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福娘童話集 > 日本民間故事 > 271-300

第 299話
(日本民間故事 299)
紫井戸の片目ブナ 弘法話

紫井戸の片目ブナ 弘法話
半目魚

日本語 ・日本語&中国語

松山(まつやま)の城山近くにある町の庭先に、紫井戸(むらさきいど)と呼ばれる井戸があります。
這就講松山的城山近處這裡就有一個小小鎮、小小小鎮裡面就有口井、這口井還過有專門的一條名、喊紫水井。

井戸の水が醤油をつくる水に適していたところから、醤油のむらさきにちなんで紫井戸と名付けられました。
至於為甚麼是有這麼個名字並不是因為水受到了甚麼重金屬污染、而是井水乾淨、導致都是用這水作醬油居多、最後就是以這醬油顏色取的名。

これは、その紫井戸に伝わるお話しです。
而就是這麼一口井還有到一個傳說到裡面。

弘法大師が四国巡礼の旅で紫井戸の近くを通り過ぎようとすると、ある家の庭先で一人のおばあさんがフナを料理していました。
從前他就有個好厲害的布衣和尚名喚弘法大師、別個喜歡雲遊四海、有天吧他就從這條井口過路、剛好碰到一屋裡面的這人就正到殺魚。

包丁で生きたまま片身をそがれたフナは、残った半身をピクピクと動かしながら悲しそうな目を大師に向けました。
魚一被殺反正就是被砍成兩半了咯、然後吧這還要死不死的一直彈啊彈、這一下幫大師看心痛到的、而魚也你媽的看到大師。

(うむ。ここで出会ったのも何かの縁か)
好好好、你我相見也是緣啊。

大師はお金を取り出すと、おばあさんに言いました。
師傅哦!魚賣不賣啊?我這點錢夠不夠哦?

「その片身のフナを売ってくれませんか? 片身ではあるが生きたまま逃がしてやりたい」
不夠也賣起我咯、我不是吃、而是想用這錢買下這條小傢伙的命、放生、你也積個德啦。

「はあ? これを逃がす?」
這你媽都一半了你還放條狗雞巴啊?來、我看你放活它啦。

おばあさんは首をかしげながらも、片身になったフナを大師に売ってやりました。
師傅收起了弘法大師的兩個銅板跟人幫自己的半條魚賣起他放生了。

(このお坊さん、頭がおかしいのでは? 片身のフナを逃がしたところで、すぐに死んでしまうのに)
他媽批、莫你媽是條神經病啦、你他媽活的還好點、這要死不死的放了也你媽活不成、浪費吧。

ところが不思議な事に、大師が片身のフナをそっと川へ逃がしてやると、片身になったフナは一生懸命に紫井戸につながる川を泳いでいきました。
直接來到這放生環節、人大師對到河裡面就是半截魚一掗、這魚一下水還就真開始遊起來了、而別個逃命的方向則是向到紫井的方向

そしてきれいな水の湧き出る紫井戸を自分のすみかにして、元気に子孫を残していったのです。
遊到遊到過就進井了、因為這紫井他的水好撒、最後就講魚進了井到這裡落了戶、還幫你媽小魚苗生起來了。

ある日の事、フナを大師に売ったおばあさんが紫井戸を覗いてみると、なんと井戸の中にいるフナは全部片目のフナだったそうです。
這你媽怪事撒、放條死魚從河裡遊到井裡還你媽活了又生小魚、當時賣弘法大師那條婆子覺得這事怪奇、有天就對到井裡面突然一看、好傢伙、裡面這些個小魚苗全你媽只有一個眼睛、更加怪奇了。

おしまい
结束

紫井戸と片目鮒

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