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第 280話
(日本民間故事 280)
大晦日の火

大晦日の火
神隱

日本語 ・日本語&中国語

むかし、大晦日から元旦までは、火を決して絶やしてはいけないという習慣がありました。
到好久以前大家大年夜不睡覺一起烤火跨年、這個時候的火就千萬是不能斷、而且還要是燒的旺旺的、這才能保證來年的運勢也一直旺旺旺。

そこで大晦日の晩には木に火をつけて、それをいろりの灰の中に入れて火種を守り、お正月になるとその火種で雑煮を煮たりしたのです。
等到年一跨這就又是一口火鍋火塘上面一架、你一筷子我一筷子的大家一起幫這好運勢都吃到自己肚子裡面去。

ある大晦日の事、家の主人が下女に言いつけました。
就條有條地主他也是幫這條邪信到的、交待了這女工到時大半夜要看到了這火塘裡面的火啦、不能讓它熄了去。

「今日は大晦日だから、決して火を絶やしてはいかんぞ」
反正就是跟別個佈置了任務、看來這地主自己還是準備要去睡下子就不跟大家一起守夜了。

「はい、わかりました」
女工諾。

下女は火のついた木をいろりの灰に入れると、火種が消えないようにしました。
怕這火燃到太快到時柴完了難免火熄、一般讓火能過夜都是幫火用點灰蓋起來別個慢慢燒、女工也是一個這麼的正常操作。

ところが翌朝、下女が早起きをして、いろりに入れた木の火種で雑煮を煮ようと灰をかきのけてみたところ、どういうわけか火が消えていたのです。
火一掩好、人也是回房睡覺去了、第二天還要起早啦、但真等這第二天大清早人一醒、爛案子啦、這還莫講等下架鍋吃條甚麼火鍋了、不曉得是昨天晚上蓋太緊還是甚麼、火都跟你熄完了。

「たっ、大変!」
爛啦!快趁現在老闆還㫘醒啊!

この事が主人に知られれば、下女はひどく叱られるでしょう。
萬一到時地主幫這事曉得了、那自己不是要得餐飽的罵啊?

かといって火を付けようにも、火打ち石で『カチカチ』と火をおこすと、その音で主人にばれてしまいます。
快點用打火石幫你這條火上了、但女工急、這作起事來也就慌、先不講光打火石這條聲音就大了個卵脬翻天、直接就差點幫睡床上的地主吵醒了、女工也是才打兩下就跟到發覺不對頭了、馬上停手。

(困ったわ。こうなれば、どこかで火をもらわないと)
這夾卵啦!不能用火石啊、出去打?

そこで下女が火を探しに外へ出てみると、ちょうど大きな桶を背負った人がたいまつをともしていたのです。
快走快走、女工快走幾踋出了門、但這一下又是犯了愁、為甚麼啦?就因為這自己手上就兩個打火石啦、至少也要有個好燃的木屑甚麼讓自己幫火能續到火塘裡面去啦、天佑殘疾人、突然門口出現了一條背到桶子過路的火把客。

下女はその人に駆け寄ると、頭を下げてお願いしました。
好傢伙啦!這下火也不要打了、直接問人借下子火把就成了!女工兩踋一抽奔人面前了。

「まことにすみませんが 火をわけてもらえないでしょうか」
師傅師傅!嵒頭點不燃啊!火把借個我一分鐘跟到退你!

すると桶を背負った人は、にっこり笑って言いました。
路人看到女工不曉得為甚麼這麼急直接都開始上手搶了、八成也是猜到這傢伙幫自己主人屋火搞熄了、現在急忙要想消滅證據會心一笑。

「いいですよ。
火ぐらい、いくらでもわけてあげよう。
だが、わしは急な用事があって、すぐに出かけなければならない。
悪いが、この桶を預かってはもらえないかな。
もし正月が過ぎても桶を取りに来なかったら、この桶と中身をあんたにあげるから」
火把跟人手上一遞、講那我這桶子也過暫時放到你這裡上算、你就當是幫我存到、其實我現在也是到趕時間背到條桶不方便的、這路比較遠、不過最多我也就十五天就回來的、萬一要是到時候還㫘來說明我就是不得來了、反正過完年我若是還不回來取、這桶子你就自己處理了去上算、你想怎麼處理就怎麼處理。

下女は、とにかく火が欲しかったので、その桶が何かも確かめずに言いました。
女工大概懂了這是條甚麼意思、但現在自己關心的只是火把、不是你的甚麼條桶子、為了先幫這火把搞到手對到路人就是瘋狂的點頭、要人先幫火跟自己交了先。

