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福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270

第 266話
(日本民間故事 266)
夜の蜘蛛

夜の蜘蛛
土蜘蛛

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、村人がひとり者の男に聞きました。
到好久以前村裡面就問有條光棍別個是怎麼想。

「お前も年頃だ。いいかげん、嫁さんをもらったらどうだ?」
你不結婚這以後老了哪個養你啦?

すると男が、こう答えたのです。
就聽到男的這時幫這麼條話講了。

「嫁は欲しいが、望むような女がおらんのじゃ。望むような女がおれば、すぐにでも嫁にもらうのだが」
我還要等自己老了別個才來養我啊?我還不曉得這自己真老了別個還要不要勒、萬一到時都是想老子直接死跟他們爆金幣啦?所以這就不能等自己老了再去看、懂?

「お前は、どんな女が望みなんじゃ?」
那你講這話到時是條甚麼意思啦?

村人が尋ねると、男は指で数えながら答えました。
扯半天、清常了、原來男的意思是逽條富婆、自己直接是準備不努力了、直接從現在開始就讓別個養、但這不現實啊、哪有那麼多富婆讓你逽啦?

「まず第一に、器量が良くなくてはならん。
第二に、よく働く女がいい
そして第三に、あまり飯を食わん事じゃ。
米がもったいないからな。
出来れば、何も食べん女がいい」
那不是富婆至少是要來條天天服侍我的苦工吧?
首先是老子講一不二、然後就是她吃苦耐勞又願意主動跟我當條牛馬、還有就是最好只能吃草就過活那就更加舒服、畢竟這米不便宜啦。
你想啊?這世界上甚麼牛馬最好?那肯定就是能耕能跑又不吃草啊!


「お前は、ばかか?! どこを探せば、そんな都合のいい女がいるんじゃ!」
我看你他媽還是去逽條富婆更加現實一點、真的。

村人は馬鹿馬鹿しくなって、帰って行きました。
這批兒他怕自己老了㫘人養、打算是取條堂客讓別個從現在開始就幫自己養了、但大家都講他是條癲子、散了。

でもそれから数日後、男の望み通りの女が現れたのです。
可就幾日後、雖這男的被全村是淪為笑談、這笑話都不曉得是傳好遠去了、但你媽怪奇啦、還真有條女的慕名而來了。

その女は道に迷っていたところを男の家に泊めてもらい、そのまま居ついて男の女房になったのですが、これが器量良しで、よく働くし、そして何も食べないのです。
別個還就真就是奔到你屋來的、敲了門、開口就是自己幫條牛馬跟你當了、我養你。

「器量良しで、よく働き、何も食べん。まったく、最高の嫁じゃ!」
這一下男的美夢成真、對到村裡面又是一陣誇耀、講看爹好聰明!免費的牛馬!別個真是白天作到晚上而且是一口水都不吃屋裡的!

男はとても喜んでいましたが、村人たちはそんな女を気味悪く思っていました。
但這你媽一口水不吃村裡面聽了反而還肌毛、並不是怪這男的歹毒、別個只是腦鬠有點問題、但主要是這條女的太讓人感覺古怪了、村裡面越想越想不通啊。

ある日の事、女房が男を自分の里へ連れて行きたいと言うので、男は女房と一緒に山道を登って行きました。
有天、來了個讓大家都能想通的契機、那就是女的要帶男人回自己屋去了、女幫男的手一拉、讓別個跟自己回老屋去了。

そしてその途中で、男のお腹が急に痛くなったのです。
但是路上走了一半男的突然是鬧起了肚子痛。

「あたっ、あいたたたた。・・・これでは、お前の里まで行けんぞ」
好啦、看來這今天估計是去不了啦。

「もう少しなので、わたしが背中に背負ってあげましょう」
但女的不依、講今天我一定要帶你回去、不行就讓我背你。

女房はそう言うと、男をひょいと背中へかつぎました。
(おお、これは楽だ)
男的看不要走路、這一下就輕鬆了、好傢伙好傢伙、這車一上嘴巴裡面也是不再叫苦。

やがてお腹の痛みもなくなり、男は女房に背負われたままウトウトと眠ってしまいました。
不曉得是不是休息了這麼個一陣的緣故、男的趴到女的背上時間是肚子已經好了不痛了去、但是人還是不想下來繼續走路、乾脆直接就那麼趴到別個背上熟睡過去了。

しばらく行くと、女房は男を草の上に降ろしました。
(うん、着いたのか?)
一段時間過後、車停了、男的感覺自己被放到了草上。

目を覚ました男が女房に声をかけようとすると、女房が突然大きな声で言いました。
但就這開眼瞬間、男的發現不對了、夾你媽狗卵啦、自己堂客開始脾氣豹變了、先是直接扯起了嗓子開䛥、已經不再溫柔了。

「お―い! うまそうな人間を、捕まえてきたぞ。今はよく寝ているから、早く食いに来いや!」
操你媽!繼續跟老子睡啊!多吃多睡多肥!爹這就才能舒服的吃你啊!

