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福娘童話集 > 日本民間故事 > 301-330

第 325話
(日本民間故事 325)
相撲取り人形

相撲取り人形
座敷猛男

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、因幡の国(いなばのくに→鳥取県)に、作野屋というお金持ちの屋敷がありました。
到好久以前的因幡國這就一位有錢的大戶別個屋子也是過起的條好大、是條豪宅。

ある晩の事、この屋敷に五人の強盗がやって来て、主人以外をなわでしばりあげたのです。
但你屋子大這賊頭惦記啊、這天晚上過就來了五條爹、都是不速之客、講白了就是謀財害命來了。

「さあ主人、金のある所へ案内してもらおうか」
看到老子手上的砍刀吧?帶路!懂?去甚麼地方不要爹教你吧?

強盗たちは主人に刀を突きつけて、主人を土蔵(どぞう)の前に連れて行きました。
家主這就過被把尖刀一抵、走屋外面的庫房門前去了。

主人は仕方なく、いつもふところに入れているカギで土蔵の扉を開けました。
就看人那條不情不願的樣子、但現在也㫘辦法了啦、都危及到自己生命了、吊顜頚索子上面的鑰匙一取跟人亡命客開門了。

「よし、お前はここで待っていろ。逃げたりしたら、一家皆殺しだからな!」
好了、你就不要進去了、老子怕你看到後心臟受不了、就跟老子到外面等到!爹不怕你跑!你今天跑了你屋裡人就夾卵!萬一老子進去了出來就是要殺你全家!你屋子總要一直到這裡啦?

強盗はそう言うと、次々と土蔵の中へ入って行きました。
亡命客完全一點不慌、你敢告官只要老子不死出來就是放火燒你屋、有條不紊的進人庫房淘寶去了。

土蔵の中には小判のつまった箱が、いくつも積んであります。
這就一過進去蠟燭都不要你媽點直接是亮了、一箱箱的金銀是閃嚇了眾匪徒的狗眼。

「さすがは、作野屋の土蔵だ」
這你媽就是條小銀行啊?他屋的錢都謂是印出來的啊?比我們搶還要實在?

「ああ、ずいぶんと貯め込んでいやがる」
等我們有錢了就建立山頭到時候兄弟一多我們也印!只要有飛機大炮!錢都是紙!

「おれたちに、盗られる為にな」
對!這都是以後我們龍圖霸業的經費!

強盗たちは、小判のつまった箱を運び出そうとしました。
這有夢想是好的、先從第一步搬錢開始、箱子一提剛你媽準備走、不對了。

するとその時、土蔵の中に大声が響き渡りました。
「待て!」
都跟老子你媽站到莫動!我是你爹!

強盗たちが振り返ると、目の前に仁王の様な怖い顔の相撲取りが立っていたのです。
五人聽這話就過真還不動了、腦鬠一轉、這要看下子哪個是老子的爹啦?我們五條人都你媽傢伙佩到的、怕你?

「お前たち、すぐにその箱を元に戻せ! さもないと、ひねり潰すぞ!」
快點!箱子你媽跟老子放回原地!不然爹分分鐘請你們死!

相撲取りはそう言うと、丸太の様な腕をブンブンと振り回しました。
這庫房裡面看來是還守到一條倉管的、就是不曉得地主怎麼想咯?幫別個反鎖到裡面跟自己守倉庫?這是自己人也到防啊。

「ふざけるな! いくら相撲取りでも、たった一人で勝てると思っているのか!」
但你還莫講這條倉管塊頭還蠻大的、別個一條打你兩條看來是完全可行、但這邊是五人又都有傢伙啦。
老哥?!我看你英明神武你確定要跟我們對到搞?我們有五條人啦?我看地主幫你還反鎖到裡面這是故意防到你啊?值?跟哥倆我一起上山了啊?


強盗の一人が、刀を抜いて斬りかかりました。
講是這麼講啦、但這上山不是拉攏人力士、而是要人墳頭上山、刀鳴了。

しかし相撲取りは刀を手で払いのけると、強盗の体を軽々と持ち上げて力一杯投げつけました。
「どすこい!」
但你媽這傢伙鋼筋鐵骨刀槍不入哈?亡命客一個個是刀都砍卷了、而自己被這傢伙一巴掌剛呼臉上、牆垮了。

投げつけられた強盗は、土蔵の壁に頭を打ち付けて気絶しました。
也㫘垮那麼誇張咯、反正就是牆上面一道道血印子開始往下面淌、打頭炮的大哥已經是頭破血流倒牆角邊的。

「ま、待ってくれ。 箱を元に戻すから!」
停!老子有準講讓你們跑了啊!跟爹幫箱子移回去再走啊!回來!!