「はい、よろしゅうございます。それでは桶を、納屋へ入れてくださいな」
那你急就快點走咯、我也急撒、你桶子就放到原地、我點完火到時就幫他放到庫房去、你哪天回來我就跟你去取。

こうして下女は桶を納屋に入れさせると、もらったたいまつの火で雑煮を煮て、何とか火を絶やしてしまった事を主人に知られずにすんだのです。
又是一陣時間過去、一切佈置完畢、地主起的遲、等到這早上幫火鍋吃到嘴巴裡面的時候完全不曉得已經發生過了甚麼、被女工矇混過關安全下莊了、還有讓地主不曉得的那就是自己的庫房裡面甚麼時候多了一條自己都不曉得甚麼時候放進去的桶子哦?

ところがその後、下女は預かった桶をよく見てびっくり。
其實女工她不曉得的事也有、那這事地主他就更不曉得了、而曉得這事的就他媽早上過路的那一條。

なんとその桶は、死んだ人を入れる棺桶だったのです。
好傢伙、你他媽大年初一跟人屋裡送副棺材、這裡面都不曉得裝的是哪個、當時聽那傢伙嘴巴裡面桶子桶子的到講、烏漆麻黑又看不清楚、真就以為是了。

「あわわわわ。お正月早々から、何て物を預かったのかしら!」
後面女工曉得啦、自己他媽接手了一桶死人骨頭、這事還是一切塵埃落定女工怕地主到時去到了庫房看到那條桶子過問、想幫別個移到個隱蔽角落裡面時發現的、好啦、這一下又是一顆深水炸彈爆了。

主人に相談しようにも、火を絶やした事がばれてしまうので相談も出来ません。
女工一下癲了去的、這桶子的事肯定是要瞞啊、不瞞自己熄火的事不就暴露了啊。

「桶をかついでいた人が、人を殺して入れたのかしら?
でも、そんな悪い人には見えなかったし。
・・・とにかく、早く取りに来てくれないと」
而至於為甚麼女工篤定這裡面裝的有人、就是因為那批兒臨走之前是這麼交待的、到時我若是不來那這桶子和裡面的東西都是你的了、裡面的東西?這棺材裡面能有甚麼?他是幫人殺了去拋屍的啊?那他就不該跟我過讓我曉得啊?我的個好傢伙啊、你一定要早點跟我回來取啊!

しかし桶を預けた人は次の日も次も日も現れず、とうとうお正月が終わってしまいました。
人這事女工自己覺得不像、八成是這人街上跑殯儀館逽和尚去了、只是講這人死的時間不湊巧、別個和尚也要過年跟你加班啦、過年這幾天別個人多香火錢都要跟你收手軟起來、哪個得跟你來摸死人骨頭哦、他講十五天肯定就是等別個搞完事上工。

「お正月が過ぎても取りに来なかったら、これをわたしにあげると言っていたけど、こんな物をもらっても。
・・・ああでも、もしかすると入っているのは、死人ではないのかもしれないわ」
但是這已經過完了年、街上門面也都開了啦、問題是這人還㫘看到要回來是甚麼意思?女又想到了這我要是到時不回來這傢伙就送你的案子、女一下癲神了、送我?不對啊!這是剛死還是已經死好久了哦?十五天到時庫房都臭了啊!

そこで下女は、恐る恐る棺桶のふたを開けてみました。
越拖下去越更加的稀爛、女只希望只要莫已經長蛆發臭了就甚麼都好、自己現在埋了都還能處理啦、最好不是一架死人骨頭就更好了、雖講不太可能、小心翼翼的開了棺。

すると中にはまばゆく光る小判が、びっしりと詰まっていたのです。
好啦、庫房裡面閃金光、差點閃瞎這人的狗眼、棺材裡面裝的原來不是死人骨頭、而是大大小小的金貝全跟你塞滿了、滿滿當當。

「ああ、あの人は、福の神だったんだわ」
女工一下懂了、福神啊!福神啊!原來那天碰到的那條傢伙是福神變過來的到玩我啊!我就講火怎麼可能得熄!是專門跟我送錢來了!

こうして下女はそのお金で大金持ちになり、下女をやめて幸せに暮らしたという事です。
侍女覺得甚麼都已經是被自己懂完了、隨即就是棺材蓋子一合、就那麼到的連條招呼都不打直接是背到條棺材從地主屋開溜了、不曉得是甚麼地方享福去了、這就講地主以後都㫘看到過女工人、納悶了、想到都這時了、跑路了也不像啦?工資都不要了?人那麼好?白跟我作個大半年?這是你媽著鬼婆抓去了啊?

おしまい
结束

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