昔話の英語《福娘童話集》昔話の英語 Japanese & English昔話の英語《福娘童話集》 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
 


福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270

第 248話
(日本民間故事 248)
竜光山の伝説

竜光山の伝説
龍女

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ひどい嵐が去った後に若い漁師が海岸に行ってみると、今まで見た事がないほど素晴らしい着物を着た娘が立っていました。
到好久以前住海岸的個年輕漁夫等到了大風浪過後去到了岸邊、看有不有你幾個死魚撿上一撿、但這雨過天晴之後看到的不是死魚、而是一條長到好乖的美女。

娘は若者に気づくと、若者に頭を下げて言いました。
美女看到走過來條年輕人、對到別個幫話講了。

「わたしは昨日の嵐で、ここに漂流してきました。
聽她的意思是昨天風好大、自己是從海上被一波卷到這裡來了。

けがはありませんが、お腹が空いて今にも死にそうです。
問別個有不有吃的東西可以先跟自己過點救下子急。

すみませんが、一晩の宿とご飯をいただけないでしょうか?」
現在自己住的地方也㫘得了、暫時去你屋住到搞的好不?

そこで漁師は、娘を自分の家に泊めてやりました。
這肯定搞的好啦、打漁的看人長這麼乖、直接就是幫人要往屋裡邀了。

娘はそのまま漁師の家に住んで、漁師の嫁になったのです。
也不曉得是這一進屋就開啟了舔狗模式還是日久生情、反正住到住到自然自然的女的就變成漁夫的堂客了。

二人の間には男の子が生まれて、漁師と娘は幸せな毎日を過ごしました。
最後還幫小兒跟你是生出來了、漁夫這之後每天都是笑卵翻天的。

三年後のある日、娘は漁師と向き合うと、こんな事を言いました。
但就三年後、有天的談話開始氣氛不對頭了、女這麼慎有其事的對到男人。

「色々とお世話になりましたが、もう、お別れしなければなりません。
我留不到了、也謝了你這麼幾年。

実はわたしは、竜王の娘なのです。
這麼跟你講吧、我其實是這海底的龍王他女、住到龍宮。

ある時、わたしはワニ鮫(わにざめ→悪いサメの呼び方)に襲われました。
那天你我相遇是因我被一條大惡鯊追殺。

もうダメだと思った時、あなたがワニ鮫を捕らえて下さったのです。
你是不是還記得碰到我之前你用叉子穿了一條鯊魚?

助かったわたしが、その事を父母に言いますと、
那天我回去之後對到屋裡人幫這事講了。

『おろかな生き物である人間でも、義理人情を知っている。
他們跟我講這條恩情要還、喊我上岸來逽你。

われらは、神にもっとも近い存在。
我們本來就是接近天人的存在。

なおの事、義理人情を大切にしなければならない。
於情理、更不存在對比自己弱小之物有所虧欠。

お前はただちに陸へ上がって、その青年に恩返しをして来なさい。
ただし、陸には七日しかいてはならない事を、決して忘れないように』
但我媽也只是交待我了個七日之限、意思一下就可以了。

そう父母に言われて、あなたに会いに来たのですが、七日を過ぎてもあなたとは別れる事が出来ず、やがて子どもにも恵まれて、幸せな三年の月日を送ってしまいました。
後面這就是我們的相見了、起初些許幾日我就準備辭別、但顧及你不忍、就一直㫘去開這個口、緩到了這七日之限、但最後才曉得、不忍的根本就是我自己、三年之期、你我兒都有了。

しかしわたしには、父母が決めたいいなずけが海底にいるのです。
我既然父母都捨了、更不存在舎不得你、更不是為了你、不是我犧牲了屋裡人選擇了你、而是我因私慾傷了我自己、但現在我想通了、我要回去。

いいなずけは夜になると、わたしに帰って来る様に言います。
鬼迷心竅留落來是我不智、背信與親是我不孝、一直瞞到你是不忠、我甚至還到老屋有到婚約、我累了、要是還可以回到當初那條時候就好啦。

わたしは海底に戻って、いいなずけと結婚しなくてはなりません」
所以我現在要回去海裡面結婚了、海裡面還有等到我的人、我不能在繼續辜負了他。

そう言って娘が、かつぎ(→平安時代、身分ある女性が外出時に顔を隠す為のかぶった衣)を取って見せると、なんと娘の顔には片目がないのです。
女講完這些話又是幫輕紗一揭、讓男的看到了。

