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第 257話
(日本民間故事 257)
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
イラスト 朗読パーク NPO声物園チャンネル
宝来る水
取巧
・日本語 ・日本語&中国語
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語り 「町田政則」 「朗読パーク NPO声物園チャンネル」
むかしむかし、大変縁起を担ぐ長者がいました。
到好久以前有屋地主就經常是講萬事博條好彩頭。
ある大晦日の晩、長者は下男を呼んで言いつけました。
三十夜、地主房裡喚來了夥計。
「明日は正月だから、早起きして若水(わかみず)を汲んでおくように」
今天十二點一過明天就是新年啦!你記得要早點起來去河頭打點頭水討個好彩頭啦!
すると下男は、首をかしげて言いました。
「はて? 旦那さま、若水とは、どんな物でしょう?」
這話一講把夥計人是聽懵逼了、夥計只曉得這彩頭是甚麼意思、不曉得這頭水是條甚麼卵、於是問了老闆頭水的意思。
「なんじゃ、お前は若水を知らんのか?
那你曉得頭香吧啦?
いいか、若水というのは新年の最初に汲む水の事で、病気や災いなどの邪気を追い払うと言われておる。
這水也是一樣的、第一個的去的就有好彩頭啊!你明天去打水!我就去廟裡面點香啊!到時我們又是一年到頭天天風調雨順、發大財哦。
この家では代々、川に塩をまいてお清めしてから汲んでおるのじゃ。
わかったか?」
哦!對了記得要先撒點鹽啦、這樣子水乾淨些!
懂?
「へえ、わかりやした」
先撒鹽是把?
夜が明けて、正月の元旦になりました。
「よーし、若水を汲むぞ!」
天一亮夥計不敢耽誤正事、馬上是依到吩咐跟人老闆出門打水去了。
男が張り切って外に出ると、外は昨夜からの雪が降り積もって足のすねまで隠れる大雪でした。
門這一開是冷了個卵脬翻天、這一看外面全是雪、白完了、看樣子是下了昨天一整夜。
「困ったな。こんなに足下が悪くては、川にはまってしまうぞ」
這好傢伙啦、打你媽水啊、舀點雪搞的好不?
どうしようかと考えていると、ちょうど田んぼのふちから水が出ているのに気づきました。
河邊肯定是遠了、現在雪這麼厚夥計是不準備打算去、用雪糊弄這惘忶案子肯定也是不怎麼搞的好、夥計想了半天、準備去田邊上的引水窖打水稍微近點。
「よし、あれがよかろう」
好勒!完工。
こうして下男はその水を汲んだのですが、その様子を女中が見ていて長者に知らせたのです。
也是講夥計貪圖了一個方便、但好死不死的背後有眼、被同樣也是起的早被地主交待了其他事的條婢女幫這事看到了、告密去了。
「旦那さま。ただいま戻りました」
婢女前踋告密夥計後踋到屋。
下男が長者に挨拶をすると、長者は怖い顔で下男をにらみつけました。
剛一進門、就看到地主惡起一副臉對到夥計開始要訓了。
「こら! お前、今、何をしていた!!」
你這舀的都是甚麼狗雞巴的水!我喊你用水田裡面的水了啊!
「何って、旦那さまに言われて、若水を取りに行った帰りですが」
啊!夥計曉得自己稀爛啦、開始狡辯了、但這田裡面的水他也是頭水啦、外面又堆到有那麼大的雪、我想去河邊也走不了啊。
「何が、若水だ!
女中から聞いたが、お前は近くの田んぼの水を汲んだそうじゃないか。
この、あほう!
新年早々、縁起でもない!
ええい、お前みたいなやつは、この屋敷には置いておけん。
今すぐ、出て行け!」
蠢!搞這些事怎麼可以貪圖一條方便啦!這也不是甚麼小事、別個講外牆用紙糊的加點泡沫掩起來不要緊、老子㫘喊你承重牆也跟我用假鋼筋啦、這人太過聰明就是蠢了、繼續用你我看是自己也被你帶到走黴運、遲早有天著你害死起來、算了你還是逽其他人上算、我現在就跟你拆下子賬。
長者はカンカンになって怒りましたが、下男はけろりとした顔で言いました。
一邊是地主發了好大的火、另一邊則是夥計的一臉委屈。
「旦那さま、それは考え違いです。わしは縁起が良いと思い、田から来る水を汲んで来たのです」
就聽到這時夥計又開始辯解了、講這田裡面的就㫘得河裡面的水來的好的我不相信、今天若這想討個好彩頭的人是我、我反而只得取田裡面的。
「どこが、縁起が良いんじゃ! よりにもよって、若水を田んぼから汲んでくるなんて!」
你個屌毛哦!你就是看外面雪大想懶個手踋!哪個屋取水得取田裡面的水啦?也就今天我屋這一家了!
「いえいえ、そうじゃありません。旦那さま、いいですか? 田から来る水は、つまり、宝来る水です」
所以講這附近的地主不就我們屋這一家?老闆你看那些個到河裡取水的人個個不都是㫘你有錢、你要想這田水他就是寶水啊!我這也不是瞎雞巴亂取、我要懶就直接融雪了啦。
「うん? 田から来る水は、宝来る水?」
田から来る水=たから(宝)くる(來)みず
長者はしばらく考えていましたが、ようやく意味がわかって、ポンと手を叩きました。
地主一想對啊、這水確實是可以用雪融、這批兒既然這都想到了說明他到田裡面取水是㫘騙我啊、確實是想跟我討個好彩頭、不是人懶。
「おお、そうか。
田から来る水は、宝来る水。
つまり、お宝が来る水という訳か!
うむ、確かにこれは、縁起の良い若水じゃ」
一想到自己屋裡還有條這麼會替自己想的聰明夥計、地主人是馬上由怒轉笑、還跟到幫人包了個大紅包、講我誤會你了啊、你還就真是到替我想了。
縁起を担ぐ長者は大喜びで、下男にたくさんのお年玉をあげました。
但其實夥計就是懶、畢竟別個已經作了雙手打算、真就是一開始直接跟你打算舀雪的、到時只要老闆一問就講我這是條幸來水不就又混過去啦?
おしまい
结束
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