とてもかなわないと思ったほかの強盗たちは、あわてて小判の箱を元の場所に置くと、土蔵の外へ飛び出して一目散に逃げて行きました。
這就一句回來、響徹山河、人倉管還這你媽會獅吼功啊、幾個賊頭這過又是回頭幫箱子移回原處、大哥都不管了、跑你媽的路哦、惹不起惹不起!

「みんな、喜んでくれ。相撲取りが現れて、強盗たちを追い返してくれたぞ!」
門外面的主人看到剛才的幾位親爹是空手而回落慌而逃、快進去一看、一條猛男站到的、感謝恩公啦。

主人はしばられている者たちの縄をほどきながら、土蔵の中の出来事を話しました。
第一件事這過先是幫被賊頭們包成粽子的全家解綁去了。

「どこの相撲取りかは知らないが、とりかく礼を言わないと」
對了!恩公!他是怎麼得進去我庫房的哦?請教人一下去啦。

屋敷のみんなが土蔵にかけつけると、中には気を失った強盗が一人倒れているだけで、他には誰もいません。
主人解完眾人圍又是馬上幫庫房一入、但你媽恩公怎麼已經倒地上去了哦?不對?這是賊頭的大哥啊?那恩公啦?

「あの相撲取りは、どこへ行ったのだ?」
恩公?你人啦?讓我再看你一眼咯!

とにかく、その強盗が逃げない様に縛り上げるとと、屋敷のみんなは土蔵の中をあちこち探してみました。
久覓未果、主人這看到賊人都開始動彈了、馬上呼來夥計先幫這傢伙綁成粽子先、然後就是繼續對空喊話要人恩公現身、講自己酒肉款待。

すると土蔵のすみに、木で作った相撲取り人形が転がっていたのです。
就是這麼個客套話一講咯、牆角有動靜了、主人馬上跑過去確認啦、這一看一個小木人偶、人偶?

「もしかして、この相撲取りが土蔵を守ってくれたのか?」
這條力士人偶就是恩公?這麼邪奇?不會吧?你們怎麼看?

「まさか、木の人形だぞ」
但老闆你門是鎖到的啊?雖講我認為不是咯。

「しかし、この相撲取り。木の人形なのに、汗をかいているぞ」
人偶身上還有汗!講不好這就是恩公自己的雕像、是剛剛別個捏到手上時手汗沁到上面去了!絕對!

「ほ、本当だ」
是有汗、但這汗?那他人是怎麼出去的哦?不對!

不思議な事に木の人形は、全身にびっしょりと汗をかいていたのです。
為甚麼不對啦、因為主人發覺了、是你媽這條人偶到自己手上開始冒汗。

「やはり、この人形が大男になって助けてくれたのだ」
屌屌屌!雖講這傢伙古怪!但是別個助我們在先!我看並無加害之意啊。

主人が言うと、おばあさんが思い出したように言いました。
對了!主人這個時候到想這條人偶當初是怎麼進來的、自己怎麼一點印象都無啦?一下想起婆子交待過自己的話了。

「そう言えば先代の頃、前の土蔵が火事で焼けた時に不思議な相撲取りが現れて、土蔵の中の物を外に運び出してくれたそうな」
你們曉得之前屋裡的大火吧?那事我聽婆子講過!也是突然出現了一位神人救急第一時間連忙開始搬東西!這東西就是一直都有、並不是最近才來!怪不得我毫無印象!

「するとこの人形は、二度も土蔵を守ってくれたのか」
我今天親身經歷才曉得婆子當時講的胡話是真、原來是這樣子哦!

主人は相撲取り人形の為に社(やしろ)を作り、その中へ人形を祭って毎日拝むようにしたということです。
這過又是思前想後一陣、確實是自己講酒肉相待這人偶才開始掉落啦?莫是人有這個意圖?雖講人偶不會講話、但自己都講出的話不好食言、這東西又這麼邪、主人是幫人專門搭了個台子、當這傢伙是條神仙一樣、每天燒高香酒肉貢品開始擺起來了。

おしまい
结束

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