「お前、目はどうしたのだ?」
男的看到龍女不見了一隻眼開始過問。

「海で暮らすわたしたちには、胸から母乳を出す事が出来ません。それでわたしは自分の目を子どもになめさせて、子どもを育てていたのです。
龍㫘得母乳、我一直是到用自己的眼睛來餵養小兒、久了眼睛也就丟了。

でも片目である事が父母に見つかると大変しかられますので、かつぎをかぶっていたのです。
我現在已經半盲、姑且暫時還能用紗掩到、回去之後估計也是瞞不到了。

さあ、もうお別れでございます」
跟你講這些又有甚麼用啦、但我想讓你曉得、我走了。

「そっ、そんな。・・・せめて、せめて子どもが六つになるまでは、いてくれないか」
男的聽到人這是真的要走了、開始了到地上瘋狂打滾、講至少這等了小兒稍微大了點雲雲。

若者は必死に頼みましたが、娘は聞き入れません。
但龍女聽不進去、這是別個想了好久之後得出的最佳結論。

「わたしも、本心はあなたや子どもと暮らしたいのです。
看來人是有心了結這一切、講了甚麼一些自己也想跟兒還有你到一起雲雲。

しかしそうしてしまったら、わたしは竜の仲間に戻る事が出来ないばかりか、竜の奴隷にされてしまいます。
但結論就是連兒帶到你一起準備拋棄了去、講自己是龍要去跟龍玩了、這繼續跟你混作一起到時別個都不得認我了。

どうぞあなたは良い女の人を見つけて、わたしたちの子どもといつまでもいつまでも幸福にお暮らし下さい」
講男的這麼好、自己都被你拐過來了、以你的能力㫘了我也肯定是能拐到一條更加好的、到時你們一家三口就平平常常的過安生日子算了。

「しかし、子どもはまだ三つだ。お前がいなくては困る」
但小兒現在才三歲!你也講了這龍的母乳就是眼睛、你到現在這個時點走了、他還活的成?

若者がそう言うと娘は残った片目をくり抜いて、きれいな袋に入れて若者に渡しました。
只看男的講完這話龍女是不帶猶豫的幫另外一隻眼睛直接一扣、徹底幫人話過堵死了、這下徹底稀爛啦。

「子どもが泣いたら、その玉を海へ向けて光らせて下さい。わたしには目がありませんが、その光を感じて海の底からあなたたちを見守りましょう」
這些話你都記到、到時小兒若是哭你就抱到他到海邊、這眼睛有光、你對到水裡面照射我可以感應得到、那個時候我能想到辦法。

娘はそう言い残して、海の中へと消えていきました。
最後的一句、永別了。

それから十数年後、子どもが15歳になった8月15日の晩に子どもと父親は母親に再会しました。
大概這就又是過了個十多年吧、這天是仲秋、團圓夜天上大月亮掛到的、這麼多年過去男的對到龍女還是念念不忘、就到今天又過是特意步到了海邊、小兒也已經長大有了十五了。

海の波間から、両眼のない竜が現れたのです。
好巧不巧的、不曉得是處於甚麼緣故、海面上一條㫘的眼睛的盲龍浮現了。

父親は子どもに、母親の事を話しました。
「お前は、竜神の母からあずかった子だよ」
人一下就是萬千思緒涌上心頭、但想講半天也不曉得具體要講甚麼、別個這已是龍了、不得再跟自己講人話了。
男的最後是對到自己兒講了一些、但也就只是讓他明瞭了自己媽是條龍這樣子而已。


やがて成人して網元になった子どもは、死んだ父親の遺言通りに父母の碑を山の上に建てました。
臨死前還見了面、男的遺願得逐、㫘過幾年就是講那麼死了去、死之前還交待了自己兒他媽的事、講要打兩塊碑、幫我和他的放一起、已經是船老大的兒㫘幫這事辜負、終是盡了孝。

のちにその山は、竜光山と呼ばれる様になりました。
後面這雙碑棲身之所因這傳說之故、越傳越開、慢慢的被人改口的喊成是龍光山了。

おしまい
结束

前のページへ戻る
(回到上一页)

福娘の姉妹サイト

http://hukumusume.com

366日への旅
毎日の記念日などを紹介
福娘童話集
日本最大の童話・昔話集
さくら SAKURA
女の子向け職業紹介など
なぞなぞ小学校
小学生向けなぞなぞ