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福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270
第 254話
(日本民間故事 254)
段右衛門(だんえもん)のとんち
對到坑
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、徳留段右衛門(とくとめだんえもん)という、とんちの上手な侍がいました。
到好久以前就有條喊徳留段右衛門的專門搞人客。
ある日の事、用事で鹿児島の町まで出かけた段右衛門は、びんつけ屋の前を通りかかりました。
這天也是講要去鹿兒島的街上去辦點事人就也上到了街、剛好路過一條髮膠店。
びんつけとは、むかしの人が髪の毛の整えるのに使った油です。
以前的人早就已經提煉出那種可以讓頭髮定型的油脂開始到賣了。
店にならんだ黄色のびんつけ油を見た段右衛門は、ちょっとしたいたずらを思いつきました。
右衛門看到別個老闆擺到外面攤子上面的一排排黃色髮膠、突然是天賦上手、想把這老闆一頓日弄開始搞別個了。
「おい、びんつけ屋。
この黄色い物は、なんともうまそうではないか。
二、三升、売ってくれんか」
唉、老闆、你這黃色的是甚麼狗麻批哦?我看起來像是果凍一樣的好好吃哦、跟我秤個兩、三斤咯!
「えっ? 二、三升もですか?!」
唉!兩三斤?那你到底是要條兩斤還是三斤啦?
「おや? 何かまずいのか?」
怎麼?兩三斤多了啊?
「いえいえ。そんなに買ってもらえるのなら、たんとおまけを差し上げますで」
不不不、不過這講少也不少了、你若真是要這麼多我還可以送你些贈品勒。
大量の注文に、すっかり気を良くした店の主人は笑顔で答えました。
老闆也不曉得是著鬼打了啊、看起來這傢伙是打算真把這髮膠當成果凍賣起別個右衛門、一下想到這批兒若是真買自己三斤那自己都要笑死、吃死別個都不要逽自己麻煩來了。
すると段右衛門は、店の主人に両手を出して言いました。
右衛門這就也講了、好傢伙、還有優惠跟贈品啊。
「それでは、そのおまけの分を先に食べてみるとするか。さあ、この手につけてくれんか」
那你先幫白送的跟我過讓我放到手上試下子味、賣之前至少是要讓我體驗下子啦。
「へいへい。どうぞ、たんと食べてください」
好好好、來、客人你先體驗體驗、吃這傢伙就跟吃蜂蜜樣的。
店の主人は、段右衛門の両手にたっぷりとびんつけ油をつけてやりました。
這老板也是條奇才、就算這怎麼吹這髮膠好吃等到別個真吃了一口不全部給你吐出來啊、但人是見錢眼開、被鬼迷了心竅、還真是幫左衛門兩個手上用刷子塗滿了、要人開始舔蜂蜜了。
「ほほーっ。なんともうまそうじゃ。いただきまー・・・」
老闆!你屋這果凍看起來真的好吃啊、那我就試了啊?
口を大きく開けた段右衛門は、急に思い出した様に言いました。
就看右衛門裝到樣子準備開舔了、但是突然一想、不對啊、那條樣子就是的。
「おおっ、そう言えば残念な事に、武士は立食いを固く禁じられておるんじゃ。
哦、對了、老闆這不行啊!這武士他不能站到吃東西、我們有這條規矩到的。
さて、どうしたものか。
・・・そうだ、宿屋に戻ってから食べれば問題ない」
那這好不好搞了啊、我現在一口的油又不好浪費、算了、我人就先走到客棧再去吃了。
そう言って段右衛門は、さっさと行ってしまいました。
右衛門這話一講完、人是瘋快的跑不見了。
それからしばらくして店の主人は、
「・・・ああっ! 代金代金!」
看到人已經跑不見了影、老闆也是開始反應過來了、錢啦!老子的錢你還㫘過啊!
と、あわてて段右衛門を追いかけましたが、もう段右衛門の姿はどこにもありませんでした。
就看老闆自己也是不顧攤子了、兩個踋飛快的踏起來追趕起來了右衛門、但這那還逽到得人哦、早跟你不曉得跑哪裡去了、影子都看不到。
おしまい
结束
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