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福娘童話集 > 日本民間故事 > 271-300
第 278話
(日本民間故事 278)
朝茶は難逃れ
偶然必然
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、下野の国(しもつけのくに→栃木県)のある村に、たろべえというお百姓がいました。
到好久以前的下野國有條喊太郎的農民。
ある日の事、たろべえが畑仕事をしていると突然に役人がやって来て、たろべえを捕まえてしまったのです。
太郎這天就取到自己的鋤頭鋤地、突然背後就是幾條打手一現、好傢伙啦、跟太郎講你犯案子了、現在我們要提你人。
「なんだなんだ? どうしてたろべえが?」
啊?甚麼卵?這是個甚麼情況哦?你們是不是提錯人了哦?我名字是喊太郎兵衛啊!
びっくりした村人たちは、たろべえが連れて行かれた代官所へに行ってみましたが、代官所の門番たちは村人たちを中へ入れてくれません。
太郎人還到急忙解釋、其他個到太郎邊上的農民也不曉得這是條甚麼前因後果也到納悶、但提人的不管這些、上面喊我提哪個我就提哪個、管你犯的是甚麼案子、反正先幫你關到籠子裡面去這就不關我事了、看到太郎人被提走一些個村民也就跟到去看味、但等入了衙門人幫門鎖了、跟到的這些人不讓進去了。
そこで村人の一人が役人に何とか事情を聞いたところ、たろべえは一揆(いっき)を起こそうとした罪で、はりつけの刑にされるというのです。
村民來了這一躺也不能白走啦、問下了門衛、講你曉得這剛剛進去的那個是犯了甚麼事不?就聽別個講了、密謀造反、這傢伙是想翻天、估計你們以後是都看不到他了。
はりつけの刑とは、死刑の事です。
這看不到了那就不是死刑的案子啊。
「たろべえが一揆だなんて、何か間違いだ!」
那傢伙還有那麼條本事啊?按講不得吧?
「そうだ。たろべえは、何もしていないぞ!」
我也感覺有點問題、看起來平時人樣子不像啦、你們確定㫘捉錯人?他好老實的一個啊。
村人たちが口々に訴えましたが、役人たちは聞き入れてくれません。
聽到村民議論、但是衙役表示管我卵事、這事又不歸我管、我就只是一條跟人打工的。
数日後の朝、たろべえがはりつけの刑を受けるために処刑場へと連れて行かれました。
太郎被籠子裡面關了幾天、久無人問津、但就今天到了一條人點了太郎的名、喊他幫這斷頭飯吃了、等下好上路。
「もはや、これまでか」
太郎聽這話當場是人懵逼了去、這你媽就上路了啊?
村人たちがあきらめて帰ろうとすると、突然、代官所の中から大きな声が聞こえて来ました。
囚車上的太郎被押制刑場、車開到一半還看到了一些個站到衙門門口守到自己的鄉親父老、這些人一看來的人真是太郎曉得這㫘戲唱了、車都跟你上了啊、走走走、回去回去、這死人案子看了不吉利、㫘幾分鐘大家都準備散場的時候。
「開門! 開門!」
開門!快點開門啊!
門が開くと白はちまきにたすきがけの役人が、馬に乗って現れました。
衙門門口、來了條傢伙開始拍門了、別個騎到條馬看樣子也是當官的。
役人は、門の前にいる村人たちに言いました。
看人那麼急也不曉得是要去搞甚麼、村民隨口一問才曉得還真就是太郎那條案子搞錯了、別個是來刀下留人的。
「たろべえは、無実とわかった。これから処刑を止めさせに行く!」
我了個好傢伙哦!莫跟我直接砍死了啦、馬上面的這傢伙表情是生怕人已經死了好慌。
役人は馬にひとムチ当てると、処刑場へ向かって馬を走らせました。
門一開快馬加鞭的就往裡面衝到去了。
「よかった、よかった」
「これで、たろべえは助かるぞ」
這下好傢伙啦?你們講這太郎他得回來吧?
按講不得那麼快吧?才進去啊、應該趕的上!我們也看下子去啊?
門の前にいた村人たちは手を取って喜びながら、馬のあとを追いかけました。
反正門開了大家也就一起跟到嗎屁股後面去了。
ちょうどその頃、処刑場では、たろべえの処刑の準備が行われていました。
剛好、這時就正到砍腦鬠。
見張りの役人が、たろべえに声をかけます。
「どうだ。朝の茶でも、一杯飲まんか?」
提刀的講了、老兄你這斷頭飯㫘吃舒服啊?我看你這人是好慌啊、先吃口茶冷靜下子啊?
しかしたろべえは、振り向きもせずに答えました。
但都這條時候太郎早就不慌了、反而還好冷靜、相反慌的是提刀的、是他需要吃口茶冷靜下子。
「おれはじきに殺されるんだから、茶なんかいらん。早く連れて行ってくれ」
就聽太郎講了、你現在提刀幫我腦鬠剁了跟讓我吃口水再剁有甚麼區別?早砍早完事啦、你這等到要我砍腦鬠又不馬上砍我心裡面更慌啊。
「・・・そうか」
也是、提刀的套出了話、內心一穩、這總比別個一聲不吭幫他砍了好、至少要先確定這人得不得恨自己啦。
その頃、早馬に乗った役人はたろべえを助ける為に、馬の尻にムチを入れ続けていました。
就到操刀人沈住氣準備一刀跟你直接斃命的時候遠處的快馬也已經正到趕來了、別個騎馬的眼睛尖都已經到馬上面看到劊子手了。
「急げ! 急げ! 早くせんと、無実の者が殺されることになる!」
好傢伙!人還㫘死!幸好幸好啊!
そして処刑場が見えるなり、大声で叫びました。
「そのはりつけ、やめーい! はりつけ、やめーい!」
看到這劊子手客還剛正準備砍、就到那麼個叫停的人以為自己已經穩了的瞬間、甚至這話都已經喊出去了。
でもちょうどその時、たろべえは処刑場の役人に槍で心臓を突かれてしまったのです。
明明就都㫘看到有刀動啊!但頭已經飛起來了!
早馬の役人が駆けつけた時には、たろべえは死んでいました。
稀爛!這慢了一步啦、太郎頭顱獨赴蒼天了。
たろべえが無実であった事を聞かさせた見張りの役人は、とても悔やみながら言いました。
聽到聲音劊子手回頭一望、這就馬上的人跟提刀的人大眼瞪小眼啦、騎馬的後面還有一群村民也是定到不動的、劊子手雖㫘聽清楚這剛才的聲音、但看馬上這人的表情就已經是幫這事情懂了個七八分去、一臉黑完的。
「もうほんの少し、ほんの少し時間があれば。あの時、わしがすすめた朝のお茶さえ飲んでおれば死なずにすんだものを」
想通了、是這批兒命不好、天要讓他亡啊、不然這就怎麼的莫名其妙得被捉又莫名其妙被我砍啦?我明明之前那句話能救他一命都被他自己喊我快點砍幫自己玩㫘得了、這事到底代表甚麼啦?提刀的人一直是想了好久。
この事があってから、『朝のお茶は、その日の難を逃れる』と言って、この地方の人は朝にお茶をすすめられたら必ず飲むようにしたそうです。
村民也就討論啊、討論這得不得是有這麼一個可能、那就是太郎他死之前幫那口茶吃了是不是可以就不要死了?有些人覺得肯定是的、他要是當時願意吃口茶講不好還有命、因這個迷信、這地方也生出了大家都開始吃早茶的習慣、都講這東西可以熄個災。
おしまい
结束
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