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福娘童話集 > 日本民間故事 > 241-270
第 268話
(日本民間故事 268)
毒キノコと大根おろし
香菇淋蘿蔔
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、あるお寺の二人の小僧が和尚さんに頼みました。
到好久以前山上有座廟、廟裡面只有大和尚跟小和尚、三條和尚這就還是幫水跟你吃到的。
「和尚さま、仏さまにお供えする花を取りに行かせてください」
這天小和尚就跟師傅講了、佛祖面的花今天都枯了啊、我們現在就換啊?
仏さまの花と言われては、断るわけにはいきません。
看樣子這小和尚還有心借花獻佛啊。
「よしよし、それはよい心がけじゃ。
しかし、野原には花に姿を変えた化け物がいると言うぞ。
師傅就講了小和尚其心可嘉、但你這要去摘花就要去野地、我們這地方出了廟門這到處都是妖魔鬼怪哦。
よく気をつけて、日が暮れないうちに戻って来なさい。
你若是不怕我讓你去也無所謂咯、但你天黑之前一定要跟我回來啦、逽不到花空到手也不要緊。
そしてもし道に迷ったら、このお札を投げて『道を教えてくれ』と言いなさい」
我怕你認不到路、這裡還有一張靈符過你、你到時回不來了就跟到它走、別個自動跟你導航到廟裡面。
「はい! ありがとうございます」
和尚さんは喜ぶ二人の小僧に、ありがたいお札を一枚ずつ渡しました。
小傢伙雖然讓大和尚還是不放心、但至少是有兩個人一起作伴、自己這又甩了每人一張靈符、按講也應該不要那麼去怕。
兩小傢伙看到可以下山出去玩採花去了、是笑了個卵脬翻天。
二人の小僧は大喜びで山へ行き、仏さまに供える花を探しました。
屁顛屁顛的下廟啦。
でも、花はなかなか見つかりません。
夢中で探しているうちに、二人は別々になってしまいました。
但講這逽花、半天全看到的都是草、花不曉得是躲甚麼地方去的、後面兩人還走越開、這下好傢伙直接走散啦。
やがて一人の小僧が、花のたくさん咲いている場所を見つけました。
「これはすごい!」
都是光顧逽花去啦、但還是幸好有成果咯、其中一條逽到了一處全是鮮花的所在。
小僧は夢中で花をつみ、かごはたちまち花で一杯になりました。
不覺間自己是已經摘滿一背簍了。
その時始めて、もう一人の小僧がいない事に気づいたのです。
剛一高興想讓另外一個小和尚也曉得一下。
「おや? あいつ、どこへ行ったのかな? もう、帰ってしまったんだろうか?」
耶嗨!那批兒人啦!發現了、自己夥計被自己玩丟了。
小僧は近くを探しましたが、もう一人の小僧が見つからないので、そのままお寺に帰って行きました。
這鬼曉得他去甚麼地方的哦?反正不急、別個也是有靈符的人、到時候也是應該自己得回去的、摘滿花的這條就不去管另外一條了、自己先歸了廟。
さて、もう一人の小僧ですが、お寺に帰ったのではなく別の場所でやっと一本の花を見つけたのです。
這就講另外一條、別個也當然不是被鬼捉了去、也不是先回了廟、別個是辛辛苦苦的翻了幾座山終於才看到一朵花了。
ところが不思議な事に、その花は小僧が取ろうとすると、スーッと動いて逃げてしまうのです。
但這謂是條甚麼千年萬年人蔘花啊?怎麼看到小和尚來就跑啦、跟你長腳了。
「おかしな花だな? まるで生きているみたいだ」
耶嗨!這你媽花還會跑?成精了?
小僧はその花を、必死になって追いかけました。
你跑我就追、我一條人還跑不贏你一條花啊。
そして気がつくと谷間にいて、もう暗くなりかけていました。
但別個萬年老人蔘、你只是條十把歲的小卵日、還是真㫘跑贏別個、追到追到天都要黑了、而且這地勢也不對啊、小和尚發現了、自己入谷了。
「大変だ。日が暮れる前に、早く戻らないと」
夾卵!天都要黑了!這是哪裡?要快點回去啊!