それを聞いて、男はびっくりです。
甚麼卵!男的一下著玩不懂了、看來這是自己被養豬了啊?

(あわわわわ。おれの女房は、人食いの化け物だったのか! このままでは、殺されるぞ!)
夾卵了、男的懂了、自己堂客這是條食人魔、甚麼都讓到自己吃那就是最後要吃自己啊!嘴巴裡面講的讓、但別個是一開始就打算幫甚麼都吃了啊!包括自己!甚麼都不要那就是甚麼都要、稀爛稀爛、自己馬上就要變豬啦。

男は女房のすきを見て、そばにある菖蒲(しょうぶ)と蓬(よもぎ)の生い茂る草むらへと飛び込んで、じっと身を隠しました。
操你媽!跑啊!男的趁到別個不留神、一瞬之機抽腿就跑、看到了一條草叢快點撲進去。

そして外の様子を見てみると、大きな蛇に姿を変えた女房の周りへ、大小の蛇たちが目を輝かせながら集まってきたのです。
男的這時就到草裡面看到草外面的堂客、別個已經是變完了身、化作一尾巨蟒、而且身邊還跟到有一群小蛇、別個眼睛一個個全閃到金光、就像條雷達一樣到那裡索自己命。

「おや? お前が連れて来た人間が見えんぞ」
我了個好傢伙哦?這肉剛剛趁到你剛剛變身的時間跑了啊!

「ああ、うっかり逃がしてしまった」
還真的!這曉得去甚麼地方了啊?

「それは残念。せっかく人間が食えると思ったのに」
啊?不是吧?我想吃肉啊!

「仕方ない。今夜は村へ、人間を食いに行こう」
不要緊的!記得我們之前到那條村子吧?我看了、裡面全你媽是肉啊!

これを聞いた男は山道走って、なんとか村へ戻ってきました。
全你媽是肉!這是要屠村啊!男的聽到後是徹底慌了、看到大蛇們走遠、快步下山往村裡面趕。

「大変だー! 蛇どもが村へやって来るぞー!」
跑啊!跑啊!蛇馬上就要來我們村吃我們來了!

男からわけ聞いた村人たちが、手に武器を持って集まってきました。
你講甚麼卵啊?眾人幫男的一截、聽別個幫事情好生的講了個詳細、所有人是鋤頭一提開始幫這即來的巨蟒嚴防到的。

そして、たき火をたきながら蛇がやって来るのを待ち構えているところへ、空から大きなクモが飛んで来たのです。
大半夜、全村還是不敢去歇、繼續點起了篝火、一個個又是火把一提幫夜守到的、估計也是看已經等不到空隙來了、妖怪們不待時機、直接正面開始突了、就看突然一條大蜘蛛是從天而降。

大クモは長いあしを広げて村人たちに襲いかかりましたが、村人たちは力をあわせて大クモをたき火の中へたたき込みました。
也不曉得這天上是怎麼得垂起來一根蛛絲的、反正大蜘蛛他就是吊到絲線上要拉你上去、八個大踋一張就像是夾娃娃機樣的要帶你上天了、但是全村人硬就是葫蘆娃救爺爺、一個個你扯我我扯你、越扯越多、憑到體重幫人大蜘蛛從天上拉了下來、眾人合力幫別個掗到火堆裡面去烤了。

すると大グモは数十匹のヘビへと姿を変えて、たき火の炎と煙に巻かれて死んでしまいました。
就看到雄火裡面是噼裡啪啦的開始作響、不一下這蜘蛛又是化整為零、從一條大蜘蛛變成好幾十條小小蛇四散潰逃作鳥獸散、但是一個個都㫘跑脫、全被身上的火燒死了。

この事があってから、
《夜の蜘蛛は、親に似ていても殺せ》
と、言うようになったのです。
這就是以前的人為甚麼講晚上的蜘蛛一定要防。

そしてこの日が五月五日だったので、それ以来、五月五日には魔物を近づけない様に、男を守ってくれた菖蒲と蓬の葉を家の屋根の上に乗せる様になったそうです。
今天大家成功弄了大蜘蛛這天是五月五號、從那天以來大家也是膽顫心驚、為了防止這鬼事繼續來、每年五月五都是好生幫這事防止到的、又聽講了男人當時被保了一條狗命的草叢那條草叢叢全是菖蒲、就想莫是這草辟邪、一到這天來幫別個屋頂子上面又是鋪了一些、講這次也好生幫你狗命護到、莫再被鬼堂客捉去了。

おしまい
结束

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