、あなたの名前を教えてもらっていませんが」
講你喊甚麼名字、住甚麼地方的哦?
「わたしは、千鳥(ちどり)と申します。だけど千鳥という名前は、誰にも教えないで下さい」
女只講自己名字是千鳥、還有這名字我只講起你聽、記得莫讓其他人曉得、其他就閉口不談了。
それから千鳥という女は、毎日、夫の家にやって来ては、食事、洗濯、掃除と家の仕事をやってくれるのです。
從這天兩人講過一次話開始、千鳥過就天天開始的往男的屋裡跑了、幫別個屋是當成自己屋一樣住起來了、期間還幫男的天天煮飯。
そんなある日、夫の友だちが用事でやって来ました
就講有天、男的屋裡來了客人。
そして友だちは、千鳥を見てびっくりです。
客人看到了千鳥之後人直接就是一驚。
「美しい女だな。名前は、何という? よければおれにも、紹介しろや」
講你屋甚麼時候有這麼乖的一條女了的?你幫你屋堂客換了啊?我都好久㫘看到過她人了啦。
「いや、なに、彼女は千鳥という名前で、色々と家の世話をしてくれているんだ」
㫘、我是過也不曉得她跑甚麼地方去了、她反正就是人不見了、現在到我屋這條別個名字是千鳥、但她有事突然出來的、你講這事古怪吧?其餘的我都不曉得了。
それを聞いた千鳥は突然に悲しい顔をしてうつむいたまま、夫の友だちが何を話しかけても身動き一つしませんでした。
客人曉得的美女的名字之後跟到就是上去當起了舔狗了、但是無論怎麼舔這千鳥就是一聲不作啦、一直是黑起個一副臉。
やがて友だちが、けげんな顔して帰ると、千鳥が夫に言いました。
等到後面大家都散夥了去、屋裡只留男的和千鳥兩個的時候、千鳥講話了。
「わたしの名前が千鳥だと、あなた以外の人に知られたからには、もうここにいる事は出来ません。
講不是跟你交待了莫跟其他人提起我的名字啊、我不管了、你以後還是繼續一條人吧。
あれだけ注意して下さいとお願いしていましたのに、残念でなりません。
我要走了、掰掰。
・・・実はわたしは、浜で網にからまっているところを助けていただいた浜千鳥です。
還有那天的事情感謝你、我就是當初被困到漁夫網子上面的浜千鳥。
海で死んだあなたの奥さんの、代わりになろうと思ったのですが」
本來看你死了堂客你又救了我還講想自己當你堂客幫你替下子了、現在不行啦。
千鳥はそう言うと鳥の姿になって、ピ―ッと鳴きながらどこかへ飛んでいってしまいました。
就聽到一聲鳥啼、千鳥一下就變成一條飛鳥的樣子翅膀一拍分分鐘不見到男的的視野裡面啦。
おしまい
结束
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