小僧が戻ろうとすると、どこからか話し声が聞こえてきました。
剛準備取出導航指路回去、不曉得從甚麼地方的一段講話聲音被小和尚聽到了。
『あの寺には、ごちそうがいっぱいある。和尚を殺せば、何でも食い放題だ』
那條廟裡面和尚天天吃臘肉啊!香火好旺的、我們幫和尚殺了先吃他的肉再吃他的人!
『それでは、お供えの花に化けて行くか? それとも、このままキノコの姿で行くか?』
那我們就直接去啊?都不要變個花甚麼的掩飾一下啊?
『キノコで行こう。あの和尚は、キノコが大好物だからな』
變雞巴變、這樣子最好了、那條和尚最喜歡吃菌子的、我們這就讓他吃、要他的命啊!
『しかしキノコの姿では、大根おろしをかけられたらお終いだ。気をつけないとな』
萬一他不單吃變得花樣來啦?幫我們燉到蘿蔔湯裡面這毒不就解了啊?
それを聞いた小僧がびっくりして声のする方を見ると、なんと毒キノコが話し合っていたのです。
小和尚隔牆有耳、聽到這段謀財害命是差點㫘幫自己嚇死過去、別個就是幾條菌子精到密謀。
(大変だ! 早く和尚さんに知らせないと)
小僧はお札を取り出すと、
「お寺への道を教えてくれ!」
と、言って投げました。
人一下急了、瞬間就是導航一開、快帶老子回去啊!
すると、お札は小僧を案内する様に、ヒラヒラと飛んで行きます。
靈符發揮了功用、他到前面引導小和尚就到後面跟。
小僧はその後をついて行き、無事にお寺へ戻る事が出来ました。
㫘半個鐘頭天還㫘黑完之前到廟了。
「和尚さま、大変です!」
開口就是師傅你夾卵了啊!菌子精要來吃你了、不對、他讓你吃來了。
小僧から毒キノコの話を聞いた和尚さんは、
「なるほど。いい事を教えてくれた」
大和尚這就聽小和尚細細道來啦、聽完之後一笑。
那還不好啊!千里迢迢送我嘴巴裡面讓我吃!這萬年菌子精我自己主動逽還逽不到勒!
と、礼を言うと、注意深く庭を見つめました。
這麼條好消息一得和尚馬上跑院子裡面看去了。
すると庭のすみに、突然大きなキノコが生えたのです。
(ははーん。これが毒キノコじゃな)
真的!地上一朵朵大菌子是全部給你滿了。
(真的來害老子啦)
和尚暗嘆不妙跟自己留了個心眼。
和尚さんは小僧に大根おろしをたくさん作らせると、それをキノコにかけました。
釋意這小和尚馬上跟自己削蘿蔔去、今天晚上我們吃餐好的!
するとキノコは苦しそうに暴れて、やがてタヌキの姿を現したのです。
這蘿蔔加菌子鍋裡一燉、等半天香氣㫘出來狐臭先來了、竟然是鍋裡面的菌子開始幫狸子變了起來、別個也過受不了了、化了原型!
「このイタズラタヌキめ! 今度悪さをすると、承知せんぞ!」
甚麼卵!竟然是你媽的狸子!浪費老子的蘿蔔啊!爹請你們死!
和尚さんが叱り付けると、タヌキはあわてて逃げて行きました。
當然這狸子跑的快㫘死成、早不曉得跑甚麼地方去了、和尚白佈置這一躺啦、菌子㫘吃到、蘿蔔也報廢了啦。
それからこの地方では、キノコを食べる時は大根おろしをかけてから食べるようになったそうです。
狸子的事出過之後大和尚為了讓其他人小心就幫這事到處傳、後面這地方的人基本上都是為防萬一、吃你條菌子之前都要先下你點蘿蔔驗毒了。
(原文不是蘿蔔加蘑菇一起煮、他的吃法是幫蘑菇淋點蘿蔔泥)
おしまい
结束
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